家の寿命について

家に求める「もの」で重要なのが「信頼性」です。

 

平均的な先進5か国(G5)の住宅寿命ですが、日本が極端に短くなっています。

 

これは、「安く・早く」の建売量産工法やプレハブ工法が一因と言われています。

 

「信頼性」を考える上で重要な指標がMTTF(平均故障時間)とMTBF(平均故障間隔)です。

 

MTTF:稼働を開始してから故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTTF/10年」とは「平均10年の稼働時間で故障する」という意味になります。

 

故障した際、修理できず破棄・交換される部品などで使用されます。

 

MTBF:稼働を開始(あるいは修理後に再開)してから次に故障するまでの平均稼働時間のことです。「MTBF/10年」とは「10年の稼働時間の間に平均1回故障する」という意味になります。

 

修理をして使用を続ける機器に使用されます。

 

「家」は修理や、補修をしながら使用を続ける「もの」で構成されています。これから暮らす家に求められるのは、MTBFの長い家ではないでしょうか。

 

どんなに性能が良い電気機器も製品寿命は10年と言われています。

 

器機に使用されている電解コンデンサは、通電をしてなくても時間とともに劣化していきます。

 

どんな材料を使い、どんな工法で建てられている「家」なのか。。。が長寿命の要因となってくるのは間違いありません。

地鎮祭in三条市

 

先日は三条市で地鎮祭を行いました。

 

ご縁を頂きましたW様に心から感謝いたします。

 

キャットウォークにキャットラン、自然素材の家と猫ちゃんとの共同生活ができるハウスとなります。

 

沢山の夢や希望が詰まったマイホーム建築に携われることに、ワクワク感が止まりません(笑)

 

また新潟に「千癒の家」が建ち、幸せな家族と癒しに満ち溢れたお宅が出来ると思うと感謝の気持ちで一杯です。

 

来月から工事が着工し、来春には素敵な家が完成します。

 

これから6ヶ月ほどではありますが、スタッフ一同、一生懸命にW様邸のマイホーム建築を頑張りたいと思います。

 

期待してください!

室内をサラッと快適

残暑厳しいですが、いかがお過ごしでしょうか?(汗)

 

新築現場が進行していますが、やはり弊社標準仕様の内断熱が効いています。

 

壁内には、セルロースファイバーが 1立米あたり55kgと パンパンに充填されております。

 

家が出来上がると 目には見えなくなる部分ですが 冬の室内を暖かい環境にするだけではなく、 夏、涼しい環境にするためにも 要となる仕様のひとつです。

 

外の熱気を室内に伝えず 室内の冷気を外に逃さず そして、断熱性の数値には表れませんが、人が心地良い体感を得るための 湿度コントロールを行う機能をもった断熱材です。

 

除湿機に頼らずとも、室内をサラッと快適にしてくれる効果があり、 その効果は年月の経過をもってしても 衰えることがありません。

 

だからこそ、数多くの種類がある断熱材ですが、 私たちは、住む人のいのちがよろこぶことをものさしとしていることで、 私たちがお届けする家には、この仕様を採用しています。

 

先日は現場にE様にお越し頂き、 木完検査を行いました。

 

エアコンがない室内で約一時間。

 

やや暑さはありますが、それでもこの居心地の良さは体感してわかる快適さです。

 

もう2ヶ月ちょいで完成する時期は、肌寒くなっていると思います。

 

引き続き、マイホームが出来るまでを、楽しみにお待ちくださいませm(__)m

省エネ住宅について

現在新築で建てられる住宅は全て家の燃費を施主様に提示することが義務付けられています。

そうすることで省エネ性の高い住宅を建てることを建てる側にも意識させ2025年には国の定めた基準を満たさない住宅は建てられなくなります。

しかしその基準はと言うと新潟市でUA値0.87です。

UA値とは家から熱が逃げていく量の値で数字が小さい家ほど性能がいい家です。

家の性能が良くなれば熱が逃げにくく冷暖房が必要な量が少なくて済みます。

これが家の燃費です。

 

千癒の家では全棟HEAT20 G1グレード以上の家をお約束しています。

HEAT20は国の省エネ基準よりも遥かに高い基準で家の性能を提唱しています。

その性能はG1グレードでUA値0.48(新潟市)です。

国の定めた基準の約2倍の性能です。

ここをお約束し、さらに良い性能をめざして家づくりをしております。

さらに体感温度には湿度や運動量なども関係し、

調湿効果の高いセルロースファイバーや漆喰も標準仕様で仕様しております。

家づくりの際はUA値や湿度についても考えてみませんか?

南区の現場

南区の現場は土手沿いなので、いい写真とれます。

 

屋根葺き中。。。。。瓦の下にある銀紙シートが遮熱シート

 

燕市リフォーム工事

燕市にて2階2間のリフォーム工事を行っております。
今回は解体から床の下地調整までをご紹介します。


現在全く使われていない2階2部屋を子供部屋として
リフォームしたいとの要望から、今回のリフォーム工事が
スタートしました。

まずは解体工事です。
天井・間仕切り壁・床を解体して本格的に工事が
始まります。

長年住まわれている住宅なので床も場所によって
高さが違ってしまっているため、「不陸調整」と言って
床の下地で高さを調整する作業を行います。

次回は床板張りの作業をご紹介いたします。

構造見学会in三条

明日28日(日)に構造見学会を行います。

 

少し楽しみです。

 

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

 

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様だけでなく、リビングに壁掛けエアコン1台で室内が暖かい理由もお話させてください!

 

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながらご説明します。

 

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。

 

 

外壁下地工事

電気配線工事6

電気配線工事6

外壁は漆喰を施工してます。

この写真は漆喰の下地のモルタルです。

モルタルは耐久性や対候性に優れる反面、弱点はヒビ割れクラックです。

その弱点を補うため、メッシュシートを伏せこみます。

サイディングとは違う、メリットが多くある漆喰外壁を標準仕様としています。

ノンベニア工法=全て無垢材

弊社が無垢材で標準仕様にしている木材は「スギ、ヒノキ、パイン」です。

 

外部にレッドシーダーや収納にキリや床材に別な無垢材を使用したりしますが、

 

概ね無垢材は3種類です。

 

スギは、とても使いやすく、構造体から下地、外部の下見板にも用います。床は杉浮造り加工して傷が付きやすいデメリットをカバーします。

 

ヒノキは、防虫防蟻対策で全ての土台に用います。それだけでなく、ホウ酸処理を施しますので、安心安全な防虫防蟻工法としています。

 

パイン(マツ)も構造体から床、壁の仕上げに多用います。ちなみに弊社は下地等に合板ベニアは一枚も用いない、ノンベニア工法になっています。

 

スギ

成長が早く森林サイクルを続けやすいことから、戦後に農林水産省が植林事業としてスギが採用され、現在では日本を代表する木材の一つになっています。軽くて柔らかいので、加工がしやすく床材だけでなく内装建具にも使用されます。

肌触りがよく赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えますが、その一方でキズがつきやすく独特の香りがあるため、そうした特性が気になる場合は、フローリングなど広い面積に使用するのは控えたほうがよいかもしれません。

ヒノキ

高級木材として日本では古くから知られ、その独特の香りは癒し効果があるため、ヒノキ風呂を楽しむ人も多くいます。また強度や耐久性に優れ、湿気やシロアリにも強いことから住宅の構造材として採用されることもあります。

フローリングに使用すると、部屋全体がヒノキの香りに包まれます。合板のように表面が剥がれてくることもなく丈夫で、経年による色合いの変化も楽しむことができます。また熱伝導率が低く断熱効果もあるなど価格はやや高めでも多くのメリットがあります。

パイン(マツ)

マツ科の木からとれる建材のことをパイン材と言います。明るい色と個性的な木目模様が特徴的で、ナチュラルな雰囲気を楽しむには最適です。香りもよく無垢材の中でも安価なので、広い面積をとるフローリングによく使用されます。

柔らかく加工がしやすい点では、スギと似ていてキズがつきやすいのも同じです。また最も注意しなければならないのが、シロアリ対策です。シロアリ被害を受けやすいので、湿気が多い場所に使用しないなど予防策を立てておく必要があります。

新しい仕様

千癒の家も日々進化しています。

少しずつマイナーチェンジをしながらより良いものになるように心がけています。

その一つが下の写真です。

そして今までの仕様が下の写真です。

 

違いがおわかりでしょうか?

そうです。

色が違います!

黄色からピンクになることで職人がより華やかな気持ちで作業ができるように・・・

 

冗談です。

 

ピンクのボードは『ハイクリンボート』と言い、室内のホルムアルデヒドを吸着、分解する性能をもったセッコウボードです。

千癒の家の室内の仕上げは標準で漆喰ですのですでにその性能は持ち合わせているのですがさらにセッコウボードも健康住宅に特化した仕様になり、住まわれる人の快適さをお約束致します。