狭いキッチンで活躍する水切りグッズ

昨日、長岡市の大型ホームセンターへ行きました。新型コロナの影響か人はまばらでした。しかしながらこんな時こそモノの買い方、持ち方を見直すよい機会でもあると感じたりもします。

さて、もうすぐ4月。お子様が進学や就職で一人暮らしを始められる方もいらっしゃるかと思います。おめでとうございます!

一人暮らしのアパート。収納の悩みの他に、キッチンの狭さに悩む方も多いです。わたしは19歳で自立し、その後12回の引越しを経験しました。その度にキッチンの狭さには悩まされたものでした。

一番場所と取るのは水切りカゴです。食器を片づけたあとも、空っぽの水切りカゴがでで~んとその場に鎮座したまま。スペース、もったいないですよね。なので、思い切って水切りカゴはやめて【水切りマット】にしてみましょう。

マットだとびしゃびしゃにならないの?と心配されるかもしれませんが、全然大丈夫ですよ。吸水性と速乾性に優れています。お手入れを考えると、珪藻土のマットもありますが、マイクロファイバーのマットがおススメです。食器を片付けたら絞って干しておくだけ。汚れたら洗濯機で洗えるので衛生的。水切りカゴに発生するヌメヌメやカビの心配もなくなります。

サイズやデザインも様々。水切りマットに変えるだけで、スペースの活用&時短に。ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。みなさまの暮らしが快適になりますように。

 

 

【新生活に向けて】スッキリ暮らすコツ

先日江南区での完成見学会にいらっしゃったOB様からラジエントヒーターの使い方についてお話を伺いました。ラジエントヒーターで炊飯されているそうで、「炊飯器に戻れないほど」美味しいと・・・!(炊飯器は手放したそうです)

わたしもさっそくラジエントヒーターで炊飯してみましたら・・・

もう別物!同じお米とは思えない甘味で、おかずには目もくれず白米だけ黙々と食べました。

炊飯には6年愛用のレミパンを使用。フライパンが炊飯でふさがり、おかずとの同時調理ができなくなったので、レミパンをなんともう1つ!購入しました。レミパンが一家に2台・・・ちょっと笑える光景かもしれません。

 

実はとっても優秀で、焼く他に、煮る、蒸す、揚げる、そして炊く。5通りもの使い方もできます。この6年はレミパン1つでほとんどの調理をしてきました。いくつかもっていたサイズ違いのフライパンや鍋は手放しました。1つで機能がたくさんあれば、いくつもの調理機器を持たなくてよいことに気付いたのです。

 

お家の中の収納用品選びでも同じことが言えます。その場所でしか使えない収納用品を買うよりも、他でも使えるか?を想像して収納用品を買うと、引っ越しや模様替え、進学などのライフステージの変化など、変化の度に買いなおさなくてもよくなります。

 

以前のブログでもお話致しましたが、例えば衣類でよく使う3段のプラ製引き出し。収納量がたくさんあり、割安なのでホームセンターなどでも手軽に購入できます。衣類がたくさん入ってお得。でも実は1段ずつ3ヶ買う方が将来の使い道が広がります。家族内で1段ずつ分けることもできますし、押し入れでもクローゼットでも両方で使いやすい。衣類が少なくなった場合、3段は3段分スペースを使いますが、1段ずつなら好きな段数で重ねたり、左右に並ることもできます。逆に増えた場合は1段ずつ足すことも可能です。

 

もちろん、カラーバリエーション、デザイン、天板付き、強度など、3段の良さもあります。

 

キッチン便利グッズなども同様で、とても優秀で家事時短になりますが、あっという間に数がどんどん増えていきます。気づけば引き出しがいっぱいに。よく考えると包丁1本ですべて間に合うことだったりします。

 

1つのモノで様々な使い道のあるものは、昔から愛され続けているものが多いです。私たちの生活は実はもう「足りている」ということに気づかされます。

 

春の新生活。新しく何かを購入する機会も増えると思います。買う前にはぜひ【モノの可能性】を想像してみてください。買うモノが減れば、整理収納しなくてもスッキリ暮らせる生活も自然に近づいてくるのです。

 

わたしも炊飯器を手放す予定です。

【整理収納コンペティション2020】東北予選会へ出場します

私ごとではございますが、おかげ様でこの度、整理収納アドバイザー年に一度の研究発表の祭典、【整理収納コンペティション】東北予選会(仙台)への出場が決まりました!

全国の整理収納アドバイザーが1年間に現場などで培った経験・結果をまとめ、書類予選を通過すると3月下旬より全国8ヶ所で行われる地区予選会に出場します。そして更に6月に東京で開催される全国大会での入賞を目指します。

研究は家の中の整理収納の他、会社や学校を始め、地域連携や発達障害など多岐にわたります。最新の整理収納情報を得る場となっていまして、全国大会は一般の方も入場できます。

整理収納を学ぶ良さは、家事時短だけにとどまらず【様々な人の笑顔と健康】に繋がっていくことだと思っております。笑顔と健康に繋がる点で良い住宅選びととてもよく似ていると思っております。

整理収納コンペティションの経験をみなさまに還元し、より笑顔の多い暮らしが整うようこれからもお手伝いしていきたいと思っております。

新生活アイテム、買う前に覚えておきたい2つのポイント

新年度の生活に向けて街中の売り場が変化する時期になってきました。

洗濯機や冷蔵庫などの家電の他、収納グッズを買う方も多いと思います。収納は【使いまわししやすいアイテム】を選ぶのが、賢い買い方です。

選ぶポイント2つ!

 

①色味を揃える+ポイント使い

白、ベージュや茶系はとても使いやすい色です。精神が落ち着きやすい色でもあります。場面や人を選ばず、使いまわしがききますので、全体をその色で揃えます。その上でポイント使いをプラスします。

『中身が見えたほうが使いやすいもの』

『紛失しやすいものや重要なもの』

などは、中身の見えるクリアタイプにしたり、好きな色にして目立たせるようにします。ピンクや緑は様々なお店で取り扱いもあるので、比較的揃えやすい色でもあります。

家全体はスッキリしているのに、使いやすい収納になります。

 

 

②最初から大型のモノを買わない

例えば洋服の収納でよく使う3段や5段の引き出し。

収納の場合は「大は小を兼ねる」が必ずしもよいとは限りません。

片付けを進めていくと、服は厳選されて減るのがほとんどです。

畳んで引き出しにしまい込む収納をやめて、吊るす収納に変えたりすることも。

すると引き出しは1段まるまる余ったりします。

そのような変化に対応できるよう引き出しは【1段ずつ買う】のをおすすめしています。

割高にはなりますが、長い目でみると買いなおしをしなくて済みます。

他の場所や、他の家族が使うこともできるので、家計全体で考えるととても節約になります。

 

 

お店のイチオシ商品やセール品を買う他に、

使いまわしのできるアイテムを揃える視点でも選んでみてください。

 

年末年始、片付けが間に合わなくても・・・

今朝、地元燕三条ではほんの少し雪が降ったあと、この時期にはとても珍しく青空をみることができました。青空を有効活用!収納用品巡りへ。

売り場では収納用品をまとめ買いしている方を多く見かけました。アイテムによっては売り切れも。年末は大掃除とともに、おうちの収納を見直すとてもよいチャンスです。

おうちやお部屋が散らかっている場合、片付けを成功させる秘訣は1つ。

「収納用品を買って解決させようとしないこと」です。

収納が上手な方は、実はモノをため込んでしまう側面もあります。なぜなら、たとえモノが増えていたしても収納術で解決できてしまうからです。見た目にはスッキリしていて散らかっていない。でも実は不要なモノを持っていたり、使用頻度の低いモノが混ざっていたりもします。

整理収納は「すっぴん」と「メイク」に似ています。不摂生でできたニキビや寝不足のクマはコンシーラーとファンデで隠せてしまいます。そして自分がより良く見えるように色や輝きをプラス。キレイになって問題ないようですが、本当に必要なのは高機能な最新コスメではなく、食生活や睡眠時間の見直し、運動習慣をプラスしてすっぴんに自信がもてるようにすることだったりします。

メイクでごまかす=収納用品で解決しようとする

すっぴんを美しく=整理に取り組む

 

 

とはいえ、「モノの整理はココロの整理」でもありますので、しんどく感じることもあります。年末年始、時間があるときこそ、そのしんどさにちょっと向き合ってみませんか?心から新しい気持ちで新年をスタートできると思います。1月1日スタートに無理して間に合わせる必要はありません。自分だけの「1月1日」は、いつからでもスタートできます。

 

どうぞよい年末年始をお過ごしください。

本年の出会いに感謝いたします(^^)!ありがとうございました。

 

 

 

ズボラな人ほどうまくいく!整理収納勉強会 ご好評を頂きました(^^)

昨日は12月でお忙しい中にも関わらず、2名の方にご参加頂き、感謝でいっぱいです。ありがとうございました!

ズボラをテーマにしておりました昨日の勉強会。「ズボラな収納」というのは実は「適当な収納」という意味ではありません。似ているようで違います。整理収納において「ズボラ」というのは「応用」にあたります。基礎ができての応用。なので昨日はまず基礎理論をお話させて頂きました。その後に基礎を活かしてどのように「ズボラ」な収納にするか?実例とともに解説していきました。スライドや資料ではなく、実物をお見せしての解説はとても好評を頂けました。

子供でも大人でも、歳をとっても、整理収納は生きている限りずっと続くこと。「一人一人が自分で整理収納ができるようになること」を大切にしております。キッチリした方法でも、ザックリした方法でも、ズボラな方法でも、自分の性格に合っていればどれでもいいのです。基本はありますが「正解」は一つではないことが収納術の楽しさでもあります。

家づくりも、整理収納も、基礎から。これからも整理収納についてわかりやすく、そして身近に感じてもらえるように様々な情報をお伝えしていきたいと思います。

保険証券の整理、何をとっておけばいいの?

 

今週月曜、整理収納の勉強のため、保険証券整理の講座を受けに東京渋谷へ行ってまいりました。再開発工事真っ只中の渋谷。今しか見れないので、しばしひとり眺めておりました(笑)

さてさてみなさんは保険証券、どのように整理されていますか?「送られてきた封筒のまま保管している」「何が大切かわからないから全て保管してある」「どんな保険かもわからない」状態の方はいらっしゃいませんか?

実は我が家は真逆をいっておりまして「分からないモノを保管しておいてもしかたない」ので、読解不能な約款などは捨て、「証券以外全捨て」していました。わからない事があれば代理店担当者さんに聞けばいいし、請求する時だって聞けばいい。だから証券以外いならいや。と思っていましたので「それではだめでしょうか?」質問しました。

「担当者さんが仕事を辞めた時や先に亡くなった時、どうしますか?」

そうだ!!!そうでした・・・それはあり得ることです。

自分の大切なモノは人任せにせず、自分で管理することの大切さに改めて気付かせて頂いたのでした。この方法が絶対!という訳ではないそうですが、保険証券の他に、裏書、設計書、パンフレット、約款、申込書控え、請求方法、控除証明書(使用後破棄)を揃えておくのがおススメとのことでした。それぞれ必要である理由も伺い、とっても勉強になりました。

家族と自分を守る大切な保険。いざとなったときに慌てないよう備え、もっと安心な暮らしを手に入れていきましょう^^

片付けと発達障害、どう関係しているの?

『片づけが進まなくて』

『子供がすぐにまた散らかすんです・・・』

こんなお悩みを抱えている方、いらっしゃいませんか?

 

 

片づけが進まない原因は様々あります。

心理的なブロックがかかっていたり、

整理収納のやり方が本人に合っていなかったり、育った環境だったり。

 

その中でも特に対応に気を付けたいのが、発達障害がある場合です。

【ゴミはゴミ箱へ】と当たり前にできそうなことが、障害による特性で難しい場合もあります。

整理作業を始めても、次々と興味の対象が移るため、

作業に集中することが難しい方もいます。

 

同じ障害名でも度合いや特性が一人一人違いますので、

特性を理解することが解決の第一歩です。

 

今週はNHKで特集をしています。

【発達障害って何だろう】

https://www.nhk.or.jp/kenko/special/hattatsu/sp_1.html#theme-list-program

ぜひ触れてみてください。

 

 

なお、発達障害の有無にかかわらず、

自分に合う収納、家族に合う収納を見つけるには

何度か収納方法を試す必要がある場合もあります。

ざっくり収納が合っているかと思えば、洋服だけはキッチリ畳むのが好きだった!など。

本人ですらあとで気づくこともあります。

一度収納を整えてみたけど、ダメだった・・・!とすぐにあきらめる必要はありません。その方法が合わなかっただけですので、半年~1年と続けてみましょう。

 

 

整理収納を一人で進めるのはとても骨の折れる作業です。

一人で抱え込まずに周りに相談したりプロに頼んでみるのも一つの手です。

 

おうちが片付かないのはなぜ?

 

『片付けても片付けても、キリがない・・・』

ヤル気を失うことはありませんか?

 

お片付けをはかどらせるには、とっても大切なポイントがあります。

【片付け】と【整理】と【収納】の違いを知ることです。

 

片づけとは・・・散らかったモノを元に戻すこと

整理とは・・・要、不要を判断すること

収納とは・・・取り出しやすくしまいやすい仕組みづくりのこと

 

 

整理が終わり、収納が整い、はじめて片付けができるようになります。

 

片づけでお悩みの場合、収納用品を買っても解決はしません。

まずは整理、です。

『使える、使えない』とモノの可能性で仕分けるのではなく

実際に『使っている、使っていない』で分けるのがポイント。

 

 

もし使っていないけど思い出深くて手放せない場合は、無理に手放さなくても大丈夫です。

思い出として別の場所で保管するか、丁寧に飾ってあげましょう。

 

息子の断捨離


子供部屋のおもちゃの数・ごちゃごちゃに
長らく頭を悩ませていましたが、
先日、息子のやる気スイッチが入り
子供部屋の断捨離を行いました!!

ちょっと前までは
「それはいる!それもいる!!」と言っていた息子が
今は全然使っていないおもちゃを
じゃんじゃんごみ袋へ・・・

散々投資した(?)戦隊ヒーローのおもちゃも
「いらない」と言って捨てる息子・・・
(あんなにお金をつぎ込まされたのに・・・泣)

反対に、娘は
「こんなおもちゃあったんだ~♪」と
宝物を発掘するかのようにキープするおもちゃをゲット。

45Lのごみ袋にたくさん!!!
捨てさせて頂きました。

今回、おもちゃの断捨離をしてみて、
息子自身、好きな遊び・おもちゃが選抜されて
いらないおもちゃが明確に分かるようになったのかなぁと
思いました。
遊び方に成長を感じ、
いらない物への判断力にも成長を感じました・・・。

おもちゃのいる・いらない、
頻度をあげて
子供たちとまた見直ししていきたいと思います。