桜の木の下で

今年も指折り数えて、楽しみにしていた桜が咲きました。

 

家族と眺めながら、迎春をささやかながらお祝いしています。

 

今年は疫病だけでなく他国では戦争など、どうにもならない事柄だらけではありますが、桜はいつも通り綺麗に咲いてくれました。

 

建築住宅業界も資材の価格高騰で、先々は不透明ではありますが、前を向き、ご縁あるお客様のために全力を尽くしたいと思います。

 

新築工事もこれから2棟着工。

 

初夏にはもう1棟スタートします。

 

そして忠蔵町モデルハウスは6月に完成します。

 

新しいコンセプトの元、新しい時代に合わせた自然素材カーボンニュートトラル住宅をお披露目いたします。

 

日々感謝の気持ち込めて、お客様の期待に応える家づくりを行い続けていきます。感謝、多謝。

通気層がなくても認定長期優良住宅

施工して10年が経つ長期優良住宅認定は、外壁通気層がないと取得できないと思っている方も多いですが、実はそんなことはありません。

 

外壁通気層工法は安易に認定がとれるという理由だからです。

 

あまり声高にアナウンスしてないだけですが、弊社ノン通気工法の仕様変えず取得可能であります。

 

住宅を建てる消費者保護の観点からできた法律と言われています。

 

私たちのように住宅業界に従事している者はこの法律の内容を全て知っています。

 

長期優良住宅だと補助金や税制などメリットのイニシャルコストは、お得感がありますが、メンテナンス義務や履歴義務を続けないといけません。

 

今年度から断熱性能基準もあがる長期優良住宅です。

 

今後も注目していきたいです。

 

長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅である「長期優良住宅」について、その建築及び維持保全に関する計画(「長期優良住宅建築等計画」といいます。)を認定する制度の創設を柱とする「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に施行されました。この法律では、長期優良住宅の普及の促進のため、構造躯体等の劣化対策、耐震性、可変性、維持管理・更新の容易性、高齢者等対策、省エネルギー対策、一定以上の住宅規模、及び良好な景観の形成への配慮等を定めています。それら認定基準に適合する住宅の建築計画及び維持保全計画を所管行政庁に申請し、当該計画の認定を受けた住宅については、認定長期優良住宅建築等計画に基づき、建築及び維持保全を行うこととなります。

 

制振ダンバー

先日も大きな揺れを感じました。

 

耐震・制振。

 

どれも地震対策ということは、ご理解できると思います。

 

少し説明しますと、「耐震」は、耐震等級というのがある通り、地震の力に対して、構造体の力で耐える技術。

 

構造を丈夫にし、地震力を受けても倒壊しないようにして、耐力壁を配置し、筋交いなどを設けることで、建物の各部分が破壊しないだけの強度を確保する。

 

すべての建築物に必須の要素である。

 

「制震」は新しい研究成果によってもたらされたものであるが、「耐震」は、地震のある地域に建物を建てる以上ある程度自然に湧いてくる発想である。

 

建築基準法によっても耐震構造は義務付けられている一方、制震は任意となっています。

 

耐震基準をクリアーした建物に加えて盛り込む技術である。

 

建物に加えて盛り込む技術なので、耐震+制振と行うことになります。

 

制震(せいしん)は、建築設計上の概念であり、建物に入力される地震力を、建物内部の機構により減衰させたり増幅を防いだりすることで、建物の振動を低減させることを指す。

 

地「震」を制するのではなく「振」動を制するという趣旨から、近年では「制振」に統一されつつある。

 

地震動をエネルギーとして捉え、建物自体に組み込んだエネルギー吸収機構により地震が入力しても抑制する技術。

 

建物の揺れを抑え、構造体の損傷が軽減されるため繰り返しの地震に有効。

 

大規模建築物に採用する事が多かったが、近年では戸建て住宅への効果も検証され、採用する例が急増している。

 

千癒の家では、耐震と制振のハイブリットダブル工法を採用します。

 

それも、大きな揺れでなくても、揺れを吸収できる制振ダンバーを使います。

見学会にご参加ありがとうございました。

見学会が無事終了いたしました。

 

ご参加いただき心から御礼申し上げます。

 

新商品ラインナップである「スマートハウス×千癒の家」がいよいよスタートします。

 

今までNGだった太陽光ソーラーパネルも時代の変化に対応すべき、ZEH仕様へ変貌を遂げます。

 

パッシブ設計や自然素材外皮性能G2など、得意分野にブラッシュアップした建築となります。

 

スピードが早い業界に負けず施工力に磨きをかけていきます。

 

問題視されていたイニシャルコスト及びランニングコスト、電磁波の影響のことなど全てご説明準備を整えております。

 

私たちが良いと思う住宅は、本当にお客さまにとって良い住宅なのか?

 

私たちが薦めている健康住宅は、これから数十年間暮らすご家族にとって本当に快適な住まいになるのか?

 

私たちが言っていることと建物に相違がないように、巷のトレンドや流行の住宅の情報を得ながらも、健康住宅をつくるという信念をもって日々仕事をしています。

 

そして、いつも応援して頂けるお客さまが多くいることに幸せを感じます。

 

多く声援と幸せの声を頂き、私たちはより活力をもらってます。

 

私たちができることは、多くのお客さまに幸せになってもらうマイホームをつくることです。。。。これからもより頑張っていきます。

新モデルハウス構造見学会

https://www.ykhome.co.jp/data/event/20108/

 

千癒の家のラインナップに『スマートハウス』が加わります。

 

スマートハウスは、千癒の家のコンセプトである『健康住宅』に加えて、太陽光発電エネルギーで電気の自給率を100%以上にする省エネルギーな暮らしを目指します。

 

また近年問題視CO2排出量を大幅に削減する、地球にも家族にもやさしい住まい造りです。

 

新潟に求められる「夏は涼しく、冬は暖かい」を実現するための高断熱・高気密はこれまで通りの実現します。

 

そこに省エネルギーのコンセプトを加えることで、家族全員の健康を守りながらも、買う電気に困らない家づくりを提案します。

 

3月13日(日)には、このスマートハウスのコンセプトを取り入れ始めている新モデルハウスの構造見学会を開催します。

 

そこでは、スマートハウスの考え方、千癒の家が提案する省エネ・高気密・高断熱、そして健康な住宅をご説明させていただく予定です。

 


【スマートハウス 5つの約束】

「健康(高機密・高断熱・換気・空気質)配慮」「経済効果」「耐震・防災性能」「資産価値」「エネルギーインフラ対応」の 5つのバランスから考えます。 それは、家族が毎日不安なく、笑顔で健康に暮らすための最低限の約束事です。

①健康を第一に考えた家づくり
②省エネを超えるエネルギー自給率100%を目指す
③地震・災害から家族の命を守る
④急変するエネルギー事情へ対応する
⑤家の資産価値を担保する

スマートハウス×千癒の家では、これらのことをお約束して家づくりを致します。


【気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア」】

今回のスマートハウスで、是非知って欲しいのは、気圧調整式第一種全熱交換気システム「エクリア(AIR CREAR)」です。

大きな虫やゴミを遠心力で弾き飛ばす「サイクロン式給気フード」と、花粉や黄砂、PM2.5などの微細な汚れを約99%除去する「給気清浄フィルター」、家全体を「正圧」にするという3種ブロックで、有害物質の住宅への侵入を防ぎます。家中の外気の温湿度を計測し、住宅内を理想の温湿度に自動で制御するIAQ(インドア・エア・クオリティ)機能が住宅内の温湿度を一定に保ちヒートショックのないきれいな空気環境を実現します。

家はランニングコスト込みで買う時代

住宅コストを考えるときは、目に見える初期費用(イニシャルコスト)と目に見えない維持管理費用(ランニングコスト)を把握することが、これからはとても重要になると考えてます。

 

高性能の家づくりは、一般的な住宅に比べて初期費用は多くかかりますが、光熱費といった維持管理費用を大幅に軽減できる可能性があります。

 

化石燃料や電気代は上昇傾向です。

 

生涯住宅費用という長い目でみれば、健康で快適に暮らせる住宅は賢い選択とも言えます。

 

来期からゼロエネルギー住宅には170万円のも補助金が始まります。

 

他の補助金を併用して使った場合は200万円以上にもなり、推進力が高まっています。

 

建築コストが上がった昨今は、マイホーム建築をお考えのお客様には難しい判断となりますが、多くの情報を得て、正しい選択をしていただきたいと思います。

 

いよいよ春の足跡が見えてきました。

 

いい季節になりました。

 

今できることに全力投球です!

 

住宅の温熱基準

各国にも住宅の温熱基準法なるものがあります。

 

アメリカや欧州などの先進国だけでなく、中国や韓国にもあります。

 

日本にも基準はありますが、罰則規定ではないので、極端な話、断熱材が入ってない家を作って販売しても問題ないことになります。

 

昨今、日本もようやく重い腰を上げ、断熱基準の法整備化を進めています。

 

室内環境、室内温度が健康にとって重要なことがここに繋がったと考えていますし、また海外の基準をなぞっている過程も見え隠れします。

 

イギリス(英国)基準をみてみましょう。英国は条例で16℃以下になる室内温度になる建物は解体命令がでるところもあります。

 


『HHSRS』(英国保健省)の寒さに関する評価によると、人が健康でいられる温度は21℃前後、16℃以下になると深刻な健康リスクが高まるとされています。寒さは健康の大敵なのです。また、部屋ごとの温度差も血圧変動に大きな影響を与えます。断熱性能の高い家は、暖かいだけでなく、各部屋での温度差が少ないことが特徴です。暖かい住まいで活動的に過ごし、健康な毎日をおくりましょう。

 

日本の高断熱住宅研究会である外皮性能HEAT20のG2グレードがこのレベルです。

 

日本も温度地域差がありますが、地元新潟では外皮レベルはHEAT20レベルがマストも近く感じます。

 

そして厳選した自然素材で、家づくりを続けたいと思います。

 

住宅の事故と住宅の断熱について

「住宅の事故」と住宅の断熱について考えてみましょう。

 

住まいは、人の暮らしの中心となる最も重要な場所であり、生きていく上で根源的な拠り所です。

 

だからこそ本来は安全・安心なものであるべきなのですが、残念ながら我が国の住宅事情は現実には安全・安心への対策が不十分な為、欧米諸国に比べて大切な命を落とす事故が多数発生しています。

 

「住宅(家庭)内の不慮の事故」による死亡者数は、厚生労働省の「人口動態統計」による詳細な2019年のデータでは1万3800人。

 

一方で、よく比較される交通事故での死亡者数は3215人(2019年)住宅内の死亡者数は交通事故と比べ4倍超になっています。

 

参考までに、2021年のコロナ感染による死亡者数は約1万5000人(同)となり、2019年の住宅内の事故死亡者数はそれに匹敵しています。

 

住宅内の事故のうちで最も多いのは「ヒートショック」。

 

これは暖かな空間から寒い空間に移動した際、急激な温度変化により血圧が乱高下し脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こします。

 

裏を返せば、それだけ日本には断熱性能が低い住宅が数多く存在するということで、問題の深刻さを表しています。

 

欧米諸国では、賃貸住宅でさえ暖房した部屋で暖房機を停止させ、2時間程度経った時点で室温が16度を下回った場合には改修命令や家賃の引き下げ、行政処分の対象になりますが、日本の賃貸住宅でこの法律を実施されたと仮定すると、99%は行政処分の対象になり、個人住宅でさえ新築を含めても70%のお家が、これをクリアー出来ないのが現状です。

 

更に深刻なのは、新省エネ基準を満たした事を高らかに宣伝している住宅の殆どが、作った当初はクリアー出来ても、我が国には長期性能保持基準が無いために、20〜25年後には断熱性能が30%程度落ちてしまうので、欧米断熱基準を満たす事はできません。

 

この事実を詳しく知っている建築士はどれぐらいいるでしょうか?

 

断熱素材を選び長期性能保持も含めて欧米基準の断熱性能を実現している家づくりが理想的であると考えます。

補助金を積極的に活用しましょう


昨年12月から始まっている新築やリフォーム工事を支援してくれる補助金です。

 

省エネ住宅を扱っている弊社としましては、なかなか使い勝手がいい補助金なので、活用をおすすめします。

 

ウッドショックなどで原材料費が高騰して住宅価格も軒並み上っております。

 

ですので、該当する補助金は全て対応することを積極的に取組んでいます。

 

子育て世帯・若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図るため、子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助金が交付されます。

子育て世帯とは、18歳未満の子を有する世帯。(年齢は令和3年4月1日時点)

若者夫婦世帯とは、夫婦のいずれかが39歳以下の世帯。(年齢は令和3年4月1日時点)

 

健康構造見学会

今週の1/30(日)に今年初めての構造見学会を行います。

 

最近おすすめのリモート見学も推奨しておりますので、お問合せくださいませ

 

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

 

最近は隙間C値の精度もあがってきており、標準検査でC値=0.5以下。

 

自然素材での床下断熱工法。

 

次回からは基礎断熱も工法に入ってきますので、楽しみです。

 

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様をご体感いただきたいです。

 

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながらご説明します。

 

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。