やはり体感

24時間換気義務化と家の性能を表す数値に、相当隙間面積C値という住宅評価値に矛盾を感じていました。

C値とは、建物隙間を数値で表したと考えて頂ければと思います。断熱がよくても、このC値が大きいと、エネルギーが漏れている計算になります。しかし24時間換気システムが動いている住宅は、外部から給気して室内の汚染空気を排気していますので、C値を気にしない大手ハウスビルダーが多いのも頷けます。

省エネ住宅は断熱数値がいいことを謳っていますが、数値が良くても住んでみて快適でない住宅もたくさんあることは事実です。家づくりの原理原則を考えると機械に極力頼らない、体感が快適でシンプル工法も選択肢にあってもいいと思います。

ハウスメーカーC値参照値

1位 一条工務店 0.71
2位 スウェーデンハウス 0.73
3位 グランツーユー 0.99
4位 東急ホームズ 2.0
4位 セキスイハイム 2.0
5位 トヨタホーム 2.7
6位 エスバイエル 3.7
7位 三菱地所ホーム 5.0ぐらい
住友不動産 5.0ぐらい
ミサワホーム 5.0ぐらい
住友林業 5.0ぐらい
ダイワハウス 5.0ぐらい
積水ハウス 5.0ぐらい
旭化成へーベルハウス 5.0ぐらい
パナホーム 5.0ぐらい
三井ホーム 5.0ぐらい

エネルギーの選択

都市ガス大国の新潟県はプロパンガスの地域があまり多くなく

全国で見ても稀な県ですが、

他の県は特に

『住宅のエネルギーは何が良いのだろう』

と言う疑問が必ずついて回ります。

現在のエネルギーの選択肢としては

・電気

・ガス(プロパン、都市ガス)

・灯油

があると思います。

なんとなく時代の流れ的に『オール電化』って言葉をよく聞くから電気が一番いいのかなー?

とは思う方は多いかもしれません。

実際住んでから一生そのエネルギーと付き合っていくことになるわけなので

一度しっかり検討してみてもいいかもしれません。

わかりやすく説明しているページがあったので張っておきます

生活スタイルによってもご自分に合ったものがありますので

自宅を建てる際には検討してみてください。

こちらでもアドバイスできると思います

暮らしの見学会

冬真っ只中です(笑)しかし、冬は私たちの住宅には大きなアドバンテージをもたらしてくれます。

さすがにストーブも無しで部屋がポカポカとはいきませんが、躯体性能が高断熱高気密ですので、暖かさが持続する保温力が強いです。

しかも冬場の光熱費も家計にやさしいと聞きます。

その生活を見て頂く、冬場の人気イベント「お客様のご自宅を体感する」があります。どんなに暖かく快適に過ごしているか、その目でその耳で是非、確かめてみていただきたいと思います。

近々アップしますので、お楽しみに!

クリスマス

今年もクリスマスがやってきました。

サンタクロースは皆さんのお宅にもやってきたでしょうか?

でも最近のお宅にはなかなか暖炉のあるお宅をみかけませんが近年のサンタはどこから入ってくるのでしょう?

・・・

なんてことを思いながらせっかくなので暖炉(薪ストーブ)のお話しを少し。

 

よく映像などでみる暖炉はレンガで出来たかまど状のもので薪をくべる部分に蓋などはないですよね。

でも燃やした煙で家中もくもくなんて光景もあまり見たことがありません。

蓋もないのになぜ煙は煙突の方に流れ室内に流れないのでしょうか?

これは自然の空気の流れをうまく利用した構造になっているからです。

薪をくべ、だんだんと火を育ててやると、

炉内・煙突が暖まり、自然な上昇気流(ドラフト)が煙突内で起こります。

これにより空気は煙突内に吸い寄せられ室内に出てこないのです。

しかし、空気の流れがスムーズでないとドラフトはうまく働かないので空気の供給も大切です。

トイレやキッチンなどで換気扇をまわし続けると室内が負圧になりすぎもくもくの室内になります。

薪の材質も大切です。しっかり乾燥した薪は煤も少なく良く燃えますが湿った薪は煤が凄く室内も煙突内も環境を悪くします。

最近の薪ストーブの場合は蓋やガラスが取り付けられていて直に火に触れることはないですがこのガラスにも薪が近いとガラスが煤だらけになり火が見えなくなります。

少しの知識をもっておけば不意の事態にも慌てず対処できます。

あとは煙突の掃除も定期的にしておけばドラフトもスムーズになり燃焼効率は上がりますし、サンタクロースも真っ黒にならずに済みますよ(笑い)

呼吸するベーパーバリア

スマートベーパーバリア施工完了 これでC値0.6以下を実現してます。

しっかりと気密(空気を通さない)を確保しながら、冬は通常の防湿気密シートのように湿気を通さず、夏は壁体内が高温多湿になりカビや結露が発生しそうになると湿気を通し、通年を通して壁体内を良好に保つよう機能するスマートベーパーバリアです。

冬は「防湿」夏は「透湿」

絶対湿度毎の透湿抵抗値

タイベック®スマートは、デュポン™タイベック®に湿度条件に応じて変化する特殊樹脂をコーティングを施しています。
この特殊な機能により、夏の高温多湿条件においては、透湿抵抗が低下し壁体内の湿気を室内側へ放出することが可能になります。

 

断熱性能アップリフォーム

先日から断熱性能アップリフォーム工事を開始しています。今回の工事は住みながらのリフォームではありますが、外側からの断熱工事が中心なので、比較的お客さまの負担やストレスが少ない計画になっております。

昨今の省エネに対する意識は大きく変わってきていると感じてます。少しでも光熱費にかかる費用を低減させようと、あの手、この手で節約を考えておられる方もたくさんいることでしょうが、断熱性能アップリフォームも最近注目されています。住まいの断熱性を向上させ、冬の暖房の効きや保温力をよくする、あるいは暖房の使用頻度が下げるということで、光熱費を下げながら居住性を高めるリフォームは実績もありコストに見合う工事と期待されています。

省エネ住宅などが徐々に普及してきて、断熱材というものが理解されるようになってきていますが、立地環境や住宅の材質、窓の大きさなどが異なるため、同じ断熱材を使ったとしても、必ずしも期待通りの効果が得られるとは限らないのが断熱工事の難しいところです。また、住まいの断熱性を効果的に高めるには、部分的な改修よりも、住まい全体の熱の流れを考慮してのリフォーム計画が重要です。

住まいを断熱するには、外気に接する床、壁、天井、屋根、開口部(窓)を断熱施工することが必要になりますが、見よう見まねの安易な考えの断熱リフォームは新たな結露による建物の劣化をもたらすこともあるので、正しい知識と技術がとても重要になります。