クロスを貼らない理由

弊社の外壁と内壁は全て漆喰を採用しています。

 

この10年クロスは内装仕上げに使っていません。

 

クロスは英語で「布」のことです。

 

ところが、日本のほとんどの住宅でクロスと称して使わてれているのは、「塩化ビニール」。

 

これには危険な有害物質が含まれています。

 

そして透湿を止め呼吸をできなくする材料です。

 

ですので、機械で24時間換気の義務付けられています。

 

省エネ住宅が普及すると断熱と気密はよくなりますが、ビニールハウスでのデメリットを置き去りにしてはいけません。

 

欧米は、極貧困層向けの粗悪な住宅にはやむを得ず塩化ビニールを使います。

 

しかし、日本では10軒のうち9軒はいまだに塩化ビニールが貼られている現状です。

 

これから何十年と暮らす住空間です。

 

クロスの素材に何か?を確認してからでも、遅くないはずです。

 

自分の住処を守り、財産を守り、大切な家族の健康を守ることにとを大切に考えましょう。

家の寿命について

家に求める「もの」で重要なのが「信頼性」です。

 

平均的な先進5か国(G5)の住宅寿命ですが、日本が極端に短くなっています。

 

これは、「安く・早く」の建売量産工法やプレハブ工法が一因と言われています。

 

「信頼性」を考える上で重要な指標がMTTF(平均故障時間)とMTBF(平均故障間隔)です。

 

MTTF:稼働を開始してから故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTTF/10年」とは「平均10年の稼働時間で故障する」という意味になります。

 

故障した際、修理できず破棄・交換される部品などで使用されます。

 

MTBF:稼働を開始(あるいは修理後に再開)してから次に故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTBF/10年」とは「10年の稼働時間の間に平均1回故障する」という意味になります。

 

修理をして使用を続ける機器に使用されます。

 

「家」は修理や、補修をしながら使用を続ける「もの」で構成されています。これから暮らす家に求められるのは、MTBFの長い家ではないでしょうか。

 

どんなに性能が良い電気機器も製品寿命は10年と言われています。

 

器機に使用されている電解コンデンサは、通電をしてなくても時間とともに劣化していきます。

 

どんな材料を使い、どんな工法で建てられている「家」なのか。。。が長寿命の要因となってくるのは間違いありません。

【化学物質濃度測定】アレルギーと住宅を考える会より

【化学物質濃度測定】

 

接着剤を一滴、密閉した容器に入れて空気の品質を測定します。

 

ホルムアルデヒド濃度は、5.0PPM(測定器では5.0が最大値)。

 

基準値は0.08PPM以下です。

 

小さな容器の中では、少量の接着剤でも呼吸困難です。

 

密閉した容器の中では、ホルムアルデヒド濃度は、5.0PPMのままです。

 

気密性の高い住宅では、建材から発する化学物質が充満したままなので、化学物質過敏症になってしまいます。

 

そのため、24時間換気扇で有害な化学物質を外へ排出しなければならないのです。

 

気密性の高い防湿型の高気密高断熱住宅のトイレでは臭いを追い出すためにも換気扇が必需品です。

 

それに対して、「深呼吸する家」では、換気扇がなくても化学物質もトイレの臭いも自然に排出されます。

 

千癒の家は透湿断熱工法で、呼吸している健康住宅です。

 

 

省エネ住宅について

現在新築で建てられる住宅は全て家の燃費を施主様に提示することが義務付けられています。

そうすることで省エネ性の高い住宅を建てることを建てる側にも意識させ2025年には国の定めた基準を満たさない住宅は建てられなくなります。

しかしその基準はと言うと新潟市でUA値0.87です。

UA値とは家から熱が逃げていく量の値で数字が小さい家ほど性能がいい家です。

家の性能が良くなれば熱が逃げにくく冷暖房が必要な量が少なくて済みます。

これが家の燃費です。

 

千癒の家では全棟HEAT20 G1グレード以上の家をお約束しています。

HEAT20は国の省エネ基準よりも遥かに高い基準で家の性能を提唱しています。

その性能はG1グレードでUA値0.48(新潟市)です。

国の定めた基準の約2倍の性能です。

ここをお約束し、さらに良い性能をめざして家づくりをしております。

さらに体感温度には湿度や運動量なども関係し、

調湿効果の高いセルロースファイバーや漆喰も標準仕様で仕様しております。

家づくりの際はUA値や湿度についても考えてみませんか?

真夏のサーモグラフィー断熱検査

真夏のサーモグラフィー断熱検査。

 

一目瞭然。

 

窓部分などはやや温度高くて赤黄、セルロースファイバー充填部分は温度が低めで青みががっています。

 

これが千癒の家の真骨頂。

 

住んでから快適な理由はこれになります。

 

数値も大切ですが、体感はもっと重要。

 

どうしてこんなに快適なのかをもっとお届けしたいです。

 

 

 

グリーン住宅ポイント制度を活用しましょう

現在【グリーン住宅ポイント制度】と言う住宅の補助制度が行われています。

コロナウイルス感染症が影響の経済回復を図るため

2020年12月15日以降の請負契約を対象に

新築、リフォームともにポイントを商品に交換したり、

指定工事項目のの追加工事費に充てることができます。

千癒の家の新築住宅は注文住宅ですので指定工事項目を間取りに取り込むことも容易です。

リフォームでも水廻りの入れ替えだけでなく断熱改修も得意としています。

おうちの事をお考えでしたらぜひ気軽にご相談ください!

 

グリーン住宅ポイント制度HP

https://greenpt.mlit.go.jp/

セルロースファイバー

三条の現場

断熱材セルロースファイバー完了

 

基礎床は低発砲の現場ウレタン吹付完了

 

天井・壁・床の全面に気密シートして金具穴も隙間埋める

 

これで、隙間数値C値が0.5以下になります。

 

安心材料だけでの工事

 

 

 

新潟市CoolChoice推進チーム

昨年から続いている新潟市主催の新潟市COOLCHOICE推進チームの会議です。

 

COOLCHOICE(クールチョイス)とは・・・

 

2015年、すべての国が参加する形で、2020年以降の温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」が採択され、世界共通の目標として、世界の平均気温上昇を2℃未満にする(さらに、1.5℃に抑える努力をする)こと、今世紀後半に温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることが打ち出されました。

 

パリ協定を踏まえ、我が国は、2030年度に温室効果ガスの排出を2013年度比で26%削減する目標を掲げています。この目標達成のためには、家庭・業務部門においては約4割という大幅削減が必要であり、政府は、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など地球温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動「COOL CHOICE」を推進しています。

 

新潟市も公募で選ばれた住宅関係事業者、太陽光発電関係事業者、メディア、学校などが参加して多いなるディスカッションを行っています。

 

高断熱性能の健康住宅が、住まいとして当たり前になる前段階のウォーミングアップでしたが、有意義な時間となっております。

 

まだまだこれからですが、積極的な参加をしたいと思います。