夏が始まる

毎年の夏が早まっていると思いませんか(汗)

 

今年も梅雨明けが始まってくると、凄い勢いで高温になることが予想されます。

 

先日も各現場に行ってきましたが、作業している職人さんも大粒の汗をかいておりました。

 

現場スタッフの皆様、大変お疲れ様です。

 

昨年の夏も暑かった記憶が蘇えります。

 

基礎工事中に生コン屋さんが熱中症で倒れ、緊急搬送されたこと。

 

職人さんがめまいを起こしたことなど。

 

現場作業はとても重労働だということを改めて思いました。

 

そして、これからの夏はどんどん過酷になってくると予想されます。

 

厳しい環境ではありますが、職人さんたちには、暑さに負けず頑張っていただきたいと思います。

 

しかし、出来上がった家の室内環境は抜群です。

 

調湿効果を十分発揮し、部屋がカラっとしているので、涼しく感じます。

 

夏本番はこれからです。

 

現在3現場が同時並行で進んでおり、来週は新潟市中央区で新築地鎮祭です。

 

また8月から大規模リノベーション工事も始まります。

 

なかなか忙しくなってきましたが、体調管理に留意して、ガンバリましょう!

猫との生活

愛猫と暮らす健康住宅について考えてみました。

私は妹が猫アレルギーだったので猫と暮らしたことがありません。

なので色々調べたこと話を聞いたことをもとに考えてみました。

 

・猫ちゃんは高いところが好き

敵がいなくて安心するし周りを見下ろせて気分がいい

→ キャットウォークを作ったり梁の上を歩けるようにしたり猫ちゃんが自由に動き回れる工夫があるといいです

 

・日が当たる場所が好き

ひなたぼっこするとダニの駆除や殺菌もできるのでひがあたるところに居たくなる

→ 窓台を広くしてひなたぼっこできる場所を作ったりねこちゃんが出れるテラスを作ったりできると気持ちよさそうです

 

・狭いところが好き

狭いところは何か隠れているかもしれないし入ってしまう

→猫ちゃんだけが通れる秘密の通路があったりドアにも猫ちゃん用ドアを設けると楽しそうです。

 

・トイレは隠れた場所に

排泄物は隠す習慣があるので人眼に付かない場所がよい

→物陰や階段下などのスペースを活用するといいかもしれないです。

 

・爪とぎは毎日いつでもしたい

爪の手入れのほかに遊びやマーキングの意味でかなりの頻度で行う

→ 爪とぎ柱を設置して家具やカーテンなどのダメージを少なくする

 

・猫の危険やいたずらも回避する

猫に触れてほしくない場所(ガスコンロや食品庫など)は猫が近づけない工夫があるよ良い

→ 近づいてほしくない場所には扉を付ける

 

まだまだ猫ちゃんと暮らす家に取り入れたいポイントいっぱいあるかもしれません。

一緒に心地よく暮らせる家を考えていきます!

健康畳

新築で畳の部屋は減ってきましたが、少なからず畳間や畳スペースはあります。

 

千癒の家は、畳にもこだわりがあり、畳表は九州から取り寄せています。

 

一般的に国内で流通している畳のほとんどが中国を産地とする「化学畳」になっています。

 

中国産は大量の農薬が使用され、製品には防カビ剤や着色剤が大量に添付されていることを知りました。

 

天然素材であるワラを使用した畳は、JIS規格で防虫処理が義務づけられていますが、防虫処理に使用されている薬剤は規制されていないのが現状です。

 

多くは有機リン酸などの劇薬が使われています。

 

真新しい畳の青い色も、化学染料によって着色されているものが少なくありません。

 

そのことを知っている私たちは、いぐさを無農薬で栽培している九州の生産農家と提携し、いぐさの生産から畳表まで一貫して製造してもらっています。

 

その畳は、一般的な畳の倍長持ちするそうです。

 

私の自宅でも使用していますが、いいものは本当に長持ちしています。

 

よく畳の上で赤ちゃんを寝かせると熟睡するという話を聞きますが、本物の畳には「フィトンチッド」やバニラに含まれる「バニリン」などの香り成分が含まれており、森林用と同じ効果があるといわれています。

 

また、室内の二酸化炭素やホルムアルデヒドなどを取り除き、空気を浄化する作用もあります。

 

今後も千癒の家には本物のいぐさ畳を使い続けたいです。

家を建てると、アトピーによい?

はじめに

家を建てることは、様々な面でいい効果を生み出します。住まいが新しくなるということは、精神的にも肉体的にもプラスに作用することが多く、住環境がそれだけ、私たちの生活や人生にとって、とても重要なファクターであることがわかります。その中でも、具体的に最もわかりやすく示してくれるのが、健康面の改善です。特に、アトピーなどのアレルギーの症状が改善された、あるいは治ったという声を多くのお客様から聞きます。そこで、今回は、家を建てるとアトピーが治ることについて、解説したいと思います。


アトピーとは

アトピーとは、正式な病名を、アトピー性皮膚炎といいます。痒みが強い、長く続く湿疹です。よくなったり悪くなったりを繰り返し、慢性化しやすい病気です。

アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児に発症します。生まれて間もない赤ちゃんはなりにくく、乳児のほとんどは生後2から3ヶ月あたりからポツポツと発疹の症状が出てきます。患者の8割は5歳までに発症しますが、最近では20代や30代になって発症したり、悪化したりするケースも増えています。

病気になる主な理由は、大きく分けて2つの要因が挙げられます。ひとつは、患者のほとんどがアトピー素因と呼ばれる体質を持っています。アトピー素因とは、両親や家族がアレルギー疾患にかかったことがあるかどうかということで、遺伝的な要因といえます。2つ目が、環境による要因です。なんらかの刺激によって、肌のバリア機能障害やアレルギー炎症反応して発症します。人によって様々ですが、この「遺伝要因」と「環境要因」が発症と悪化の原因であることがわかっています。アトピー素因(=体質)を排除することは難しいですが、環境要因(例えば、ダニやハウスダスト、化学物質など)は、対策や生活習慣や環境の見直しによって、改善することができます。それは、この病気が治療によることだけでなく、環境改善などによって、治るという事実があるからです。

厚生労働省によると、2008年から2017年の10年間でアトピー性皮膚炎の患者数は34.9万人から51.3万人と16.4万人増加しています。近年は特に増加しており、20〜30歳の若い世代では、95%の人が何らかのアレルギーに発症の可能性がある状態にあるとされています。これほどまでにアレルギーが急増した原因として、難しい言葉で「衛生仮説」という学説があります。きれいになりすぎたのが原因と考える説です。人間を含めすべての生き物には、外から体に侵入する細菌や異物から自分を守る免疫というシステムが備わっています。手が傷ついたときに血が出て、傷口を自然と固まるのも、全て免疫の働きのおかげです。人間は、高度に進化した免疫システムを持っています。アレルギーのスイッチはこの免疫機能のバランスの違いによって作り出されます。人間はかつて、結核などの感染症と絶えず戦っていました。赤ちゃんは不衛生な環境に生まれ、ばい菌や毒素の中に育ってきました。そうすると免疫システムは、ばい菌と戦うために必要な免疫抗体を作るのに忙しくアレルギーの抗体を作る余裕はありませんでした。ところが人類がここ100年間で築いた環境は、昔とは大きく変わりました。工業が発達し、街も人も清潔になりました。感染症を抑える抗生物質もでき、免疫は感染症のために働く必要が減ってきました。そうした環境の変化を背景に、免疫システムのバランスが変わり抗体を作りやすくなっていることがアレルギー増加と深く関わっていると考えられます。実際、アトピー性皮膚炎は先進国に多く、現代病と言われている理由もそこにあります。


アトピーがよくなる住宅

私たち工務店ができることは、環境の改善です。1日の大半を過ごす家の中の環境は、アレルギーの発症と悪化に大きな影響を与えることになります。しかし、ダニやハウスダスト、化学物質は目に見えない分、実感が少なく対策しづらいのが現実です。家を建てること、建て替える際に、どうしても、間取りや内装などに目が行きがちですが(こちらも大事ではありますが)同時に住まいの目に見えてないアレルギーなどの対策についても意識して行うことが必要になります。


1、「化学物質」対策には自然素材

 

空気中や食品に含まれる「化学物質」があります。これらは、アトピー患者にとって悪影響を与えます。建材や家具に使われるホルムアルデヒドやトルエンなどは代表的な化学物質で、空気中に存在し、呼吸により定常的に体内に取り込まれています。厚生労働省の指定している揮発性有機化合物(VOC)は14の物質がありますが、聞き慣れない名称もありますが、ほとんどが私たちの普段の生活の中にあふれています。

 

これらの化学物質を排除する目的に大きく寄与してくれるのが自然素材の住宅です。自然素材を使った住宅はアレルギーとなる化学物質を使用していない、使用が抑えられているため、空気中に放出される有害物質が少なくなります。

空気中の化学物質で最も影響が出やすく、建材や接着剤など住宅を構成するあらゆる部門で使われているホルムアルデヒドがあります。厚生労働省の屋内濃度指針値(2019年)である0.08ppmは、過敏な人でなくても臭いを感じる程度といわれています。触れない、吸わないためには家主自身がホルムアルデヒドを使っている建材を意識的に遠ざける必要があります。木材は化学物質を吸着・除去する効果を持つ自然素材を使用することが望ましいです。


2、ダニ対策にはフローリング

アトピー性皮膚炎のもとになるチリダニがあります。日本の住宅ではダニは床面、特に畳やカーペットに多く生息しています。そのため、ダニ数を減らすには床材をフローリングにすることが最も有効かつ理想的な方法です。掃除がしやすいだけでなく、木材の持つ抗菌作用がダニの発生・繁殖を防いでくれるのです。フローリングの素材には、化学物質を多く使用する合板ではなく100%自然素材でできている無垢材をおすすめします。無垢材には、ダニの繁殖を抑制する木の成分があるため、カーペットをなくしたことによるダニ数の削減よりも、より良い効果があります。


3、乾燥対策には湿気

アトピー性皮膚炎の発症と悪化には、皮膚の乾燥も大きく関係しています。アトピー性皮膚炎患者は、室内湿度が低いと皮膚水分量の低下につながり、症状の悪化をまねくといいます。

乾燥をどう防ぐか。ここでも注目すべきは木材の「調湿効果」です。もみの木を含む針葉樹は調湿効果が高く、内装材として使用した際に湿度を50〜60%と最適に保ってくれるため、アトピー性皮膚炎対策としても最適な素材といえるでしょう。モミの木を使った結露実験では、ナラやベニヤ材に比べて高い調湿効果を証明しています。

屋内湿度が70%以上になると、ダニのエサとなるカビが繁殖しやすくなるので注意が必要です。カビ予防の観点からも発生源となる畳やカーペットは避けたい床材なので、無垢材フローリングを検討してみてください。


住環境におけるアレルギー対策

私たちが日常でできること

1、ダニ

ダニは、フンや死骸の粉がアレルギーになります。こまめな掃除洗濯が大切です。例えば、

布団はよく干して乾燥させ、干した後は掃除機をかけたり、花粉がアレルギーの場合は外に干さないようにしたりします。室内で最もダニが発生し、すみかとなりやすいカーペットはできるだけ避けるようにしましょう。ソファーも布製のものは避け、革製(または合成皮革)のものを、ぬいぐるみ、クッションは丸洗いできるものにしましょう。

2、カビ

カビは湿気が多い場所に生えます。十分に換気して、風通しを良くしましょう。具体的には、風呂場、トイレは換気を十分にし、汚れをまめに落としましょう。洗濯機は、内側にカビが生えやすいので時々掃除を行い、キッチンは、換気扇をまわし、流し三角コーナーをきれいします。エアコンはフィルターをこまめに掃除を行います。窓は、結露対策をしっかりと行い、押し入れ、タンスは時々開けてこもった湿気を外に出しましょう。

3、ペット

動物のフケや毛、分泌物などが原因になることもあります。ペットと暮らす生活をする方は特に、こまめの掃除を心がけましょう。

 

4.乾燥

スキンケアとして自分の肌にあった製品で日常的にケアを行いましょう。アトピー性皮膚炎は、バリア機能が壊れた肌からアレルギーが侵入することによって発症します。日常生活で悪化因子を避けることが大切であり、そのために、身の回りやお肌の手入れをすることが改善の基本です。

まとめ

健康に暮らすことは、誰しも望んでいることに疑いはありません。それが、ただ家に暮らすだけで脅かされてしまっていることもまた事実なのです。住宅建築に携わる私たち業者にとっても社会的な責任があります。アトピーで苦しんでいる方が、家を建てるときに、改善、完治するように、木の特性を生かした家作りを推奨していかなくてはなりません。アトピーは現代病といわれているだけあって、複雑に変化しています。ただ、治る病気であります。私たちも日々、学びながら、有益な情報を皆さまに届けていきます。アトピーが治るよりよい家作りとは何かについて、これからも取り組んでいきます。

 

動画サイトを開始します。

 

 

昨年から準備していました千癒の家の動画サイトがいよいよ開始します。

 

長岡で完成した新築現場を専門スタッフと撮影編集し公開になりました。

 

私たちは健康住宅を提供しています。

 

出来上がりの新築を動画でお見せしたり、現場の作業風景や職人作業も定期的な配信を行う予定です。

 

全ての建築材料の安全データシートをお見せしていますが、その建材でどのような工事をして、家が出来上がってくるかの過程を説明します。

 

いい現場といい職人が品質を担保します。

 

私たちと切磋琢磨した現場チームをみていただけたらと思います。

 

新潟市中央区でモデルハウスを建築計画中ですが、定点カメラを用いて新築の着工から完成も動画で作る予定です。こちらも楽しみです。

 

本物の健康住宅である「千癒の家」を皆様へ伝えれるように頑張ります!

燕市リフォーム工事

燕市にて2階2間のリフォーム工事を行っております。
今回は解体から床の下地調整までをご紹介します。


現在全く使われていない2階2部屋を子供部屋として
リフォームしたいとの要望から、今回のリフォーム工事が
スタートしました。

まずは解体工事です。
天井・間仕切り壁・床を解体して本格的に工事が
始まります。

長年住まわれている住宅なので床も場所によって
高さが違ってしまっているため、「不陸調整」と言って
床の下地で高さを調整する作業を行います。

次回は床板張りの作業をご紹介いたします。

自然治癒力を感じられる住環境

コンパクトに家づくりをして設計力で広々感じる家づくりをしたいと考えています。

 

そして、これからは脱炭素の省エネ住宅は必須。

 

HEAT20G1グレード以上の家づくりを必ず行っていきます。

 

なぜならば、30年以上住み続けるなら、生涯コストが一番安くなります。

 

HEAT20グレードの温熱環境なら、吹抜けがあっても快適空間となりえます。

 

千癒の家は、『どんな敏感な方でも安全に暮らせる』がコンセプトです。

 

ですので建材や工法を吟味しています。

 

高性能グラスウールや発泡ウレタン、羊毛断熱なども素晴らしい断熱材ですが。。。

 

『真の健康住宅で安全な住まい』をものさしで建材を吟味すると数値だけを追い求めるのではなく、お客様の暮らしの質が大切です。

 

HEAT20グレードの数値に関係のない『調湿』や『蓄熱』、『防音性能』、『遮熱』などを大切にすることで暮らしの質が変わることでしょう。

 

千癒の家は…木から出来た『セルロースファイバー』を選びました。

 

そして、セルロースファイバーと外断熱を組み合わせました工法を選びました。

 

HEAT20グレードとして数値だけをあげることなら。。。実は決して難しいことではありません。

 

しかし家はビニールハウスではありません。

 

ビニール中心の新建材を使った建材は、住む家族の何かを奪っていくようにも感じます。

 

雨水の侵入を防ぎ、気密性も高め、持続可能な住まいを実現しています。

 

左官職人さんが丁寧に、現場でグラスファイバーメッシュシートで一体成形することで…震度7の地震でもOKな外壁に仕上げて行きます。

 

北海道トマムの星野リゾートツインタワーの改修工事の時にあらゆる角度からデータ取りしているので、安心です。

 

年々暑くなる夏対策で『遮熱効果』にもこだわっています。

 

瓦の下には、宇宙服で採用されているアルミシートを標準仕様です。

 

外壁仕上げ材には、夜に空気中の水分を吸収して、太陽の光が当たると気化することで、自然の力で遮熱するアメリカ漆喰が標準仕様です。

 

私たちが造っている『千癒の家』は、住むだけで誰もが持っている自然治癒力を感じられる住環境な住宅です。

シックスハウス症候群について

はじめに

今回、シックハウス症候群についてのお話をします。このシックハウス症候群という言葉が使われ始めてから、約20年以上経過しています。いまだにこの問題について明解な解決策が出されているわけではありません。つまり、依然として、この症状に悩まされている方が多数いるということです。住環境対策やリフォームを行う際に、この問題について、業者や施主様はもちろん、そして政府や医療機関、関係団体をも巻き込み、さらなる取り組みを行っていかなくてはならない積年の課題であります。こうしたことを踏まえつつ、今、そしてこれからの健康的な生活環境の確保に役立つ知識を紹介していきます。

 

シックスハウス症候群の背景

1990年代の後半、全国でシックハウス症候群が大きな問題になりました。理由の1つとして、断熱性や気密度が向上した新築(改築)住宅の建材や接着剤、塗料などから放散される濃度の高いホルムアルデヒドやトルエン、キシレンといった揮発性の有機化学物質が健康障害を起こしたためだと思われます。このため、厚生労働省からは2002年13の化学物質について「室内濃度に関する指針値」が出され、また、ホルムアルデヒドは日本工業規格などで放散量規格が定められました。それによって、主要な建材から高濃度に検出される事は少なくなりました。さらに国土交通省は2000年には住宅性能表示基準、評価方法基準を制定し、2001年には室内空気中の化学物質濃度などの測定値を表示すべきことを定め、一般住宅から検出される化学物質の濃度も低くなりました。

しかし、シックハウス症候群の原因はもともと化学物質のみならず、カビや結露等の住環境の多様な問題が絡んでいると思われます。また発生源としては建築材のみにならず、移住者が生活の上で持ち込む化学物質もあります。

シックハウス症候群とは

基本的には、室内環境汚染が原因で、建物内の多くの人が身体(目、鼻、皮膚、のど呼吸器)に何らかの症状を示すもので、その環境を変えると良くなるものと言われています。

日本では、1990年代からシックハウス症候群が問題になりましたが、欧米ではオフィスビル中心の空気室内環境問題としてシックビルディング症候群と名付けられ問題となっていました。シックハウス症候群は基本的にはシックビルディング症候群が住宅で生じたものと考えられます。シックビルディング症候群はいわゆるビル内で発症する非特異的な症状(目、鼻、喉の刺激症状、頭痛、倦怠感、皮膚刺激症状、集中困難)であり、ビルを離れると良くなり、多種の要因が重なって原因になることがあるなど、欧米と呼名に違いはありますが、基本的には、室内環境に起因する同様の症候群と考えられます。

シックビルディング症候群とシックハウス症候群

1、シックビルディング症候群の大部分はオフィスの問題として、ほとんど20から60歳代に生じますが、シックハウス症候群が早い年齢に生じます。

2、シックビルディング症候群は休日に消失することが多いですが、シックハウス症候群は住居のため毎日の問題です

3、シックビルディング症候群は職場の多くの人数に生じて、環境問題として理解しやすいです が、シックハウス症候群は少数人数の問題となり環境問題として理解しにくくなります。

シックハウス症候群の症状

目-目がかゆい、熱い、チクチクする

鼻-鼻水、鼻づまり、鼻がムズムズする

肌-顔が乾燥する、赤くなる、顔や耳がかさつく、かゆい、手が乾燥して、赤くなる

のど、呼吸器-声が掠れる、喉が乾燥する、咳が出る

精神面-とても疲れる、頭が重い、頭痛、吐き気やめまい、集中できない

主な原因と発生源

1、化学的要因

人が住む現在の住宅では、いろいろな化学物質が使用されています。建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や、塗料などに含まれる有機溶剤、壁や床のクロスや合板は接着剤によって貼り付けられています。また木材には昆虫やシロアリといった生物の食害から守る防腐剤が含まれています。これらの化学物質は徐々に室内に揮発し、室内は揮発性有機化合物(voc)に汚染されています。シックハウス症候群になる要因は解明されたわけではありませんが、その原因物質として室内の空気中にある揮発性化学物質が考えられています。

シックハウス症候群の主な原因物質

1ホルムアルデヒト

2エチルベンゼン

3スチレン

4クロルピリホス

5フタル酸 など

  

ホルムアルデヒドについて

ホルムアルデヒドはアルデヒドと呼ばれる化学物質の中で最も単純な構造をしている無色の刺激臭のある気体です。水によく溶ける性質を持っています。その水溶液であるホルマリンは防腐剤として有名です。ホルマリンはつけられた動物などを学校の理科室なので見たことがある方も多いでしょう。ホルムアルデヒドは新築、改築し、入居した後に持ち込むもの、移住者の生活、外気と様々な経路を通って生活空間の中に入ってきます。特に建材には安価なため広く用いられています。

 ホルムアルデヒドがフェノール樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂といった樹脂(接着剤、塗料を含む)原料として多く使用されています。建材としては、合板、パーティクルボード、断熱材に含まれています。家具の中では、洗面化粧台、台所の収納タンスなどに使用されている合板、接着剤などから発生します。

ホルムアルデヒドに関する法的規制がかけられたことにより、近年の家屋では以前と比べて濃度は一般的に減少傾向にあります。しかし接着剤等に含まれるホルムアルデヒドは、接着剤がある限り室内に放散し続けることがあり、濃度がなかなか下がらない可能性があります。

 この対策として、厚生労働省は室内濃度指針値を設けています。そのため気中濃度は減少していますが、建てたばかりの家屋では高濃度になることがあります。室内での気中濃度を下げるために窓を開ける、24時間換気装置を使うなどして部屋の換気を十分に行いましょう。

揮発性有機化合物(voc)について

揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、スチレ

ン、エチルベンゼンなど多種多様な物質が含まれます。シックハウス症候群としての室内気中曝露濃度では、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、集中困難、めまい、吐き気、嘔吐などを生じます。

 対策としてはホルムアルデヒドと同様に厚生労働省による室内濃度指針値が設けられています。建物には、クロルピリホスを添加した建材の使用が禁止されていますが、すべてのVOCを規制するのは、数も多く困難であるといえます。したがって、まずは室内での化学物質濃度を下げるために部屋の換気を十分に行うことが重要です。さらに室内に持ち込む家具製品についても、輸入品などどんな塗料を接着剤を干しているかわからないものより、できるだけ品種のわかっているものを購入するか、あるいは新居に引っ越す場合は、今まで使っていたものであればそのまま使うようにしましょう。

殺虫剤、防虫剤について

パラジクロロベンゼンはVOCに分類され、上記で示したものと同様の症状をします。クロリピリホス、ダイアジノン等の有機リン系は、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、めまい、吐き気、胸部圧迫感、軽度の運動失調などを生じます。フェノブカルプ等のカーバメート系では倦怠感、頭痛、めまい、悪心、嘔吐、腹痛等を生じます。

 居住者が自ら殺虫剤を使用する場合は、使用について認識がありますが、シロアリ駆除や畳加工がしては居住者が認識していない場合も多くあります。近年殺虫剤は、効果の持続を狙ってマイクロカプセル化されたものが多く、一旦室内散布すると、長期間、殺虫成分が残存する場合があります。

 対策として害虫駆除方法を殺虫剤によらない方法を選択する、もしくはなるべく殺虫剤散布を減らすことが必要です。また散布中や散布直後には子供が入室しないように注意をし、使用後には十分な換気が必要です。また業者に害虫駆除を委託する場合は薬剤散布の量を減らすという方法を選択することもできます。

室内で発生する化学物質の発生源

1.家屋(現在、家具、接着剤、塗料)から

アセトアルデヒド、アセトン、トリメチルベンゼン、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、ピネン等

2.家電から

アセトン、ブタノール、トルエン

3.燃焼機器、タバコから

ノナン、デカン、オクタン、アセトアルデヒド、トルエン、ベンゼン、ニコチン、ホルムアルデヒド

4.家屋(床下)から

クロルピリホス(現在は使用禁止)、フェノブカルブなどシロアリ駆除剤

5.繊維製品から

ノナン、デカン、ウンデカン

2.生物学的要因

a.真菌

気中真菌濃度は、室内中より外気中の方が高いことが多くなっています。そのため室内気中真菌の濃度も季節変動があり、春秋に高く、冬は低くなります。菌の発生しやすい環境は、高湿度、温度が20度から30度、有機物の多い汚れの存在、長期間利用のない場所、空気の流れがない、家塵が多い、結露が生じる、があげられます。

主な真菌

クラウドスポリウム(俗称はクロカビ)

アスペルギルス(俗称はコウジカビ)

ペニシリウム(俗称はアオカビ)

アルテルナリア(俗称はススカビ)

b.細菌

レジオネラ-ニューモフィラ細菌によるレジオネラ感染症が挙げられます。空調の冷却水、循環式給湯器、加湿器等の水で増殖し、症状は、全身倦怠感、筋肉痛、発熱、咳、呼吸困難、意識障害を生じます。

ダニアレルゲン

日本国内でアレルゲンとなる代表的なダニはチリダニ科ヒョウダニ属のヤケヒョウダニとコナヒョウヒダニです。霧谷下の端には温暖湿潤な気候の地域に多く分布しています。気温25度、相対湿度75%前後で最もよく繁殖し、相対湿度が50%以下になれば繁殖できなくなります。栄養分としては室内塵中の人の皮屑、真菌、食品カスを摂取します。ダニから排出される糞や死骸の破片中に含まれる成分がアレルゲンとなります。

 気管支喘息の主たるアレルゲンは家釣谷(ハウスダスト(で、症状としては、咳息切れ、呼吸困難があります。また、ハウスダストはアトピー性皮膚炎の原因にもなります。

ペットアレルギー

家家の中で飼う犬、猫、げっ歯類などがアレルゲンとなり健康に影響することがあります。家の中で飼っているペットのアレルゲンも気管支喘息やアトピー性皮膚炎の原因となります。

3.温度、湿度

a.温度

高温、低音により暑さ、寒さの不快感が生じます。建築物衛生法では、17度から28度を基準としていますか、湿度、気流、個人の着衣と活動量といった様々な要因により影響を受けるため、同一建築物内すべての人に快適な温度設定は難しいとされています。また、過度の冷房により下痢、腹痛、神経痛、腰痛、月経異常、風邪をひきやすいといった冷房病が生じることがあります。

b.湿度

30%起きると、乾燥感や眼、上気道の刺激を生じるリスクが高くなります。湿度の上昇は、気温の上昇とともに不快感を増強させます。また、湿度の上昇により結露の発生があると、カビの生じやすい環境になることや、建材がダメージを受けることによる化学物質の発生、さらにダニの生育しやすい環境となることなどにより、皮膚、粘膜刺激症状、頭痛、倦怠感、集中困難、めまい等の症状を生じる原因となります。

4.粉塵

粉塵は、広義には粉塵と粒子を含み、また固体粉塵粒子と液体融資のミストと区分されます。軽くて粉塵は、空気中に浮遊し、浮遊粉塵と言われます。

 呼吸により気道に入った粉塵、粒子は、鼻、咽、気管、気管支あるいは肺胞に拡散し、沈降し、各部位への沈着率は異なります。花粉や細菌、一般粉塵、ミストなどで粒径の比較的大きいものは、鼻、咽、あるいは気管支で捕えます。ウィルスやタバコの煙、微細なアスベストなどは、肺の末端部である肺胞に到達し、そこでの沈着率は高く、健康障害が起こします。

それでは次に、シックハウス症候群を悪化させないために、住環境の改善や住まい方の対策を考えていきたいと思います。

1. 住宅環境の改善

3つのポイント

温度、湿度計などを設置して適温を保つ

換気を行い、空気環境を良くする

冷暖房装置や排気孔などの掃除や定期点検

押さえておくべき要素

酸素

空気の人体への直接的な作用は酸素補給と体熱の放散です。酸素不足状態になると脳の血管は拡張し、血液循環をはかるなど機能が動員されますが、その限界は一般の人では酸素濃度16%位までです。これを酸素欠乏症といいます。酸素欠乏の発生しやすい場所、状態としては、換気不良で閉鎖的な空間です。化学的には金属や功績による参加、穀類の呼吸等に伴う生物学的な場合、メタンガス、不活性ガスなどによって酸素が置換された場合などです。空気中で酸素濃度が低下してくると頭痛、集中力の低下が見られ、酸素濃度16%から12%では心拍数、呼吸数の増加、耳鳴りが生じ、14%から9%では判断力の低下、全身脱力が見られ、6%以下では失神し、呼吸停止から心肺停止となります。

二酸化炭素

戸外の新鮮な空気の中の二酸化炭素濃度は、0.03から0.04%です。人に対する急性の毒性は弱く3%位までは特に症状は見られませんが、4%になると、相対的には酸素不足となり、耳鳴り頭痛などの微候はみられます。8から10%では意識混濁、痙攣を起こし、呼吸困難により死亡する危険性もあります。

 室内では二酸化炭素の主な発生源は、室内の在室者の呼吸、そして使用されている石油、ガスコンロやストーブなどの開放型燃焼器具です。近年の住宅において、開口部の窓にはサッシとペアガラスが使用されており、機密性、断熱性が高くなっています。排気装置のない部屋を閉め切り、人が在室していると、二酸化炭素濃度が0.1%以上にも達する場合があります。良好な室内の空気循環を維持するために、換気をすることを心掛けましょう。

臭気

嗅覚は、鼻腔にある感覚受容器、揮発性の化学物質が作用し刺激することによって生じ、他の感覚と同じく加齢とともに鈍くなります。また同じ臭いでも長くその場に居ますと、においに鈍化し、慣れが生じてきます。特有の臭気を有する化学物質は多く、それらのうち4000種について、人が嗅ぎ分けられるとされています。室内における臭気の発生源としては、台所での調理臭、生ゴミ臭、燃焼排気臭、トイレの臭い、タバコの臭い、体臭など様々です。臭覚はかなり個人差があります。香水などもきつすぎると他の人によっては不快感となる場合もあります。物質によって臭気が異なり、アセドアルデヒドには刺激臭、二酸化メテルは腐敗臭、アンモニア臭などがあり、それらの物質の濃度によって臭気の強さが異なります。

温度

温熱環境において、温度は室内環境での代表的な指標です。さらに温熱環境は湿度、気流、熱放射によって影響を受け、また各個人の温冷感は季節や着衣量、人々の活動によっても影響されます。建築物衛生法等での室温の基準は17度以上から28歳以下です。省エネの観点からは、

衣服を調節し、夏季にはクールビズにより室温28度、冬季にはウォームビズにより室温17度が推奨されています。

湿度

夏季の高湿環境は、蒸し暑さで不快感を高めるだけではなく、高湿性真菌やダニなどの増殖を起こしやすくなります。一方で冬季の低湿環境においては、呼吸器の粘膜を乾燥させ、気道の細菌感染予防作用を弱めます。また低温低湿環境において、インフルエンザウィルスの生存時間が伸び、インフルエンザに罹患しやすい状況になります。またアトピー性皮膚炎や気管支ぜん息などのアレルギー疾患については、低湿条件が症状を悪化させます。こうした環境と疾病との関係からも季節による適切な湿度管理が必要です。

換気状態、風量

建物、住宅の窓は、サッシが普通となり、扉、ドアも気密性が高くなっています。部屋の換気は、窓やドアの開口部、そして換気扇や換気口により行われます。しかし、外部からの騒音対策や冷暖房効率を上げる目的もあり、建物の開口部を閉めている場合が多く見られます。2003年に改正になった建築基準法では、ホルムアルデヒド発散する建材を使用しない場合でも、家具等からの発散があるため、原則として新築されるすべての建築物に換気扇などの機械換気設備を義務付けています。

 室内環境において、風量は、換気設備の性能であり、時間当たりの給気、または排気の量を意味します。24時間の換気システムの設置を義務付けても、それが充分に作動しなければ問題です。

換気システムには、機械給、排気設備の場合、空気の汚れを防ぐためにフィルターが用いられています。冷暖房装置にもフィルターがありますが、室内外の空気汚染によってフィルターは汚れ、目づまりを起こし風量が減少します。こうした換気装置の風量を測定し、装置を点検することが大切です。フィルターなどの機能不全によって、換気が不十分になっていることが、住宅でしばしば発生しています

2.住まい方

シックハウス症状へのリスクを上げるようなライフスタイル、住まい方を改めましょう。

敷物を敷く場合は、敷き詰めず、まめに掃除をしてダニやほこりを取り除く。

 現在の住まいは、ベッド、床はフローリングと洋式化されています。一方で暖房には従来からの開放型のヒーターを使用している場合も見られます。従来の木造住宅は気密性が低く自然換気により換気回数は多かったのですが、住宅の高気密化により、換気回数が確保されているか、疑問視されています。開放型ストーブの使用は必要換気量の確保が前提です。換気装置もフィルターの清掃をいないでいると、目づまりを起こし、それが換気に有効となっていない場合もあります。定期的にフィルター、換気装置を点検することが大切です。

 洋式化された室内空間、そして電気掃除機によって表面的に室内は清潔そうですが、タンスの後面、畳の下、押し入れなどは不衛生になりがちです。また年間を通じて温熱的に快適な室内環境が保たれていますとダニ、微生物にとても繁殖しやすい温室となり、定期的な清掃で、衛生的な室内環境の確保が大切です。

3.ライフスタイルとその改善

ライフスタイルと関わるシックスハウス症候群の要素として、主に、喫煙、飲酒、睡眠、スト

レスがあげられます。それらの過不足等がないか生活の見直してみましょう。

シックハウス症候群の症状は、我々の生活の中の様々な要素(物理的、化学的、生物的因子など)の関連性がありますが、喫煙、睡眠、飲酒などの種々のライフスタイルととも大きな関連があります。住まいの中におけるライフスタイルのあり方と関わりがあります。そして、シックスハウス症候群に関連するライフスタイル、住まい方を変えることで、症状の改善を図ることが出来ることも報告があります。

シックスハウス症候群の症状へのリスクを上げるライフスタイルについて、ご自身の、また、ご家族のライフスタイルを見つめ直し、ライフスタイルを良い方向に変え、症状の改善を目指してください。

まとめ

シックスハウス症候群は、建物の建材や塗料などに含まれた化学物質の放散によるもので発症するといわれています。しかし、それだけではなく、私たちの住まい方にも改善する余地があるようです。不摂生で不衛生な生活では、そのリスクを高めることを知りました。室内の清掃や換気、規則正しい生活の維持など、本当に、日常生活の当たり前のことを、当たり前のようにやり続けることが健康的な暮らしを実現できる最善の道なのです。多忙な毎日の中で、なかなか時間がなく、先延ばしにしがちですが、自分自身の健康、そして家族の幸せのためにまずは見直してみましょう。

家は人にとって癒しの場

家は人にとって癒しの場と考えています。

 

家には、安全で安心な暮らしの基盤がなくてはいけません。

 

たとえ、学校で嫌な事があっても、仕事で疲れたとしても家に戻れば、心身ともに回復することができる。

 

それが住まいのあるべき理想です。

 

新築住宅を建てたり、リフォームすることは、これまでより快適に暮らせるようになりたいとだれもが願います。

 

ただ、現実問題として、そうならないケースがあります。

 

その代表的な事例が健康の問題です。

 

新しい家に住み始めたのに、どうも体の調子がおかしい。

 

これまでなかったアレルギーがでるようになったとか。

 

これはシックハウス症候群と化学物質過敏症や電磁波過敏症が主な原因にあります。

 

住まいが人間の基本的な営みである衣食住と密接に関わっているがために、病気も伴ってついてきてしまいます。

 

住まいと病気は切っても切り離せません。

 

ただ、住まいについて誤った知識と無知によって生じる健康障害を未然に予防したいものです。

 

あらかじめ建築医学ともいうべき知識をできる範囲でお伝えしたいと思います。

免疫力

今、魔法瓶のように気密性の高い住宅が推奨されています。

 

空気清浄機が使われ、24時間換気することが義務になっています。

 

そこでは、人体に有益な細菌までが死んでしまいます。

 

現在の住宅は、化学物質を用いた新建材や石油化学製品で造られています。

 

殺菌剤、消臭剤などの薬品を用いることも一般的です。

 

それでは、家の中の細菌が皆殺しにされてしまいます。

 

抗菌仕様の建材で内装したり、抗菌スプレーなどを用いることもあります。

 

清潔すぎる住宅内では細菌が棲めないのです。

 

人は、生まれた時から、無数の細菌と接することで、免疫力を身に付けていきます。

 

赤ちゃんが何でも口に入れる行為は、積極的に細菌を取り入れることなのです。

 

体内に多種多様な細菌を持っているほど、免疫力は高くなります。

 

今、体内に有益な細菌が少なくなっています。

 

そうすると、免疫力が低下し、病気になりやすくなります。

 

また、体内にいる細菌の組成が変わり、免疫力の調整機能が低下しています。

 

免疫システムが暴走して働くことで、アレルギーが引き起こされます。

 

さて、コロナウィルスのワクチン接種が始まります。

 

ワクチンに対する考え方も人それぞれです。

 

状況や立場によっても違ってくることでしょう。

 

コロナウィルスに感染しても、発症する人、症状が出ない人、人それぞれです。

 

無症状の人は自然免疫が正常に機能しているからと考えられます。

 

ワクチンは人工的に免疫をつけることです。

 

自然に獲得する免疫とは次元の異なるものだということです。

 

後天免疫が出来上がるためにも、自然免疫の力を高めておくことが大切です。

 

そのためには住環境が大事なのです。

 

家づくりの基本から考えてみましょう!