世界の先進国と日本とでは省エネ家づくりのアプローチがまったく違います。
日本における省エネを謳っているハウスメーカーやハウスビルダーは、機械設備の充実によるエコ住宅提案を行っています。
自宅で電気を作り、その電気を自宅で使ってくださいという考え方。
太陽光ソーラーパネルなどで電気を作り、全館空調システム等の機械設備を賄うことが特徴です。
2020年義務化にならなかったZEHの定義がこれです。
家の中が機械だらけなので生涯維持費がかかります。
どうしても機械稼働時間の関係で耐久年数が過ぎると壊れてきます。
昨今の日本型エコ住宅はこの修繕費用が高額になる傾向です。
しかしヨーロッパなど先進国は設備に頼って光熱費を賄おうというのではなく、その前に構造躯体の性能をあげてエネルギー消費量ロスの小さな快適住空間を維持しようという考えです。
これが世界基準の「パッシブハウス」の考え方です。
最小の設備で快適住空間を維持できる「パッシブハウス」は、設備の老朽化による出費も少なく、CO2の排出を抑えることのできる地球環境にも優しい「健康エコ住宅」なのです。
私たちは、自然素材とこの考え方を取り入れた「本物の健康住宅」をご提供していきたいと思います。