新型コロナウイルスの影響

連日のニュースで新型コロナウイルスの感染拡大が発表されています。

 

住宅業界の影響も深刻で、中国の生産活動が停滞していることで、水まわりなど一部の住宅設備機器・建材について国内メーカーによる納期の遅れが発生しております。

 

TOTOをはじめLIXIL、クリナップ、パナソニック、タカラスタンダード、ダイキン工業など。。。主要メーカーからの通知が相次いでいます。

 

まだ先の見通しが不透明な中、お客様にはできる限りご迷惑をかからないように対応しておりますが、現場としてできることは限られていますので、歯がゆい状況でもあります。

 

新しい情報が入り次第、更新し現場の遅延がなくかつ、住宅品質をしっかり担保し、目の前のできることをしっかり行っていきたいと思います。

 

はやく正常な流通や生活に戻れることを祈っております。

 

 

 

 

完成見学会

今年最初の完成見学会のお知らせです。

 

新潟市江南区亀田水道町にて2月29日(土)・3月1日(日)の2日間から始まります。

 

うれしことにHP等の告知のみですが、見学希望のご家族様が10組ほどのご予約を頂いております。

 

千癒の家という健康住宅を体感してみたい方は是非ご連絡くださいませm(__)m

 

育む家『育む(はぐくむ)』

 

成長や発展を願って、大切に育てること。

 

大事に守って、成長させること。

 

家族の健康と成長を願い建てられたこの家は絆を深め、愛情を育むことができる家です。

 

お子様とのコミュニケーションを大切にしたいと願い、田の字型に構成されたLDK+庭は何処にいても気配を感じることができます。

 

家族の時間を大切にするため家事動線にも配慮しました。

 

ご家族で愛情を育む本物の【健康住宅】です。

3連休中の建築行事

3連休中に上棟式と地鎮祭を行います。

 

暖冬の影響で現場は予定通り進んでおり、準備は万端です(^▽^)

 

まず初日22日は東区石山で上棟式。

 

S様ご家族一同もご出席いただきます。

 

上棟式の基本はこの家に住まれるご家族の幸せと繁栄、そして工事が安全に無事終わることを祈願する儀式です。

 

四隅を清め、棟飾り、三種の神器を祀り、祝詞を上げます。

 

引渡しまで怪我や事故がないように、粛々と進むことを祈ります。

 

千癒の家に早く住んでいただきたく、我々も頑張ります!

 

最終日24日は地鎮祭。

 

I様のご家族の皆様、おめでとうございます。

 

新しい新潟の土地にまた千癒の家という健康住宅の建つことになります。

 

土地の神様にご挨拶とご家族の幸せ及び新築工事の安全祈願です。

 

また幸せなご家族が増えると思うとやはり感慨深いです。

 

来月から工事が開始になり、そして盛夏には素敵な家が完成します。

 

魂を込めた家づくりをさせていただきます。

 

世界基準のパッシブハウス

世界の先進国と日本とでは省エネ家づくりのアプローチがまったく違います。

 

日本における省エネを謳っているハウスメーカーやハウスビルダーは、機械設備の充実によるエコ住宅提案を行っています。

 

自宅で電気を作り、その電気を自宅で使ってくださいという考え方。

 

太陽光ソーラーパネルなどで電気を作り、全館空調システム等の機械設備を賄うことが特徴です。

 

2020年義務化にならなかったZEHの定義がこれです。

 

家の中が機械だらけなので生涯維持費がかかります。

 

どうしても機械稼働時間の関係で耐久年数が過ぎると壊れてきます。

 

昨今の日本型エコ住宅はこの修繕費用が高額になる傾向です。

 

しかしヨーロッパなど先進国は設備に頼って光熱費を賄おうというのではなく、その前に構造躯体の性能をあげてエネルギー消費量ロスの小さな快適住空間を維持しようという考えです。

 

これが世界基準の「パッシブハウス」の考え方です。

 

最小の設備で快適住空間を維持できる「パッシブハウス」は、設備の老朽化による出費も少なく、CO2の排出を抑えることのできる地球環境にも優しい「健康エコ住宅」なのです。

 

私たちは、自然素材とこの考え方を取り入れた「本物の健康住宅」をご提供していきたいと思います。

雪室ブランド

ついに今年も雪が降りました。

 

新潟がここまで降らないと心配した人の方が多かったんじゃないでしょうか。。。。

 

生活には妨げになる雪ですが、昨今では雪室ブランドが定着しつつあります。

 

自然雪の冷房設備や貯蔵庫等で、機械冷房には出せない食物の本来の旨味を出して、評価を得ています。

 

全国区の新潟ブランドと言えば。。。米、酒、雪です。

 

米は魚沼産コシヒカリ。

 

酒は越乃寒梅。

 

そして近年、雪は雪室となってきています。

 

雪国新潟に古くから伝わる食品保蔵方法「雪室」。

 

雪室保蔵食品メーカー21社と協同し、統一ブランド「越後雪室屋」を皮切りに、多くの雪室ブランド団体が生まれてきています。

 

全国だけでなく、世界に向けて新潟独自の新しいブランド発信を行なっています。

 

雪室に入れて熟成させることで他とは違う付加価値が生まれ、手間暇かけたこだわりのあるリッチな部分と、みなさんの情熱を多くの方々に届けていただきたいと思います。

 

 

 

水平線の美

日本と欧米の家のデザインを見比べて、大きな違いを感じるのは、水平線と垂直線に象徴されるように思えます。

 

もちろん、永い歴史や文化の違いもあります。

 

家をつくるのに、屋根をつくるか、壁をつくるか、あるいは、木でつくるか、石でつくるかという違いから始まっているようです。

 

雨が多く、樹木も豊富に育つ日本では、柱を立てて屋根をかけることから家づくりが始まります。

 

雨も少なく、樹木も限られた欧州では、石積みの壁を立てることから建築が始まります。

 

石であれば積み重ねてつくることが必然的に、窓も小さく、縦長になり、垂直線が強調されたデザインになります。

 

一方、柱を固定するために貫をいれ、障子を並べた大開口は横に展開します。

 

その上、雨だれを避けるように軒を伸ばせば、必然的に水平線が強調されたデザインになります。

 

世界に誇れる日本的家屋のデザイン美は水平線なのです。

 

その日本的な水平線を活かしたデザインをアメリカ風土にいかしたフランク・ロイド・ライトがプレーリー様式を生み出しました。

 

 

 

 

通気胴縁工法の問題点

建築において、防水は非常に重要な役割を果たします。

 

防水には「一次防水」と「二次防水」というものがあります。

 

一次防水は、外壁や屋根の仕上げ材のことで分かりやすいですよね。

 

建物の一番外側にあって、雨や風を防ぐための役割を果たしています。

 

外壁サイディングを施工したら、その外壁ボード同士のつなぎ目は隙

 

間が空くので、その隙間を埋めるために「シーリング材」というもの

 

を注入します。

しかしこのシーリング材は劣化しやすいものが多く、ひび割れたり、剥がれたりが多発します。

 

なので、千癒の家では外壁にサイディングは使用しませんし、シーリング材も劣化しやすい一次防水部分には出来る限り使いません。

 

サイディング外壁には定期的な点検と補修や張り替えが必要になってきます。

 

結果的に、雨水が外壁の中にまで入り込んでしまうことになる可能性が出てきます。

 

さて、そこで二次防水の出番です。

 

これは、一次防水ラインを飛び越えてきてしまった雨水などに対して効果を発揮します。

 

外壁は透湿防水シートや屋根であればルーフィングという建材になります。

 

つまり、構造上、日本の家の防水は二段構えであり「長期優良住宅」などの通気胴縁工法などはこれになります。

 

 

そして、ここからが本題になります。

 

外壁のシーリングなどが劣化していくことが分かっている以上、透湿防水シートによる二次防水は「最後の砦」といったところなのです。

 

しかし透湿防水シート、白蟻薬剤や太陽熱で化学変化を起こすことが報告されてきました。

 

新築住宅には防蟻薬剤も必要なものですから、これを散布しない、ということは難しいでしょう。

 

透湿防水シートは、本来水を防ぐべき、お施主さまの資産となる家を守るためにとても重要な建材なのに、この程度の外的要因で、その役目を果たせなくなってしまってよいのでしょうか?

 

日本透湿防水シート協会」も、もちろんその現象を承知しているようで、HPのお知らせを見ると、下記のように記載があります。

 

日本透湿防水シート協会

 

表題の件、従来は、防蟻・防腐剤が十分に揮発した構造材を使用する限り、透湿防水シートへの影響はほとんど無いものと考えられておりましたが、昨今、構造材のみならず通気胴縁に対しても防蟻・防腐処理されるケースが増加しており、雨水に晒され溶け出した防蟻・防腐剤が透湿防水シートの防水性を低下させるリスクが高まってきております。

防蟻・防腐処理されている胴縁を使用する場合、
施工中雨水で濡らさぬよう、胴縁施工後は外装材を速やかに施工するなど、十分にご注意頂きたく、お願い申し上げます。

 

施工中に、雨で濡らさないようにしてください」というのは、裏を返せば「濡れてはまずい素材です」と言っていることになります。

 

 しかし、先にお伝えしたように、これは二次防水ライン。

 

突破されてしまうリスクのある一次防水の先の、最後の砦であるはずです。

 

それなのに、これを濡らさないでくださいというのは、その本来の「防水性能」を有していないということになります。

 

実はこのような問題は、10年近く前から言われていたことでした

 

また、海外の製品では、こういった課題を解決している透湿防水シートもあります。

 

ですので、そのリスク解消が実現不可能というわけではないのに、国産メーカーの透湿防水シートは、ほぼすべて、この「防水シートなのに防水しない問題」が起こっているのが現実です。

 

「新潟の冬が暖かい」を体験できるイベント

今年は暖かい冬になっております。

 

私たちにとっては、現場工事が順調に進むので助かっております。

 

そして恒例のイベントが始まっています。

 

「新潟の冬が暖かい」を体験できる住宅見学会。

 

冬の暖かさを体感して頂く暮らしの見学会です。

 

現在、千癒の家にお住まいになっているご家庭に訪問し、お施主さまから直接話が聞けるイベントです。

 

本当に暖かいのか?

 

エアコンだけでも十分な室内の暖かさを体感していただけます。

 

天然無垢のじんわり暖かい快適さ、ランニングコストのパフォーマンスの良さなど。。。

 

住んでいるご家族から実際の声を聞いていただければと思います。

 

また昨年から引き続きの冬の宿泊体験も実施しております。

 

雪国は寒くなると、暖かい家を求めて行動する方が増える傾向にあります。

 

ご協力いただけるお宅から順次開催いたします。

 

ご興味ありましたら、是非お問い合わせください。

ご契約in長岡

IH様ご夫婦とご契約させていただきました。

 

心から感謝いたします。

 

長岡市という地域での新築工事になります。

 

また一つ新潟の地に「千癒の家」が建つこと、また幸せなご家庭を築くお手伝いができることに喜びを感じています。

 

地鎮祭は2月末になりました、そして完成は晩夏です。

 

素晴らしい家を心待ちにしてくださいね。

 

スタッフ一同全力投球していきますので、よろしくお願いします。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

 

ご縁ある皆さまが幸多き一年でありますように。。。

 

また、素晴らしい出会いがありますように。。。

 

私たちが造りたい健康住宅は、厳選素材の自然素材だけで温熱環境も整え、極力機械に頼らない家づくりを行っております。

 

マイホーム建築をすることは、ご家族にとっては生涯を背負う大仕事です。

 

そのパートナーに選ばれたからには尽力しなくてはいけません。

 

新築住宅を求めるご家族のためにも、必要とされる建築屋として、地元の工務店として存在意義を発揮してきたいです。

 

今年で創業61年になりました。

 

住宅や個々の家族にも新しい常識が生まれてきていますし、その新しい価値感に対応できる会社としての柔軟性を持ち続けていたいと思います。

 

また1年がはじまります。

 

今年もよろしくお願いします。