便利そうで『つい買いたくなるモノ』に出会ったら・・・

画期的!!

【フタが電動で左右に横スライド開きするゴミ箱】

を見つけてしまいました!便利そう・・・!

 

 

 

みなさんはどんなゴミ箱を使っていらっしゃいますか?

我が家はキッチンでもリビングでも

ずっと【小型】で【フタ無し】を愛しています。

小型なら汚れてもキッチンシンクで洗えますし、

汚れるフタが無いので、フタ掃除をする必要なし。

できればお掃除したくないズボラなわたしにはぴったり(笑)

 

 

生ゴミの臭いが気になるのでは?

と心配される方もいると思いますが、

水気を切れば大丈夫です。

フタが閉まっている方が

ゴミ箱内が密閉状態になってしまい、

悪臭が発生しやすくなります。

 

 

 

そんなフタ無しゴミ箱愛好家が、

なぜこの新しい

【フタが電動で左右に横スライド開きするゴミ箱】

が気になったのかというと・・・

 

 

悪臭が漂う仕組みが解説されていたからです。

通常のフタ付きゴミ箱は、ポンッと上に跳ね上がるように開きます。

その動きにより、ゴミ箱内の臭いも【一緒に上に動く】ので

開ける度に悪臭が空気中に漂う。だから臭い。

でもこれは横スライド開き。

テントウムシの羽のように真ん中からパカっと割れて、横にスライドするだけ。

空気の動きがほとんどないから、悪臭が空気中に漂わないので臭くならない。

 

 

今までにない画期的なゴミ箱ですよね!!

 

 

電動で開くなんて、捨てるのがなんだか楽しくなりそう。

見た目もスタイリッシュなデザインでかっこいい。

ちょっと欲しいなぁ・・・と思ったのですが、

やはり気になるのはお掃除、お手入れ。

『ステンレス製なのでカンタンに拭き取れます』

とありました。

そっか、カンタンか・・・!

でも、すごく汚れたときは?

電動だから丸洗いできないよなぁ・・・

壊れたときは?修理代が3,000円くらいかぁ・・・

 

 

・・・という訳で、時短面と経済面から、

今回は買わないと決めました。

『便利そうだなぁ!』と安易に買うのではなく

メリット・デメリットを整理した上で

『本当に必要かどうか?』でモノ選びをしていきたいなと

改めて思いました。

モノ選び、まだまだ修行中です・・・!

 

モノにも『消費期限』があるとしたら・・・?

先日、先整理収納アドバイザー2級認定講師の研修に行ってまいりました。

片づけのイロハを初めて学ぶ方と触れさせて頂き、良い時間を過ごさせて頂きました。

学び終わった方は、感動でいっぱい!

整理収納の理論の持つパワーのすごさを改めて実感しました。

実は、片づけの悩みの大部分は、整理収納の理論で解決してしまいます。

 

 

 

そんな【スゴイ整理収納の理論】。

ちょっとお話しますと、

整理収納アドバイザーは、食べ物に消費期限があるように

モノにも【消費期限がある】と考えます。

 

 

 

成長・ライフステージの変化、価値観の変化と共に、

持ち物はどんどん変わり、そして増えていきます。

しかし、持ち物が増えても私たちに与えられる時間は1日24時間、増えません。

新しいモノを使い始めると、古いモノは使う時間がなくなってしまうのです。

そして、存在をだんだん忘れ、持っている【だけ】のモノに変わってしまうのです。

 

 

 

そこで【モノの消費期限】の出番です。

目安は『1年以内に使ったか?今後1年間に使う予定があるか?』です。

これはあくまで目安なので、前後してもいいと思います。

長い場合は2年・3年でもいいと思いますが、モノをため込みがちな人はまずは1年を意識するのがおススメですよ。

 

 

 

自分の持ち物は割と管理しやすいのですが、

ちょっと注意したいのは、【もらいもの】です。

 

 

例えば、何かの記念で『タオル』をもらったとします。

今使っているタオルで量は足りているし、困っていない。

今は必要ない。

でもせっかくもらったし、とりあえず、このまま使わずとっておこう・・・

こんなケースありませんか?

 

 

 

その場合は・・・

1年後の【消費期限】を書いて収納します。

①箱(紙袋でもOK)を用意し、タオルを入れます

②メモやシールで『〇年〇月〇日見直し タオル』と書き、箱に貼ります

③普段もある程度見えるところに収納します

※見えないところに収納すると存在を忘れます!※

④消費期限がきたら、そのタオルをどうするか?決めます

A)今まで使っていたタオルの中で傷んできたものを手放し、新しいタオルを使う

B)人にもらってもらう ※メルカリなどで売るのも良いですね

 

AかB、つまり自分が使うか?人に使ってもらうか?を決めるのです。

 

 

 

この消費期限がないとどうなるか?

ほんの一例をお話すると、遺品整理でお伺いしたお宅で

約200枚の未使用タオルに出会ったことがありました。

箱に入った状態のよいモノは買取できますが、

9割は処分、つまりゴミとして捨てられました。

 

 

 

 

食品は食べずに賞味期限が過ぎてしまうと、ゴミとして捨てます。

モノも同じ。

使わずに消費期限を過ぎてしまうと、やがてゴミとして捨てることになるのです。

 

 

 

わたしは昨日、賞味期限切れで納豆1パックを廃棄してしまいました・・・!反省。

わたしもまだまだですが、

買ったモノでも、頂きモノでも

自分の手元にきたら責任をもって【消費期限】をつけ、

モノといい付き合い方をしていきたいですよね。

 

片づけとゴミの問題、そしてこころの課題

突然ですが、問題です!

世界のプラスチックごみ排出量第1位はどこの国でしょう?

それは大国、アメリカです。

では第2位は?

・・・なんと私たちの国、日本だそうです!!

国土も人口も小さなこの国が

世界で2番目にプラスチックごみを出しています。

ショッキングですね~・・・

 

 

 

ゴミ問題は今に始まったことではありませんが、

特にコロナ自粛の影響でゴミが増えたことはよく耳にしますよね。

テレワークや、家族と過ごす時間が増えたことで

『住環境を良くしよう』と整理をした人が増えたからというデータがあります。

テレワークの快適さや、家族と過ごすことの尊さに改めて気づいた人々がたくさんいて、

これからも住環境を快適にする動きは進むと思います。

 

 

 

そこで継続してでてくる問題が、このゴミの問題だと思います。

プラスチックゴミに限らず、

20年もすると日本の処分場はいっぱいになってしまうそうです。

ゴミの出し方や分別をしっかりするということはもちろんですが、

その【前】の行動が、解決の鍵の一つだと思っています。

 

 

 

それは【モノの買い方を見直す、整える】ことです。

 

 

本当に必要なのか?

モノの整理をした方は、何度も考えたと思います。

不要なモノをたくさん捨てたと思います。

そしてもったいないと思ったり、自分を反省したり・・・

切ない想いをする方もたくさんいると思います。

わたし自身もモノを手放すときはそのような思いになることがあります。

ではそれを今後の生活に生かすにはどうすればよいか?

 

 

 

【買う】時点でよく考えることです。

もっと踏み込んで言えば【自分の欲求と向き合う】ことなのです。

 

 

なぜ自分はこれが欲しいのか?

何を達成するために欲しているのか?

節約?時短?それともストレス解消?見栄?

 

 

例えばですが・・・

節約➡目先の安いモノを買うより、家計全体・在庫管理の見直しを先にやる

時短➡やるべきことが多すぎていないか?心身に負担をかけていないか?見直す

ストレス解消➡どんな時にどんなストレスを感じやすいのか?自分を俯瞰して見つめなおし、そのストレス環境から離れる方法を進めてみる

見栄➡価値観の軸が他人優位になっていないか?

 

 

こんな風に見直すと、【買う】という行為は

自分の悩みやこころを探り、改善点を見つける鍵であることも分かってきます。

 

 

ココを見て見ぬふりをして買い物を続けていくと

一時は気持ちも穏やかになるし、スッキリするのですが、

待っているのは【モノが増えること】そして【ゴミが増えること】。

モノとこころの整理は、対処療法ではなく根本治療が大事なのです。

 

 

 

ちょっと向き合いたくないような問題提起になったかもしれませんが、

自分自身のため、そしてこれからの日本を創造していく子供たちのために

【ゴミ】と【買う】の問題は解決しておきたいコトだと思います。

整理収納のプロとして、

現場でゴミをたくさん出してしまう仕事をしている一人として

みんなで一緒に考えていけたらいいなと思います。

 

片づけ下手から卒業したい!すぐに変われるたった1つの魔法の言葉

今年の夏は『特別な夏』

いかがお過ごしでしたでしょうか。

 

 

私はお盆期間、オンラインにて多くの方から片づけのお悩みを伺う機会がありました。

これを読んでいる方の中にも、もしかして

『わたし、片づけが下手で・・・』と悩んでいる方、

いらっしゃいませんか?

もしそう思っていたら、まず一番最初にやるべきことがあります。

 

 

 

それは・・・

『片づけが下手』だと周りに言うのやめることです。

 

 

なぜ??意味があるの?と思うかもしれませんが

人は自分が口に出した言葉に引っ張られていくものです。

試しに今『楽しくない、楽しくない、楽しくない』と

うつむき加減で10回つぶやいてみてください。

どんな気持ちがしますか?

逆に『楽しい♪ 楽しい♪ 楽しい♪』と満面の笑みで10回つぶやいてみてください。

今目の前の状況は何も変わっていないけど

自分の気分や思考が変わったのを感じませんか?

 

 

 

この作用を片づけにも利用して、

次の言葉を笑顔で言ってみます。

『わたし、今よりもっと片づけ上手になりたいんです』

 

 

 

ここで『今よりもっと』を加えることを忘れずに。

『わたし、片づけ上手になりたいんです』だと

【片づけが下手】であることが【前提】になってしまうのでご注意。

言う度に『自分は片づけが下手なんだ』と刷り込むようなものですからね。

 

 

『今よりもっと』を加えることで

【今すでにいくらか片づけが上手くいっている】ことが【前提】になります。

 

 

でも・・・上手くいっている片づけなんてない・・・

と思いますか?

本当にそうでしょうか?

 

 

洗った食器を拭いた後、食器棚へ片づけましたか?

朝歯磨きをして歯ブラシを元にもどしましたか?

靴は玄関で脱いでいますか?

 

 

これも立派な片づけ、収納する行為ですよ。

なので、今できていることはあります。

 

 

できないことに焦点があたってしまい

できていることが見えていない場合がとても多いのです。

 

 

だから『今よりもっと』と言います。

 

 

言葉の影響は思っているより大きいです。

片づけに悩む方は今日から

『わたし、今よりもっと片づけ上手になりたいんです』と

口にしてみてくださいね。

片づけにおいてマインドはとっても大切なんですよ。

 

 

【1日10分】から始める片づけ習慣

もうすぐ4連休ですね!

コロナ再燃の影響でおうちで過ごす予定の方も多いのでは?
前回の自粛では約6割の人が片づけに取り組んだというアンケート結果があります。

普段は忙しくてなかなかできない片づけ。
今回の連休やお盆に
きっと新たに『片づけをしよう!』と
意気込んでいる方もいらっしゃるかと思います。

でも実は、それって、危ない思考なのです・・・

『よーし!やるぞ!』
って思えば思うほど
人間の脳の中ではハードルが上がってしまうのです。

もし今回片づけられたとしても
次回以降の片づけハードルが
上がることになります。
そして毎回重い腰を上げたり、気合を入れなければ
取り掛かれない『特別なコト』ことになるのです。

ではどうしたらいいか?

【片づけへのハードルを下げて、片づけを当たり前のことにすること】

これが大事なのです。

1日たった10分の整理作業でも効果はでます。

方法はとってもシンプル。
使わなくなったモノを1日10分だけ、探して集めます。

それを6日続ければ1時間分の作業になります。

忙しい毎日の中では一気に1時間なんて
なかなかとれませんが、
10分なら取れる気がしませんか?

1日10分
日々少しずつ進めると
あなたの中で気持ちの変化が起きてきます。

『片づけって、実はそんなに大変な作業ではないかも・・・』
と気づいてきます。

そうなれると
4連休やお盆期間にやろうと思っている片づけ作業も
ハードルが下がった状態で取り組めるので
だいぶ楽になります。

気合いを入れなくてもいい。
がんばらなくてもいい。

1日10分
【使わなくなったモノ探し】を
ゲーム感覚で
チャレンジしてみましょう♪

おかげ様で【整理収納コンペティション2020 ファイナリスト】になりました!

コロナ禍の中、東北仙台予選会からオンライン開催に変更となった

今年の整理収納コンペティション。

年に1度の整理収納アドバイザー研究発表の場、です。

先週のこととなりますが、全国大会出場いたしました。

今年は全国より127名の整理収納アドバイザーが応募したそうです!


入賞はできませんでしたが、プロ部門の4名に残りファイナリストとなれたことは

とても嬉しく思っており、同時に自分に足りないコトを認識できる場でもあり、感謝しております。



人に評価される場というのは、できれば避けたいと思っているわたしですが、

今回の原動力となったのは【発達障害をもっと身近に知って欲しい】との思いでした。



わたしが何か発信できるといえば、片づけ整理収納を通じて、となります。

発達障害は片づけ整理収納と実は密接です。

【本人に片づけのヤル気がないわけではなく、脳の特性として苦手である】

・・・このことを多くの人に知って頂きたかったことと、

それを解決する方法の1つとして

整理収納理論が役立つこと、整理収納アドバイザーとしての現場経験が活かせる、

ということをお伝えできたのではないかと思っております。

そして更には、同じような悩みを持つ整理収納アドバイザーや、

その先にいるお客さまやご家族の悩みの解決の糸口の1つになれればいいな、と思っております。

実際に、パートナーの発達障害に悩む方や、周りに離婚を考えている夫婦にこの話をしてみようと思う、

といった声も頂き、

キレイごとでは済まされない【夫婦とお金と大人の発達障害】を題材に選んだことは

間違いではなかったと思っております。

そして日本では結構タブーとされているこの問題が

もっと共有できるような雰囲気に変わっていけばいいなとも思います。




家がとっても素敵であっても、家族内での問題は起こります。

それを乗り越えていくことで人生はより豊かになり、家族の絆も強まるようにも思います。


このように、整理収納アドバイザーは整理収納のプロですが

実は全国のアドバイザーが日々色んな研究をしています。

また来年のコンペティションで素敵な研究が聞けることが楽しみです。

そしてそれを皆様に還元できるよう

発信を続けていきたいと思います。

応援やご協力、ありがとうございました!

これからも片づけ整理収納から皆様をサポートさせて頂きたいと思います。


コンペティション発表タイトル:【夫婦とお金と大人の発達障害~3組に1組が離婚する時代を救う整理収納の可能性~】

片付ける手間をなくすために一番大切なたった1つのコト

緊急事態宣言が解除されコロナ禍もだいぶ落ち着きましたね。
買い物やレジャーにお出かけの方がずいぶん増えたと感じる週末でした。

さて!そんな時、気を付つけたいのが、『モノが増える現象』です。
出かけるとどうしてもモノを買う機会が増えてくるものです。

自粛連休でせっかくスッキリしたお家の中。徐々にモノが増えていってはいませんか?
片付けも増えていっていませんか?




片付けをしない為には収納の仕組みをラクにすることですが、
もっともっとカンタンでシンプルな方法があります。


それは【モノを持たない】




・・・え!
それでは生活もできないし、楽しみもないよ!

と思いますよね。

極端な発想をすると【モノを持たない】これがベストなのですが、
充実した人生を送るにはモノは不可欠で、大切なパートナーであるとも言えます。





では、どうすればいいか??



【モノの買い方、持ち方に自分軸を持つ】


これが大切です。




流行や世間一般の価値観やルールではなく、『自分が全て納得した買い方、持ち方』をすることが大切です。

値段は関係ありません。安くても高くても、です。




例えば『バッグ』。

ひとつの妥協もないバッグだけを買う、持つことです。




色、大きさ、素材、形、ハンドルの形状、ファスナーやポケットの位置・数、スナップや底鋲の有無・数・・・

見るべきところはたくさんあります。




自分軸を持つためには、自分をよく知ることが大切です。

価値観や生活スタイル、行動をよく振り返り、

それらが満た全て満たされる買い方、持ち方をすること。



どれか一つでも欠けてしまうと、それがネックになり、いつか必ず買いなおします。

今までもそうやってモノが増えてきたはずなのです。


せっかく減ったモノを増やさない為にも

買う前、もらう前に、自分軸を持ち、一呼吸おいてみましょう。

そうすればムダなモノが増えず、片付けの手間はどんどん減っていきますよ。

インタビュー掲載【財界にいがた6月号】

いつもお世話になっている皆様方のおかげで、県内経済と政治を中心としたビジネス誌【財界にいがた】の【女子力インタビュー】に掲載されました(*´▽`*)

整理収納アドバイザーの仕事のひとつ、『促進』。片付けの重要性、手順やコツを伝えることです。今回は雑誌を通じて叶いましたので、とても嬉しいです。

もちろん伝えるだけでなく、お客様と一緒に片付け作業もしますが、いつかはお客様ご自身で作業ができるようになることが願いです。(そうでないといつまでもお金がかかっちゃいますし、身近な整理収納アドバイザーがいつまでも健康ともかぎりません・・・!笑)

 

 

そんな私ですが、最初から『整理収納』が得意だったわけではありません。

小学生の頃から収納は大好きで、友達のお道具箱の収納をしたり、部屋の模様替えをしょっちゅうしてる子供でした。だから『収納は得意』だと思ってました。モノ持ちがよく、何でもとっておくので何でもたくさん持っていて、モノに囲まれたモノだらけの生活でした。だからもっともっと『収納が上手くなりたい!』と整理収納アドバイザーの勉強をしたのです。すると、今までの考え方は全く見当違いだったことが分かりました。

 

『収納が上手くなること』より、『整理が上手くなること』が大切だったのです。

 

それからというもの整理と収納、片付けについて学び、深め、『必要なモノ、コト、ヒトがよく見える』ようになりました。6年のうつ病に苦しんだこともあるわたしですが、整理収納のおかげで生きることが楽になりました。『ただの片付け』じゃなく人生も変えてしまう整理収納。

 

これからもみなさまの生活が笑顔であふれる毎日になるよう、整理収納面からサポートしていきます。自然素材の家で体が健康になり、整理収納で心が健康になる。そして自分と家族が笑顔になる。すべてが大事なモノ、コト、ヒトです。

いつもありがとうございます。

 

※撮影は緊急事態宣言前、取材は緊急事態宣言後でオンライン

せっかく片付けた場所がなぜリバウンドするのか知っていますか?

自粛連休、片付けに取り組んだ方も多いと思います。2週間経ち、お部屋の状態はいかがでしょうか。だんだんと散らかってきたな・・・と思っている人はいませんか?

【散らかる】こと自体は、実はあまり問題ではありません。大事なのは散らかっているモノの【指定席が決まっているかどうか】です。

散らかっていても指定席が決まっていれば、すぐに戻すことができます。1品数秒で終わりますので、2~30品散らかっていても数分で終わります。でも指定席が決まっていなければどこに戻していいかわからないので、ついそのまま放置してしまったり、次に使いたいときに見つからない、ということが起きます。

指定席を決めるポイントは、よく使うモノほど近くに収納することです。そしてその指定席を長続きさせるには、サッと取れ、サッとしまえる簡単な収納にすることです。家族が何人もいるご家庭は、家族全員がわかりやすいように、ラベリング(文字やイラストの名札をつけること)をしたり、見えやすい透明の収納に入れたりするとみんなが笑顔の収納になりますよ。

よく使うモノほど指定席が必要です。使ったら戻す、使ったら戻す。この繰り返しを習慣化することで、リバウンドを防ぐことができますので、がんばってみましょう。

 

連休中の片付けでおススメな箇所はどこ?

普段やりたくてもできなかったことをやろう!と自粛を活かしてお片付けに取り組む方も多いと思います。

でも、ちょっと待ってください!連休中ホームセンターや収納用品売り場は混んでいるそうですよ!!

なら通販?物流業者は物量増加で例年悲鳴を上げている期間です。昨年ほどの物量ではないものの、やはり多いです。医療従事者同様、コロナ感染の心配の中でも変わらずに働いています。

今何かを購入しなくても、お家でできること、あります。それは・・・

 

【玄関にあるモノを捨てる】ことです。

例えば15足の靴をあなたが持っているとします。15足が収納できる収納用品や100均グッズを買えば、無事15足の収納は完了します。

でも後になって、実際によく履くのは3~4足で、中には2~3年履いていない靴があった・・・15足分も収納いらなかった!!

なんてことは収納の失敗あるあるです。余計なお金と手間をかけない為には、まず15足の靴の中で自分が履かなくなった靴を処分することが必要です。気に入っているけれど、履き心地がイマイチ、靴擦れする、歩きづらい、なんて靴も、もったいないかもしれませんが処分します。その靴を履く度に、毎度そのことが頭に浮かぶようでは、せっかくのお出かけもイマイチになってしまいますよね。自然と履かなくなるはずです。本当にもったいないことは、そういう思いをすることであったり、収納に余計なお金と手間をかけることなんです。

収納用品を買うのは、実はお片付け作業の一番最後なんですね。

 

 

さてさて、履かなくなった靴はどうするか?

売りに出すのも良いのですが、今は非常事態で自粛中です。リサイクルショップへは行かず、今回は思い切って捨てる。それが巡り巡って自分や家族の心身の健康を守ることに繋がります。

 

玄関の整理収納は意外と早く終わります。家の中では小さなスペースなので取り組みやすいです。そして玄関は家族みんなが毎日通る場所。お客さんも来ます。整っていると気持ちがいいし、片付けの効果が目に見えやすいのでモチベーションUPに繋がりますよ。

これからリビングやキッチン、子供部屋のお片付けに取り組む予定もあるかと思います。捨てるモノがたくさん出た場合、モノが多い玄関では捨てるモノを外に出しづらいですし、ゴミ袋が引っかかって破れたりする危険もあります。収集日を忘れないようにゴミ袋を玄関に仮置きする場合もありますが、そのスペースはありますか?

これらを未然に防ぐためにも、まずは玄関から取り組んでみてくださいね。