4月新年度

新年度です。

新元号も発表です。

歴史を刻む大きな年になりました。

そして入学、入社の時期で、新しい一歩のはじまりです。

笑顔と緊張のいい表情の瞬間が見れますので、こちらも幸せな気分になれます。うちの息子も新一年生になりますし、会社にも新人スタッフが入社してきます。小さな地場の工務店ですので、人事や転勤は皆無に近いですが、新しい風が吹くことは、いい変化が生まれる機会です。新しい出会いにワクワクしながら、お客さまのために一生懸命真面目に働きたいと思います。

また、新しい企画「住宅とお金の相談会」を開始します。定期開催になりますので、ご興味ある方はご予約よろしくお願いしますm(__)m


住宅を建てる場合にはいままでに経験したことのない大きな借金をすることになります。非常に多くの資金が必要となります。 建物だけでなく、土地も一緒に購入するならその費用はさらにかかります。決して安くない金額ですので、悩んでしまいますよね。

住宅の金額も住宅ローンにしてあまり高く設定したくない・・・でも狭くて質の悪い家に住みたいわけでもない・・・将来の教育費や老後の費用のことも考えると「家を建てる」決断ができないと悩まれているご家族は少なくありません。

メガバンク、地方銀行やネット銀行、信用金庫、公庫など、様々な金融機関から様々な住宅ローン商品が提供されている中で、自分たちにピッタリの方法は何なのか。頭金をどのくらいにして、ローンをどのくらいで、何年で組むのがいいのか。無駄な利息は払いたくないけど。。。どうしたらいいか?正直分からないですよね。そこをプロを交えて無料相談してみませんか?。。。。

 

 

大工棟梁だった祖父

私は地元密着の工務店に長男として生れました。

大工棟梁だった祖父が創業し、自宅を大工訓練校としていたので、丁稚奉公(でっちぼうこう)の大工さんが住込みで5人~6人いました。私も小さいころは可愛がってもらった記憶があります。弟子には厳しい祖父で、逃げて帰った丁稚さんもいたと聞きました。しかし5年間の修行を耐えて、一人で墨付けから建舞までできるようになると卒業となり、一人前の称号を手に入れ、大工棟梁になります。中山の親父のところで修行した大工が腕がいいともっぱらの評判だったそうです。

その当時の話を聞くと、日本も高度成長期だったこともあり、どんどん家を建てる時代背景があり、大工という職業は花形でした。今では考えられないほど、大工の地位があり、今とは真逆で大工にお客さんが建ててくださいと懇願していたそうです。そして、図面など間取りもほぼお任せで、出来上がってからしかわからないようでした。ちなみに、職人の休憩の茶菓子も指定していたほど。。。。ふた昔の話ではありますが時代を感じますね。

そしてハウスメーカーという大きな時代のムーブメントに押され、腕のいい大工でも営業しないと仕事がとれなくなりました。

昨今のハウスメーカー系の組立式の住宅と違い、今でも工務店は在来軸組工法の住宅を手掛けているところが多いです。大工技術、職人技能がまだまだ必要不可欠なアナログな業界です。新築1棟を建てるのに25社以上の専門業者との合同作業で完成させていきます。

新築をつくるということは、人生の中でもっとも大きなお金を払う買い物になるご家族が大多数です。そのご家族のマイホーム建築に携われることに感謝の気持ちを持ち、チームプレーで期待以上の家を引渡したいと思っています。

また忙しい春になります。

初心を忘れずに、1棟1棟に入魂させていただきます。

 

 

 

少し寂しい春になりました。

出会いと別れの季節がきました。

そして今年は少し寂しい春になりました。

弊社営業コーディネーターである吉田さんが今月で退職となります。

お客様以下関係各社の皆様、大変お世話になりました。

初めて会った6年前の春。

面接の時に本物の建築をしてみたいという動機で、実家のある中越から新潟市に引越して仕事に就いてきてくれました。当時はFCグループでの活動しており、とても忙しい毎日を頑張ってくれました。

小さな工務店ということもあって、やることは山ほどありマニュアルなんて無かった時でしたから、営業からコーディネーターや雑務など全て彼女が担当してもらました。社内連絡役となり、私の右腕として実力を十二分に発揮してくれました。意見の違い衝突したときもありましたが、よくついてきてくれたと感謝してます。

今でこそ働き方改革もあり、週休2日ではありますが、当時の彼女は2人分の仕事をこなしているようで、多大なる功労をしてもらいました。

今後は実家に戻り、ご両親の面倒を見ながら働くそうです。私はひそかに寿退社だと思っていますが。。。(笑)

千癒の家の礎を築いてくれたスタッフの一人を失うことは、とても辛く寂しいことではありますが、今後の彼女の船出を心から応援したいと思います。

明日は送別会です。最後は笑顔で送り出します。

一生懸命に真面目に働いたスタッフにエールをお願いします。

 構造見学会in新発田

今月23日に久しぶりの構造見学会を行います。仕様を変更しての見学会になりますので、少し楽しみです。

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様だけでなく、リビングに壁掛けエアコン1台で全館空調を実現した空調計画もお見せできます!

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながら説明させて頂きます!

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。ご予約待ってますね。

やはり体感

24時間換気義務化と家の性能を表す数値に、相当隙間面積C値という住宅評価値に矛盾を感じていました。

C値とは、建物隙間を数値で表したと考えて頂ければと思います。断熱がよくても、このC値が大きいと、エネルギーが漏れている計算になります。しかし24時間換気システムが動いている住宅は、外部から給気して室内の汚染空気を排気していますので、C値を気にしない大手ハウスビルダーが多いのも頷けます。

省エネ住宅は断熱数値がいいことを謳っていますが、数値が良くても住んでみて快適でない住宅もたくさんあることは事実です。家づくりの原理原則を考えると機械に極力頼らない、体感が快適でシンプル工法も選択肢にあってもいいと思います。

ハウスメーカーC値参照値

1位 一条工務店 0.71
2位 スウェーデンハウス 0.73
3位 グランツーユー 0.99
4位 東急ホームズ 2.0
4位 セキスイハイム 2.0
5位 トヨタホーム 2.7
6位 エスバイエル 3.7
7位 三菱地所ホーム 5.0ぐらい
住友不動産 5.0ぐらい
ミサワホーム 5.0ぐらい
住友林業 5.0ぐらい
ダイワハウス 5.0ぐらい
積水ハウス 5.0ぐらい
旭化成へーベルハウス 5.0ぐらい
パナホーム 5.0ぐらい
三井ホーム 5.0ぐらい

そろそろ春です。

今年の冬は短ったように感じます。

一昨年の新潟市が記録的な大雪だったこともあり、今年の積雪のない現場はとても仕事がスムーズに進んでおります。

最近も春近しの陽気に恵まれ、これからはより外の仕事がしやすくなります。残っている土間コンクリート工事も段取り中です。

3月からは新築2棟着工します。

私たちを家づくりパートナーにご指名頂いたことに心から感謝いたします。真面目に真摯に本物の無垢材の家である真の健康住宅をお届けします。

忙しい時期ではありますが、新しい出会いにワクワクしております。

桜の開花予想も早くなりそうです。

今年は例年以上に活気に満ち溢れています。

まずは一棟一棟、お客さまの夢のマイホームを心を込めて作らせていただきます!

無垢材の力

千癒の家は100%自然素材の家です。

床、壁、天井、梁、扉、建具、押し入れクローゼットの中なども

全て無垢材で仕上げます。

パインと杉、漆喰、桐などを標準仕様として適材適所に使っていますが、今後も家具の無垢材ラインナップが増えてきます。

堅い材質の無垢、柔らかい材質の無垢があります。堅い無垢は傷はつきにくいですが、足が冷たく疲れやすい。逆に柔らかい無垢は暖かいが簡単に傷が付いてしまうなどの特徴があります。

特に小さなお子様のいるご家庭は、無垢材の床のキズはしかたがありません。自然素材の家ですので、あまり神経質になってはいけません。

住んでいるお客さまのご自宅の床には生活感のある傷がついています。その傷もその時の思い出となり、味わいが出てくる材料は無垢材だけなのです。しかし、決して汚い感じはせず、いい感じだと私は思います。

どんな感じかを目で見て確認したい方はご連絡でください。

自然素材の家に住むということは、無垢材と共に暮らすということになるのです。

冷暖房の空調計画

住宅の断熱性、気密性が良くなることと平行にどんな冷暖房器具を選択しどんな空調計画をするのかが重要になってきています。

エアコン1台で暖房費が月数千円で抑えられる全館空調の住宅は、巷のトレンドで、もう近い将来は当たり前になってくると思います。

私たちの基本思想は、機械に極力頼らない家づくりですが、イニシャルコストがかからず、よりローエネルギーで全館空調ができるラインナップを専門家から教えて頂き考えています。シンプルなエアコンに天井ダクトを繋ぎ吹き出し口8ヶ所を設けることや、ファンで暖気を送風するタイプなどお客さまの暮らしと考え方に添った空調計画をご提案させていただいてます。

ZEHなどの高性能機械を盛り込んだ最新省エネ住宅も24時間機械を使って建物を維持しますので、機械の耐久時間が過ぎると壊れて取り換えるリクスは必ずあります。その時の取替修繕費用は、システムが関係してくるので、いくらかかるかは?は未知数です。ここが不安な面でもあります。

最終的に行き着くところは、躯体性能を高めたシンプルな機械空調計画となります。どんなに性能の良い機械も製品寿命は10年ということは頭の片隅に置いておいたほうがいいですね。

 

 

高断熱は健康寿命の秘訣

海外では住宅に温熱基準があります。アメリカや欧州などの先進国だけでなく、中国や韓国にもあります。日本にも基準はありますが、罰則規定ではないので、極端な話、断熱材が入ってない家を作って販売しても問題ないことになります。

イギリス(英国)基準をみてみましょう。英国は条例で16℃以下になる室内温度になる建物は解体命令がでるところもあります。


『HHSRS』(英国保健省)の寒さに関する評価によると、人が健康でいられる温度は21℃前後、16℃以下になると深刻な健康リスクが高まるとされています。寒さは健康の大敵なのです。また、部屋ごとの温度差も血圧変動に大きな影響を与えます。断熱性能の高い家は、暖かいだけでなく、各部屋での温度差が少ないことが特徴です。暖かい住まいで活動的に過ごし、健康な毎日をおくりましょう。

英国の冬季室内温度指針

英国では、寒さによる健康リスクがまとめられており(英国保険省年次報告書2010.3)、住宅の最低室温に関する基準があります。基準を満たさない賃貸住宅(=寒い家・健康性の劣る家)の大家さんに対しては、改修・閉鎖・解体命令などが下されます(英国住宅法2006年改正)

※2015年10月の改定で21℃の記載がなくなり、全室18℃が最低推奨温度に改定された

英国保険省イングランド公衆衛生庁「イングランド防寒計画(Cold Weather Plan for England)2015.10」

暮らしの見学会

冬真っ只中です(笑)しかし、冬は私たちの住宅には大きなアドバンテージをもたらしてくれます。

さすがにストーブも無しで部屋がポカポカとはいきませんが、躯体性能が高断熱高気密ですので、暖かさが持続する保温力が強いです。

しかも冬場の光熱費も家計にやさしいと聞きます。

その生活を見て頂く、冬場の人気イベント「お客様のご自宅を体感する」があります。どんなに暖かく快適に過ごしているか、その目でその耳で是非、確かめてみていただきたいと思います。

近々アップしますので、お楽しみに!