新潟の気候は冬は雪や雨・曇りで日照時間が少なく、夏は湿気でじめじめするのがの特徴です。その反面、豊かな自然の恩恵を受けお米や野菜がとてもおいしい。そんな新潟での家づくりで気をつけたい「新潟ならではのポイント」を4つに分けてみました。
【①気候】
・「夏暑く、冬寒い家」にならないよう断熱性能や断熱材に気を付けましょう。
・冬の結露や夏の湿気でカビが生えやすいので調湿効果のある断熱材や壁材を選びましょう。
・冬は室内が暗くなりがち。採光を考える為に日当たりシュミレーションなどをお願いしてみましょう。
・冬はベランダに雪が積もり冷凍庫状態になります。そして雨風で汚れやすくお掃除しづらいです。ベランダはどう活用する予定ですか?もし布団を干すだけなら、布団干しに変更するなどもひとつの案です。
【②収納】
・ロングブーツやショートブーツ、長靴など雪国ならではの履物に対応できる収納スペースを考えましょう。
・ダウンコートや薄手のコート、ロング丈、ショート丈、または仕事用など、他県より一人何着も上着が必要になりがちな新潟。玄関に収納するのか?室内なのか?動線なども想像して考えましょう。
・忘れがちなスノーダンプやスコップなどはどこへ?玄関で意外と場所をとります。
・スノータイヤ収納場所の確保しましょう。
・親戚、知人が農家だと年中通して野菜や果物をもらったりする機会も多いです。保管は涼しい玄関先なのか?室内なのか?を想定してみましょう。
・スキーやスノボ、釣りやキャンプなどの趣味がある場合も、玄関に収納するのか?室内なのか?ある程度決めておきましょう。
【③駐車場】
・新潟ではお子さんが成人して仕事をすれば車が一人一台になる可能性が高いです。駐車スペースにはゆとりがあった方が安心です。
・車から玄関までのアプローチが長すぎると、雪や雨の多い新潟では自分も荷物も濡れがちです。
・屋根から落ちる雪、雪かきした雪の置き場も考慮しましょう。
【④土地】
・近くに大小さまざまな河川の多い新潟。ハザードマップなどは必ず確認を。
・用水路から水があふれることも近年報告されています。基礎は高めに。
新潟の風土を考慮せずに快適さを求めた家づくりは、暑さ・寒さや、暮らしにくさの原因になってしまうこともあります。天候の特色、地場産業や農業などによる独特の生活スタイルや持ち物もけっこうあります。それらを考慮して家づくりをしましょう。しかしながらで想像するには限界もありますので、実際に家を建てた人の体験談をぜひ聞いてみましょう。
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