昭和34年創業、この新潟市で 「リフォームのいらない家」 「健康住宅」を建て続けています。 千癒の家が、「リフォームのいらない家」「健康住宅」に拘って提供する理由は、私自身が親として子供が安心して成長できる環境を整える必要があると感じているからです。これこそ、親としての最低限の責任なんじゃないかと考えています。 近年人気の「ローコスト住宅」は、新建材を用いることで確かに住宅価格を抑えることができます。しかし、ローコスト住宅を提供する会社の社長さんは、新建材を使わない住宅に住んでいる。自分が住みたいと思わない家を、仕事と割り切ってお客さんには勧めるわけです。 家づくりとは「自分が住みたいと思う家を建てること」。 家族が安心して住める健康住宅をこれからも提供いたします。
先代の社長である父親が他界し30歳で工務店を継いだ頃、目が回るような忙しさのためか、3年間くらい記憶がすっぽり抜けています。仕事を覚えながら経営の勉強をして、自分より年上の職人さんと現場をまわして、とにかく必死でした。 その頃、父親が建てた近所の顔なじみの家をリフォームすることになり、打合せしていると 「まだローンも終わってないのに修繕だってかね」 と苦笑いしながら言われました。建てて10年くらいの家でしたが、もうリフォームしなきゃならないのかと。住宅建築に携わって日も浅く、そういうものだと思い込んでいましたが、お客さんの言うことも一理ある、と印象に残りました。 私には住宅建築への先入観がないだけに、新鮮な目で業界を見てみると、実にさまざまな疑問がわいてきます。日本には神社仏閣など数100年以上も耐える建築物があるのに、現代の新築が10年したらリフォームを必要とするのはなぜか?
それを調べていくと、メーカーがこぞってアピールする高気密・高断熱の家が、実は施工不良や断熱材の質の問題で結露を生み、カビやダニを発生させて内部から腐食させ住宅の寿命を短くしているとか、いろいろなことが見えてきます。技術的なことだけでなく、長期優良住宅をはじめとする国の施策が名ばかりで機能しないのは、10年サイクルでリフォームの仕事が生まれるよう、政治家と住宅業界が手を組んでいるからだ、などの大人の事情といいますか、世の中の利権や癒着の構造にも気づいていくわけですね。 すべては戦後、焼け野原になってしまった日本をどう立て直すか、という政策から始まっているんです。資材も無い、お金もない、ないないづくしの世の中で国民を雨露から守るためにと開発された「新建材」と呼ばれる材料や、プレハブ工法などの短期工法がいつの間にか主流になってしまった。それがために従来の自然建材を使おうとすると、その大部分が国産でなく輸入品になってしまう。私の祖父が手がけていたような本当の材料を使った在来工法建築は、一部のお金持ち以外には手が出ない高額なものになってしまったのです。 目先の会社の利益よりも、施主様にとって本当に価値のあるものを提供したい。 そんな想いでリフォームのいらない、孫の代まで住めるような家を建てています。
住む人のしあわせにつながる
『本物の住環境」へ想いを込めました。
「千癒の家」 というブランド名には、全てにこだわりがある真の健康住宅には、たくさんの意味と理由があり、数え切れないほどの癒しが宿る家であること、という想いが込められています。 2017年、わいけい住宅は設立25年の節目に千癒(ちゆ)の家というブランドをスタートします。先代から引き継いだ地元密着の建築業25年間積み重ねてきた経験と実績を軸に、千癒(ちゆ)の家という新たなブランドでブラッシュアップいたします。 上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家を健康住宅として「家族に癒える力」 をテーマに、皆様の「暮らし」 がより一層豊かになる提案ができる企業へとステップアップしていくことをお約束します。
(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))
弊社はSDGs6項目について取り組みを行なっています。
SDGs(エスディージーズ: Sustainable Development Goals 持続可能な開発目標) とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された、2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人として取り残さない」ことを誓っています。