Material 木材へのこだわり

千癒の家の家づくりの標準仕様です。
住宅のどこに、何を、どれくらい使っているのか、包み隠さずお見せすることができます。

全構造材が 無垢材

見えないところにも無垢材を使用

自然素材の家、無垢材の家を提供する住宅メーカーの中では、実は構造材(柱や梁に使われる木材)は集成材を使っているメーカーも少なくありません。


千癒の家では、構造材にも全て無垢材を使用しています。構造材は、人体へ害がないだけでなく、一般的に使われている構造用木材のなかでも圧縮強度、曲げ強度、せん断強度ともに優れています。より地震に強い家造りで皆様の安心と信頼にお応えしています。

無垢フローリング 厚さ3cm

3cmの無垢材をフローリングに使用

千癒の家では、フローリングにも3cmの無垢材を使用しています。使い込んだ革の小物のように、時を重ねて美しさと愛着が増していくところが無垢材の魅力です。


他の自然素材・無垢材系の住宅メーカーにフローリング材の厚さを聞いてみてください。フローリング材を使っていても、厚さが1.5cm程度の薄い木材を使っているかもしれません。「おしゃれに見せたい」「自然素材のメーカーを名乗りたい」というだけなら、無垢材のメリットを活かしきれていません。千癒の家は、無垢材のもつ断熱効果、過ごしやすさを最大限に活かすため、3cmの床材を標準仕様にしております。

また、無垢の木は断熱性に優れており、鉄の約265倍の断熱効果があります。真夏に直射日光を浴びた車のボンネットを想像してください。玉子焼きが作れそうなほど熱くなっていますが、木は直射日光浴び続けてもこれほど熱くなりませんよね。
そのおかげで、体から熱が奪われないので、冬でも素足でいられるんです。裸足で暮らすことが一番気持ちよい、そんな住まいを提供しています。

超天然乾燥杉
(屋根下地・床下地)

目に見えないところにも天然乾燥杉を使用

屋根下地や床(畳)下地は、普段目に見えず、肌に触れることもありません。ハウスメーカーの中には、目に見えない部分の木材はベニヤ合板を使うところも少なくありません。


千癒の家の屋根下地・床下地にも他社メーカーであれば、仕上材(目に見える部分のみに使われる木材)に使用するようなレベルの国産の天然木材を、目に見えないところに使用しています。

薬剤を一切不使用、本物の「天然杉」

天然の木材といっても、輸入木材やカビの生えやすい木材、シロアリに食べられやすい木材等もあります。そういった木材は検疫機関や公共試験機関等の指導や推奨により防カビ・防虫のために劇薬も使用されているのが現実です。千癒の家では、国産材を45℃で乾燥した超天然乾燥の杉のみを使っています。

新潟県産の越後杉
(補助金対象)

新潟で育った、新潟に適した杉

千癒の家では、木材に「越後杉」を使用することも可能です。越後杉は、その名の通り新潟県内で育てられた杉で、県が定めた基準に合格した、大変美しく香りも良い良質な杉です。住宅にすると、とても良い木の香りに包まれます。

新潟の地でじっくりと育った越後杉は、長い冬と雪が積もる風土の新潟の家づくりには最適な素材です。

越後杉は補助金対象

新潟県では、地域の風土で育った県産材を使用した住宅の新築・購入・リフォームに対し、補助をする制度(ふるさと越後の家づくり事業)があります。
条件によって利用できない場合もありますが、家づくりの金銭的な負担を軽減することができます。ご興味がある方は、是非一度お問い合わせください。

全構造材シロアリホウ酸処理

人に害がないホウ酸処理

量産ハウスメーカーによる家の床下には、ネオニコチノイド系の防蟻の薬剤が大量に散布されているのが現状です。ネオニコチノイド系の薬剤は、タバコの有害成分であるニコチンに似たもので、昆虫や人の神経伝達物質を狂わせ、胎児・小児では低用量でもさまざまな影響があるといいます。昆虫を死に至らせる濃度で人が死に至ることはありませんが、人体への影響はゼロではありません。

住む人の健康や未来を担う子どもたちのため、千癒の家のつくる家ではこうした防蟻処理剤を使わず、人に害を与えないホウ酸処理を行っています。

効果は半永久的に持続

農薬系の一般的な薬剤はわずか3~5年で効果がなくなります。効果がなくなった場合、再度専門業者に依頼し、床下に薬剤を散布するしか対策の施しようがありません。人が住んでいるすぐ下に、人体に影響のある薬剤を撒くことに、私達は賛成できません。

ホウ酸処理は、新築時に一度行うだけで、半永久的に効果が持続します。長期間でみれば経済的であり、健康的面でも安心して過ごしていただけます。