千癒の家では排水機能が付いたタイベックを使用しています。
タイベックとは、ポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、熱と圧力だけで結合させたシート(不織布)です。
優れた透湿・防水性能を有したシートになります。
それにシワ加工を施し、排水機能を加えたタイベックを
モイス(耐力面材)の上にはっていきます。
その上に外断熱材をはっていきますので、もし断熱材のジョイントから雨水が侵入した場合、シワ伝って排水されていくことになります。
施工中の雨水の心配はなくなる訳です。
千癒の家では排水機能が付いたタイベックを使用しています。
タイベックとは、ポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、熱と圧力だけで結合させたシート(不織布)です。
優れた透湿・防水性能を有したシートになります。
それにシワ加工を施し、排水機能を加えたタイベックを
モイス(耐力面材)の上にはっていきます。
その上に外断熱材をはっていきますので、もし断熱材のジョイントから雨水が侵入した場合、シワ伝って排水されていくことになります。
施工中の雨水の心配はなくなる訳です。
住宅寿命は日本は約30年、イギリスは100年、アメリカは80年
と言われます。
1945年(昭和25年)に建築基準法が制定されて、従来の「伝統
工法」から「在来工法」に変わりました。
現在の建築基準法は、その在来工法が基盤になっています。
約1300年続いた日本の住文化である伝統工法が変わり、在来工法
の法律で70年弱と言うことになります。
私は伝統工法という先人の知恵が詰まった日本の文化、古き良きもの
は安全と安心を確保して残し活用すべきだと考えています。
蔵という建物は、機械を頼らず、夏涼しく、冬暖かい先人の知恵の
代表的な建物でした。
近代日本は、新しい機能性に高いものが良い考え方に押されていま
す。その結果、実際に日本の住宅の建築寿命は世界に比較しても極端
に短命になっている事実があります。
こんにちは
11月もついに最終週となりました
ついに師走ですね
皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
今回は、和紙についてお話します。
新築にて、和室に襖紙ではなく和紙を貼らせていただくことがあります。
弊社では越前和紙を使っております。
越前和紙は1500年の歴史を持ち、古くから優れた品質を誇っており、奈良時代には戸籍や税を記入する紙や写経用紙が数多く漉かれるようになったそうです。
また、和紙には色々な効果があります。
□調湿効果
室内の湿度が高くなると水分を吸収し、乾燥すると発散させるので結露やカビの防止となります。
□健康
シックハウス病の原因となるホルマリンなどの化学物質を吸収し、さらにダニやホコリも吸着します。紫外線から肌を守り、目の疲れを和らげ血圧も落ち着かせる等といった鎮静効果もあることが解ってきたそうです。
□心地よさ
和紙には「あたたかさ」「やさしさ」「やすらぎ」などの心地よさを感じることが出来ます。
ぜひ、あなたのお家でも和紙を襖紙にいかがですか?
今月は居心地体感会、リノベーション構造見聞会、住教育からの住まいづくりセミナーとイベント月間でした。
お忙しい中、各イベントにご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
12月は【住まいの勉強会】を開催します。
詳細はコチラにてご確認ください。
アメリカカンザイシロアリと従来のシロアリとの違いがあります。
アメリカカンザイシロアリの最大の特徴は、カンザイ(乾材)という名のとおり、乾燥した木材でも食い荒らすことができるところです。
ヤマトシロアリ、イエシロアリといった昔から日本に生息して建物に被害を及ぼすシロアリは活動するために水分を必要とします。
そのため、建物への侵入は必ず地面からはじまります。
しかしアメリカカンザイシロアリは木材中の僅かな水分だけで生きていくことができるため、水気のない家の柱や天井裏の梁、さらには家具や建具までも食い荒らすことがあります。
被害の進むスピードはイエシロアリ・ヤマトシロアリに比べるとゆっくりとしたものですが、 専門家でも建物のどこにシロアリがいるかを見極めることが難しく、根絶を困難なものにしています。
新築を建てる時は、アメリカカンザイシロアリ対策として、ホウ酸処理をしなくてはいけないのです。
先日友人の家に遊びに行ってきました。
そのお宅は床は無垢材、壁はクロス、
キッチンは集成材のオーダーメイドキッチン、
色々こだわりも散りばめられています。
友人の家は築10か月?くらいの新築です。
引越ししてまもない時にも遊びに行っていて
それから約半年ぶりくらいに行きました。
正直、最初に行った時には
こだわりは詰まっていてるがビニルクロスなどの
素材が安っぽさを造ってしまっているなーと思っていました。
しかし、今回行ってみてビックリしました。
キッチンには焼き物の食器がズラリ。
要所要所に質のいい小物がディスプレイされ
ハードの質の悪さ(ビニルクロス等)を
ソフト面(焼き物や小物)でカバーしていて
さながらカフェのような雰囲気になっていました。
この変化をみてソフト面のコーディネートの大切さを再確認しました。
このあたりは住まい方にも結び付く部分なのかもしれませんが
忙しい現代社会で住まい方やディスプレイにまで気持ちと時間をかけるのは
なかなか大変なのかもしれません。
住宅を建てる側からある程度ソフトの部分もご提案することで
ハードをより引き立たせることができればなぁ・・・なんてことも
将来的に考えていきたいです。