実家の片付けと、片付け始めのコツ

最近、修繕がきっかけとなり、母と実家の片付けを始めました。

実家は間取りが複雑なこともあり荷物が多く、あちらこちらに長年放置されたモノがたくさんあります。

 

 

 

 

わたしは就職を機に19歳で実家を出ましたが、わたしの荷物も一部残っていました。

先日はすっかり忘れていた子供の頃のおもちゃ、おもちゃの空箱がたくさんでてきて、

懐かしい!と母と笑いながら片付けをしていました。

そして作業すること3時間半。

99%がゴミとなり、ゴミ袋11袋になりました。

せっかくの機会なので、他の箇所や母自身の荷物も片付けをする予定で

ゆっくり進めながら春まで続ける予定です。

 

 

 

片付け後、母と話合ったのですが

『負の連鎖は断ち切らなければいけないね』と。

負の連鎖。つまり、片付けをしない習慣、モノをため込む習慣が子供に自然と引き継がれてしまうこと、です。

古い写真から気づいたのですが、実家はわたしが小学生のころからすでにモノで溢れていたのです。

 

 

 

今、急にモノがため込まれたわけではなく、祖父母の代、父母の代、そして今、とモノで溢れている住空間・習慣が引き継がれてきた、というわけです。

祖父母の代は高度成長期で忙しかったと聞きます。

忙しければ、片付ける時間が少なくなるのはしかたなのないことです。もちろん悪意があって片付けない訳ではありません。しかしながら悪意はなくとも、孫の代、ひ孫の代まで多くのモノ・モノをため込む習慣は自然と引き継がれてしまうのです。

 

 

 

これを読んで、さあ大変だ!と片付けを始める方へ、最後に1つコツをお伝えします。

おうちの中に『ゴミの仮置き場』を確保すること、です。

ゴミはその日に出せない場合が多く、おうちの中に置いておかなければなりません。

売りに出したい家具やモノも出るかもしれません。業者さんの引き取りは、込み合うと予約から1~2ケ月後、ということもあります。

日常生活と片付けを同時進行させるには、『ゴミの仮置き場』をお忘れなく。

 

 

 

片付けの先には、必ず笑顔があります。わたしはこれが大好きです。

『片付けどき』っていつ?『片付けないどき』っていつ?

もうすぐ11月ですね。

そろそろ片付けや大掃除が話題になってくる時期になりました。

片付をしていると、

時に忘れていたモノが出てきますよね!

先日、わたしも20年近く忘れていたモノに驚き、

冷や汗をかきました(笑)

 

 

実は、忘れていたモノはかなり『負のエネルギー』を放っています。

それと同時に、様々なことを私たちに問いかけてきたりもします。

 

 

考えることをやめてしまった事、先送りにしていた事

向き合いたくなかった事、そして今もなお向き合いたくない事

などなど・・・を思い出させてくる場合もあります。

 

 

つまり、閉じ込めてしまった自分の課題を思い起こさせるものが

忘れていたモノ、とも言えます。

片付けが面倒だったり、嫌われたりする根深い理由は

ここにあると思っています。

 

 

だからこそ、私たちは片付けを避けたくなります。

人間は安全・安心を求める存在なので、

面倒なことは避けたくなりますね。

 

 

 

では、どこで区切りをつけるのか?

いつ片付けをするのか?

 

 

すごく簡単に一言で表現するならば・・・

『自分が居心地よいと感じているかどうか?』

です。

この質問に『 No 』がでるならば

片付け時(どき)であるといえます。

 

 

 

ただ、それでも動けない時もあります。

人生には様々な出来事があり

病気、事故、別れなど、つらいこともあります。

そんな時は

人間側のエネルギーが非常に小さくなっていますので

いくらモノ側から負のエネルギーが出ていることに気付いたとしても、

エネルギー負けしてします。

片付けの進み方は鈍くなり、だらだら続けることになってしまいます。

 

 

 

そんな時は思い切って

片付けを休むのがおススメです。

片付けから心も体も頭も、一旦離してしまう。一旦忘れる。

勇気のいることかもしれませんが

ずっと忘れるわけではありません。

自分のエネルギーが回復するまで、です。

 

 

 

片付けよりも大事なことは、心と体と頭の健康です。

もちろん片付けは健康に関わることなのですが

片付けから離れることが、逆に健康につながる事もあります。

 

 

片付けが気になる時期でもありますが、

同時に、気温の乱高下で体調を崩したり

病気になりやすい季節でもあります。

どうか無理せず

取り組んでいってくださいね。

片付けは、寒い季節を避け、春でも大丈夫ですよ。

 

家族間で収納したい場所が違ったとき、どうする?

年末調整に必要な書類が送られてくる時期になりました。

年に1度しか来ない書類。

それは【失くしやすい書類】でもあります。

 

 

我が家では、年末調整関係の書類は私が管理していたのですが

去年、間違えて捨ててしまい、慌てて再発行・・・

という事を起こしてしまいました!

なので今年は、夫に任せました。

重要な書類(保険証券や年金手帳など)を入れるファイルが1つあり、

なんでもそこへ入れるようにしているのですが、

夫はそのファイルではなく

『おれはここが分かりやすいんだよね』と

玄関ニッチに置きました。

 

 

玄関かぁ・・・

玄関はできればスッキリさせておきたい・・・

書類は書類のファイルに収納したい・・・

と私は思うのですが、

管理するのは夫。

その夫が選んだのは、玄関。

 

 

 

家族間で収納したい場所が違うことは時々起こります。

そんな時は

【主に使う人が都合のよい場所】を優先します。

 

 

 

収納のゴールは、【スッキリすること】ではなく

モノをなるべく探さない、失くさないことにより

【ストレスを軽減して健やかに暮らすこと】

がゴールだと思います。

スッキリすることは、手段にすぎません。

 

 

 

似たようなことは

親子間でもよく起こります。

親が分かりやすい場所が、子どもも分かりやすいとは限りません。

きょうだい間でも違ったりします。

 

 

最後にもう2つポイントです!

①大切な書類に関して、

【主に使う人が都合のよい場所】を決めたら

家族間で情報共有することもお忘れなく・・・

みんなで分かっておけば、なお安心。

②家族みんなが同じくらい使うモノで、収納場所の意見が別れた場合は、

収納がより苦手な人に合わせると上手くいきます。

『片づけが苦手・・・』と思ったら

突然ですが、質問です。

料理は得意ですか?

 

 

・・・わたしは苦手な方です!

謙遜ではなく真面目な話で、

レシピを読むことが苦手であることから始まり

調理時間は人の倍以上、火の入れすぎ・入れなさすぎ、味付け迷走・・・

やっとの思いで料理が出来上がると、

頭痛と疲労に襲われます。

食べる前に横にならなければいけないほどで、料理は悩みのタネでした。

 

 

それを解決したのが『ホットクック』という自動調理家電。

①材料を切る②分量を計測する③調味料を入れる④スイッチを押す

このシンプル手順が本当に楽で、使って5ケ月経ちますが、

悩みから一気に解放されました。

めんどうだった野菜切りも、今では楽しめるほどに変わり、

野菜への感謝と健康への願いを込めてゆっくり切っています。

 

 

片づけが苦手な方にも同じことが言えると思います。

『テレビや雑誌で紹介している収納をやってみたけど、何度も挫折。

片づけってやっぱり苦手だなぁ・・・』

そんな風に感じる方は、今までの方法が合わなかっただけかもしれません。

確かに【今、片づけは苦手】かもしれませんが

この先も【永久に片づけが苦手】とは限りません。

他にもたくさんの収納方法があります。

 

 

例えば、『白いボックス収納でスッキリ揃えたところ迄は

良かったけど、何がどこにあるかわからなくなって、今ではぐちゃぐちゃです』

というお悩みなら

①ボックスをクリアタイプに変更してみる

②ラベリング(中身を書いたシールを貼る)をする

③モノの数を減らす

④収納動線を見直してみる

など試すことができます。

 

 

 

 

収納のゴールは、テレビや雑誌のようにキレイな収納にすることではなく、

自分と家族がより健やかに安心して暮らせる環境づくりです。

『みんながやっている』からいつかできるはず、がんばろう。

と無理して続けるよりも、自分も家族も無理せず続けられる方法を選びたいですね。

 

 

収納方法には、調理家電のように自動でやってくれる便利な物はありませんが、

わたしたち整理収納アドバイザーは

たくさんの収納方法を知っています。

改善ポイントも知っています。

困ったらお気軽にお声がけくださいね。

 

『捨てられない・・・』から一歩抜けだす方法

『モノを減らしたくて・・・捨てようと全部出してみたんですけど、10分の1しか捨てられず、残りはまた元に戻したんです。捨てなきゃと思っているけど捨てられなくて・・・』

先日こんなお悩みを伺いました。

同じような経験のある方、いらっしゃいますか?

 

 

今でこそわたしはモノが少なくなりましたが

元々はモノが多く、捨てられない人でした。

なので気持ちがよくわかります。

捨ててしまう自分がなんだか冷たい人間のようにも思えてしまう。

まだ使える物を捨てるなんてばち当たりな・・・

などマイナスな思いでいっぱいになるものです。

 

 

結論!【無理して捨てなくてもいい】です。

今向き合った方が良い問題は、実は捨てるか?捨てないか?ではなく

①住空間や収納が使わないモノで圧迫されている

②それが気になってスッキリした気持ちで暮らせない

この2つだったりします。

 

 

なのでまずは・・・

捨てる?捨てない?の二元論から抜け出し、

迷うモノは一旦別の場所に期限付きで保管をします。

そして必要な収納スペースを空ける。

これをするだけで、①②がひとまず解消されるので

日々の生活が少しまわるようになっていきます。

そして今より心地よさを感じると気持ちに変化が現れてきますので

迷っていたモノを新しい視点でとらえることができるようになっていきます。

 

 

大事なことは、今。

かけがえのない、今。

よくこのことを忘れてしまう私は

『思い出し後悔』をしたり

『起きてもいない未来の心配』ばかりしがちです(泣)

なのでそんな時は

『おっと・・・!また【今】にいなかった!戻ろう・・・』

と無理にでも意識を向けるようにしています(笑)

 

 

 

『捨てられない・・・』も、過去と未来に意識が向いています。

わかってはいることで、でもなかなか難しいことですが、

今を意識して

今を健やかに過ごしていきたいですね!

 

 

 

 

 

 

 

『モノ』から気づく

今月、ある自治体様主催の整理収納講座にて

整理収納×心理学の講師を務めさせていただくのですが、

申込者数が通常のイベントより多い!と職員の方々が喜んでいらっしゃいました。

整理収納×心理学への関心の高さを感じ、わたしもとても嬉しくなりました!

 

 

 

実は整理収納はとても奥深い世界です。

単に『部屋がキレイになる片づけ術』ではなく、

モノを通して

『自分のこころを確認する術』

・・・まるで魔法です!

わたしはそう思っています。

 

 

例えば

過去のモノがなかなか手放せなくて悩んでいる人は、

過去の出来事や価値観に縛られてしまって、

今をなかなか生きれなくて悩んでいる人。

 

多くのモノを買ったりもらったりしてため込みがちな人は、

過去の経験がトラウマ化して、未来への不安が大きな人。

 

もちろん、悩みや不安がない人間はいないと思いますが、

その度合いが大きいとモノが多すぎて悩む暮らしになってしまいます。

 

 

 

実は最近、わたしもモノが増えました・・・!汗

モノから見えてくる自分の悩みや願い。

しばらくしてそれに気が付き、もう増えることはなくなりました。

 

例えモノを買い続けても、持ち続けても、

悩みが解決したり願いが満たされるわけではありません。

悩みや願いに対して、気持ちを動かして、体を動かして、

自ら行動するしかないですね。

 

 

だからモノと向き合うことって

けっこうしんどい事だと思います。

でもしんどい先には、新しい気づき、より安心・安全な暮らしがあると思っています。

 

 

 

モノはいつも、自分の状態を気づかせてくれる不思議な存在。

昔からたくさん持っているモノ、

増え続けているモノ、最近増えたモノなどで悩むことがあったら、

自分自身に想いを巡らせてみてください。

新たな発見があり、思いもよらない解決策に出会ったりできますよ!

 

 

 

 

デッドスペース、ない方がいい?

お盆期間、いかがお過ごしでしたでしょうか。

私は収納用品を買いに近所の100均とニトリへ。

とても混雑してました!

自粛でおうち時間が長くなったので、もっと快適なおうちにしたい人が増え

収納関連の混雑は連休恒例の風景となったなぁ・・・なんて思います。

 

 

 

 

さてさて、おうちを快適にするためにレイアウトを変えることもあると思いますが

その時に問題になりがちな『デッドスペース』。

空いてしまうと、すごくもったいない!

収納グッズも『デッドスペースを活用!』と謳うものがたくさんありますよね。

 

 

ここで立ち止まりたい・・・『デッドスペース』ってなんだ??

 

 

 

辞書などの定義では『有効に使えない無駄な空間・場所』とあります。

無駄と聞くと、すごくもったいないので

活用した方が良さそうなのですが

私は、デッドスペースを実は【そのまま空けておく】のも好きだったりします。

 

 

 

デッドスペースを

【余白と余力】と考えてみる。

時と場合によりモノを置いたり、置かなかったり。

どちらでもいい自由な空間と考え、あえて決まった家具は置かない。

 

 

 

何も置かなければ【余白のあるおうち】

何かを置ければ【余力のあるおうち】

 

 

余白があれば、圧迫感はなくなり、気持ちも頭の中もスッキリしてきます。

余力があれば、一時的にモノが増えたときに対応できます。

こう考えてみるとデッドスペースも悪くないな、と思えてくるのです。

 

 

整理収納を学ぶ前、モノだらけだった私ですが

今はゆるミニマルな暮らしをしています。

こんな変化を遂げて思うことは

『今必要なモノは、意外と少ない』。

1日24時間。

寝ている時間もあるので

モノと付き合える時間は結構少ないです。

【デッドスペースを埋めてまでそこに収納しなければならないモノがあるのか?】

そう考えた時、私はほぼありませんでした。

お客様のおうちでも、デッドスペースを埋める収納を考えるより

【モノの整理をし直す】ことの方が多いです。

 

 

 

デッドスペース、もったいないから収納グッズで埋めるか?

デッドスペース、余白と余力と捉えてみるか?

 

 

 

みなさんのお役に立ち、健康にもつながるような整理収納のお話を

これからもお伝えできたらいいなと思っています。

いつもありがとうございます。

床にモノを直置きしない暮らし

『何度言ってもみんなが通る場所に子供がモノを置く・・・』

と悩んでいらっしゃる方とお話する機会がありました。

モノがそこに置かれてしまう原因はいくつかあるのですが

今日は【ひとまず、すぐに、解決できる方法】をお伝えしたいと思います。

 

 

 

それは・・・

【床に直置きしないだけ】です。

 

 

直置きしないメリットは

①じゃまにならないので家族間で揉めない

②お掃除がラクになる

家族一人一人のストレスがぐっと減ります。

とくに大人のストレスが減ると思います。

 

 

 

 

この方法は簡単です。

シンプルに直置きしない【だけ】なので

片づけが苦手な人でも、まずは取り組みやすいです。

 

 

もちろん『整理をしてから収納』はしなければなりませんが

それは少し時間がとれるときにやるようにします。

 

 

 

複数のことを守るのは難しいですが

1つだけなら

シンプルでわかりやすく、大人も子供も守りやすいですよね。

 

 

 

今日から4連休の方もいると思います。

お出かけするとお土産を買ったりして

普段ないモノが一時的に増えます。

普段ないモノは

【定位置=モノの住所=モノが戻る場所】がまだ決まっていないので

散らかる原因になりやすいです。

だからこの時期、要注意です!

せっかく楽しいお出かけをしたのに

モノが散らかることで小言が飛び交うようなおうちでは

楽しかった気分も盛り下がってしまい、残念ですよね。

 

 

ひとまず、徹底的に【床に直置きしないだけ】

 

 

直置きがどうしても難しい場合は

【箱などにまとめて入れる】だけでもOKです。

 

 

 

片づけ・整理収納はいつもキレイにする必要も

いつもキッチリしておく必要もありません。

ひとまずでもいいんです。

家族がおうちでゆったりリラックスして過ごす、

楽しく過ごすために片づけ・整理収納があります。

 

 

 

猛暑、コロナ、五輪と大変な夏ですが

みなさまにとってすてきな連休になりますように。

自宅避難を考える

大雨での災害が毎年起きており、

この度の豪雨で被災された方、お見舞い申し上げます。

 

 

我が家は燕三条インターの近くで、

信濃川と中ノ口川に挟まれており

洪水浸水想定3~5mの地域です。

 

国土交通省の【重ねるハザードマップ】

https://disaportal.gsi.go.jp/

住所を入力すれば全国どこでも調べられます。

 

 

 

浸水してしまったら、避難以外

できることはないと思いますので

うちは【自宅避難になった場合】に備えています。

避難所から戻ってきた、もしくは避難所へはもう行けない・・・

そんな場合に備え、避難グッズの一部を【2階に備蓄】しています。

2階も浸水したら、もう何もできることはありませんが

2階が浸水する可能性の方が低いので、望みを託し・・・

 

 

 

5年保存水、缶詰、ご飯、カセットコンロ、懐中電灯、

トイレ、トイレットペーパーなどが主です。

完璧にそろってはいませんが

毎年少しずつ増やしています。

今年は土のうの変わりになる【水のう】を買いました。

切羽詰まった時に土のうを準備できるか?

・・・雨も降っているなか、土や砂を準備する時間はないと思いましたので

役に立ちそうな商品だと思います。

使わないことを願うばかりです!

※大きなゴミ袋+段ボールで代用もできるようです

 

 

不安な時期ではありますが

そんな中だからこそ、より1日1日を大切に

家族と楽しく過ごしていきたいと思います。

TVでは人気がない?『整理』、人気のある『収納』

先日、わたしも所属してます日本片づけ整理収納協議会 通称 JCO(ジェイコ)の代表理事である

収納王子のコジマジックさん(小島弘章氏)が

お笑い芸人のゆめっちさん(3時のヒロイン)の

クローゼット収納のお悩み解決をするTVが放送されました。

ご覧になった方、いらっしゃいますか?

 

 

コジマジックさんならではの100均を使った収納術の数々。さすが!

整理収納アドバイザーになる前からコジマジックさんの収納が好きで、よく本を参考にしていました。

 

 

TVや本で整理収納がどんどん広がり身近になることで、片づけで困る人が一人でも減ると本当にうれしいです。

しかしながら、テレビでよくクローズアップされるのは『収納術』や『収納グッズ』です。

15分ほどの特集だと、しかたがないとは思うのですが

いつも【整理】が省かれています。

そのたびに『残念だなぁ・・・』と思ってしまいます。

 

 

わたしたち整理収納アドバイザーは

【整理】こそ、片づけ作業の要と捉えています。

様々な片づけのメソッドがありますが、

共通していることは必ず【整理】を先にすること。

【整理】にこそ、時間が必要なのです。

 

 

 

整理作業は、テレビでは見ごたえがないかもしれません。

15分ではお話しきれないのかもしれません。

でも、ほんの一言二言、整理の重要性について

もっと発信が増えれば

片づけ難民はもっともっと減ると思うのです。

 

 

整理作業は、自分の持ち物・家の中のモノ・会社にあるモノを

見直すことです。

見直して、必要なモノだけにすること。

使用頻度や種類、人別に分けること。

そして、管理できる分量まで減らすこと。

それが終わったら、やっと【収納】の出番です。

 

 

収納作業より、整理作業の方が、精神的にも体力的にも結構キツイもので、

時間もかかります。

キレイにするための作業時間の7割は、実は整理をする時間に費やされます。

こんなことを聞かされると、ヤル気が・・・

と落ち込むかもしれませんが

それは一気に『まとめてやろう!』としてしまうからかもしれません。

やる前にイメージの力で疲れてしまったり、時間がとれないと思いこんでしまうことが原因かもしれません。

 

 

 

疲れない整理のやり方・・・

1日15分の整理でも効果はあります!

15分なら、できそうな気がしませんか?

整理も収納も、生活には欠かせないコトです。

だからこそ、正しいやり方で気軽に進めていくことが大切だと思います。