消費税率が引き上げに伴い、「住宅ローン減税」の拡充と「すまい給付金」という住宅所得者への補助金がみえてきました。
まず今年の10月から消費税増税に伴う対策の、住宅ローン減税が受けられる期間が現行の10年から13年になる方向です。
住宅ローン減税(控除)という、多額の借金を背負ったご家族は、大変なので支払っている税金の一部を戻してもらえる制度です。以前は10年間の控除期間であり、1年間で40万円を取り返せる権利がありました。それに3年間が追加になり、8%から10%にあがった建物価格の2%分を3年かけて所得税などから差し引く仕組みも導入するそうです。10年目で繰上げ返済でなく、控除最終年の13年目の繰上げ返済へ以降組が増えると考えます。
またもう一つの「すまい給付金」は世帯年収に応じて、最大50万円が支給される補助金になります。個々をご家庭で計算することをお薦めします。
ちなみに、土地取得には消費税はかかりませんし、個人から購入する中古住宅も消費税はかかりません。
5%から8%の消費税率が引き上げ時と違い、今回は住宅所得者にとっては「かけこみ購入」は不要と言えますね。