ありがとう!ようへい君

先日は今年最後の上棟式を中央区水道町で行いました。

Y様及びご家族の皆様おめでとうございました。

建舞から天気も崩れがちでしたが、しっかり準備は整えることができました。上棟式はこの新居に住まれるご家族の幸せと繁栄、そして工事が安全に無事終わることをお祈りする儀式です。

建物の四隅を清め、棟飾りと三種の神器を祀り、祝詞を謳わせていただきました。これから完成まで、一生懸命頑張ります。

またお子さまから可愛いプレンゼントを頂きました!おじさんはとても嬉しかったよ。ありがとうようへい君( ´艸`)

 

 

伝統工法

住宅寿命は日本は約30年、イギリスは100年、アメリカは80年

と言われます。

1945年(昭和25年)に建築基準法が制定されて、従来の「伝統

工法」から「在来工法」に変わりました。

現在の建築基準法は、その在来工法が基盤になっています。

約1300年続いた日本の住文化である伝統工法が変わり、在来工法

の法律で70年弱と言うことになります。

私は伝統工法という先人の知恵が詰まった日本の文化、古き良きもの

は安全と安心を確保して残し活用すべきだと考えています。

蔵という建物は、機械を頼らず、夏涼しく、冬暖かい先人の知恵の

代表的な建物でした。

近代日本は、新しい機能性に高いものが良い考え方に押されていま

す。その結果、実際に日本の住宅の建築寿命は世界に比較しても極端

に短命になっている事実があります。

 

 

寒さ到来

12月に入り、寒さも本格的になってきました。

新潟の冬は、どんより雲に包まれ、冬期日照時間が全国的に見ても短く、湿気も高く、日本海側の象徴的な雪国です。

冬に太陽の日差しが出ることは、滅多にない地域でもあります。

そのような地域には、その気候に合わせた家づくりは必須です。

弊社モデルハウスは、快適な環境ですので、長時間楽しく打ち合わせしております。

広いLDKでも、足元もポカポカしています。

リビングにいるだけで、こたつに入っているかのような感覚は断熱性能と保温力の違いだと思います。

来年からは、より新潟の気候とその地域にカスタマイズした家づくりを進めていくことになります。

また街角モデルハウス宿泊体験は再開する予定です。

ご興味ある方は、是非お問い合わせくださいね。

世界基準のエコ住宅

エコ先進国であるドイツやヨーロッパ諸国と日本とでは家づくりのアプローチが違っています。

日本における省エネを謳っているハウスメーカーやハウスビルダーは、機械設備の充実による住宅提案を行っています。

ソーラーパネルだったり、全館空調システムだったりが特徴です。家の中が機械だらけなので生涯維持費が莫大になります。しかしドイツは設備に頼って光熱費を賄おうというのではなく、その前に構造躯体によってエネルギーロスの小さな快適住空間を維持しようという考えです。これが世界基準の考え方「パッシブハウス」です。

最小の設備で快適住空間を維持できる「パッシブハウス」は、

設備の老朽化による出費も少なく、CO2の排出を抑えることのできる地球環境にも優しい「健康エコ住宅」なのです。

私たちは、自然の素材だけでなく、この考え方を取り入れた「本物の健康エコ住宅」をご提供していきたいと思います。

ヒートショック

寒さの厳しい季節になりました。風呂に入って湯船にゆっくりと浸かって温まるのは日本人の大切な健康習慣です。

しかし急激な温度変化によって、血圧が大きく変動して起こる「ヒートショック」をご説明しましょう。

寒くなると、私たちの体は体温を保つために血管が収縮するので、血圧が上がりやすくなります。普段から高血圧な人はもとより、そうでない人にも同じことが起きる。高血圧は血管と心臓に負担をかけるため、冬季は他の季節に比べて、明らかに心筋梗塞による心肺停止の発症率が高いと言われています。

さらに冬場の住宅における温度差が追い打ちをかけます。
一般的に日本では、脱衣所や浴室に暖房器具を置いて暖める習慣はあまりない。暖かい居間との温度差が、10℃以上になります。

居間から寒い脱衣所に移動して服を脱ぐと、寒さの刺激で血圧が急激に上がり、心筋梗塞や脳卒中の引き金になり、寒い浴室に入って熱い湯に浸かると、今度は血管が拡張して血圧が急激に下がります。

そういったことで、湯船でめまいを起こして転倒したり、失神して溺死したりする危険があるということです。

2011年、全国の消防機関に調査した搬送者数をもとに推計したヒートショックによる死者数は年間1万7000人。同年の交通事故死者数(4611人)の実に4倍近くになると言い、このうち、65歳以上の高齢者は1万4000人とみられる。年間では1月が最も多く、最も少ない8月の10,7倍にも上ります。

やはり寒い時期の脱衣場や浴室はリスクであります。家の中のどこでも温度差が少ない室内環境で暮らしていかないといけませんね。

パリ協定

2020年以降の温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」は経済成長しながら二酸化炭素(CO2)排出量を抑える方針で国連環境計画は「エネルギーの生産や消費の方法を転換させるのが必要」と言います。

全量再生エネをめざす企業連合「RE100」には米アップルやマイクロソフト、米ゼネラル・モーターズ(GM)など世界110超の企業が参加しています。

省エネ技術へ投資拡大し16年世界の投資額は前年比9%増の2310億ドル(26兆円)。電気自動車は38%増。

最大排出国の中国は、発電部門を石炭から太陽光などに転換。100基単位の石炭火力発電所の閉鎖します。再生エネや原子力、天然ガスの割合が高まり、石炭消費は減少。

世界2位の排出国米国。トランプ政権はパリ協定離脱を宣言しましたが省エネを推進する企業の動きは止まりません。

対して日本エネルギー政策について、原発事故以来「原発を続ける、やめる」という単純な話が語られます。日本の産業界のエネルギー効率は、世界のトップレベルです。企業の省エネは「乾いた雑巾を絞っても水が出ない」状況です。

節約すればエネルギー消費が減少するという単純なものではありません。単身世帯が増えれば、1人当たりのエネルギー使用量は増えます。共用部分が増えるに従って家族の人数が増えるに従って、1人当たりの使用量は減ります。エネルギーをめぐる議論や政策にずれを感じます。電気を大量に使う快適な今の生活を転換しなければなりません。

全棟ホウ酸処理

アメリカカンザイシロアリと従来のシロアリとの違いがあります。

アメリカカンザイシロアリの最大の特徴は、カンザイ(乾材)という名のとおり、乾燥した木材でも食い荒らすことができるところです。

ヤマトシロアリ、イエシロアリといった昔から日本に生息して建物に被害を及ぼすシロアリは活動するために水分を必要とします。

そのため、建物への侵入は必ず地面からはじまります。

しかしアメリカカンザイシロアリは木材中の僅かな水分だけで生きていくことができるため、水気のない家の柱や天井裏の梁、さらには家具や建具までも食い荒らすことがあります。

被害の進むスピードはイエシロアリ・ヤマトシロアリに比べるとゆっくりとしたものですが、 専門家でも建物のどこにシロアリがいるかを見極めることが難しく、根絶を困難なものにしています。

新築を建てる時は、アメリカカンザイシロアリ対策として、ホウ酸処理をしなくてはいけないのです。

 

住まい手が学ぶ

11月23日(木・祝)西区新潟流通センター会館にて、”住まい手が学ぶ ”「住教育からの住まいづくりセミナー」を開催させていただきます。

[セミナー内容]
1.どこのセミナーでも良い話しか言わない
2.リフォームできない家は現実に有る!
3.メーカーに新築を勧められたけど…
4.それぞれの欠点で考える家づくり
5.お金を掛けて良い所・悪い所
6.メーカーに騙されない見積書の読み方

【 詳細 】
セミナー講師 : 大沼 勝志
日程 :11月23日(木・祝) 10:00~15:30 (受付9:30~)
※希望者はセミナー後、個別相談を行いますので自宅図面・写真を持参下さい。
定員 : 先着40名 予約制
会費 : 1,000円(昼食代)
場所 : 新潟流通センター会館2階会議室

構造見聞会in中央区沼垂

今日から2日間、中央区沼垂町で構造見聞会を行います。

今回は大規模リフォーム現場の構造見学会です。

ご興味がある方は是非、見学会にお越しくださいね、構造見聞会は出来上がって見えなくなる部分を確認していただきます。私たちにとっては、建物の性能の優れている部分を説明するのことができる場でもあります。私たちが造る健康住宅の心臓部をみていただければと思います。
お待ちしております!

居心地体感会へご参加ありがとうございました。

週末の居心地体感会は無事終了しました。

完全予約制の見学会でしたが、10組を越える参加者に来ていただき、とても充実した2日間になりました。

みなさま、大変ありがとうございました。

最近の体感会は「暮らしやすさ」をどれだれ表現でき、伝えられるか?をテーマにしていますので、ダイニングテーブルやソファーだけでなく、ベットやインテリア小物なども準備して接客させて頂きます。話す内容も、個性的な暮らしのコンセプトをどう活かしている設計なのかが中心になっています。

また、新潟の寒さへの対応も導入コストとランニングコストなども体感値データと共にご説明しています。

新たな出会いもあれば、久しぶりの再会、いままでお世話になった方々とお話しできるのが、この体感会です。皆さまとのご縁で今があると思っています。これからも新潟で健康住宅を真剣に提供してきますので、これからもよろしくお願いしまm(__)m

またイベントでお会いできることを楽しみにしていますね!