はい、新しい家具を買ってからシックハウス症候群の症状が出た例はあります。建材は法律で規制がありますが、家具は作り付け以外規制がありません。量産品は接着剤など化学物質が多量に含まれています。
例えば、木目のプリントでできた合板の棚。MDFと言われる材料でできています。
MDFはおがくずのような木のチップを集め、接着剤で固めて板状にします。そこに木目のプリントを接着剤で貼り付けます。見た目は『木の棚』なのですが、木の良さはもうそこにはありません。化粧繊維板やパーチクルボードなども同様の作り方です。集成材も木を貼り合わせて作っているので、接着剤を多量に使います。安価な輸入家具などは特にこのように作られていることが多いのです。
特にベッドなど何時間も近くで過ごす家具を選ぶ再は要注意です。
ホルムアルデヒドの放散が一番少ない日本製の【F☆☆☆☆】ランクの家具を買えば安心か?というと、そうではない例もあります。シックハウス症候群の症状に悩んだ方が保健所の協力の元、ホルムアルデヒドの数値を計測したところ、国の室内濃度指針値(1立方メートル当たり100マイクログラム)を超える135マイクログラム相当のホルムアルデヒドが検出されました事例もありました。
では、どのように家具を選べばいいのでしょう?
無垢材の家具を選ぶことです。値段は何倍もしてしまうのですが、のちの健康と安心・安全を考えれば決して高い買い物ではないはずです。全ての家具を今すぐ無垢材で揃えるというのは無理かもしれませんが、健康を考えて選んでいきたいですよね。
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