構造見学会in東区

今週29日(日)に構造見学会を行います。

 

久しぶりなので少し楽しみです。

 

構造見学会の趣旨は仕上ると隠れてしまう天井裏、壁内、床下等の住宅の中でも重要な部位や配線、配管などを確認して頂くことであります。

 

耐震構造や雪国新潟にフィットした断熱仕様だけでなく、リビングに壁掛けエアコン1台で室内が暖かい理由もお話させてください!

 

何故、この様な仕様でつくることが住まい手にとっていいことなのか?イニシャルコスト、ランニングコスト、機械耐久コストを実際のモノを見ながらご説明します。

 

是非、千癒の家の構造見学会にお越しください。

 

ご予約待ってますね。

感謝の引渡し

いよいよ完成した家のお引渡しになります。

 

出会いは2年前。。。秋葉区の見学会に来られたことがご縁のはじまりでした。

 

ご夫婦には、可愛いお子さん3人いる賑やかなご家族。

 

夫婦のご意向もあり自然素材の家をマイホームにすることに決め、最後は千癒の家を生涯のパートナーにして頂きました。

 

本当に感謝しております。

 

土地探しは、希望されている地域をご主人が刑事のように(笑)足で稼いだ情報を仕入れ、いい土地をいい価格で購入できました。

 

設計打合せに入ってからは事務所でスタッフとお子さん3人とで遊ぶ光景は懐かしく感じています。

 

こだわりと想いがたくさん詰まったシンプルでかつ暮らし易い素敵な家を造らせて頂きました。

 

実しやかな可能性を秘めている真の健康住宅ですので他の家にないエネルギーがあることは間違いありません。

 

家族みんなが笑顔を育む家になることでしょう。

 

癒しを感じて、ゆっくりと経年を感じていただければと思います。

 

完成しても決してお付き合いは終わりませんので、今後もよろしくお願いします。

 

A君、Mちゃん、U君の成長を心からお祈りしています。

 

感謝。

新型コロナウイルスの統計データ


新型コロナウイルスの感染者率(3月12日現在)

人口(概算)  感染者数  感染者比率
東  京 12,000,000    75       0.001%
韓  国 51,000,000    7,869     0.015%
イタリア 60,000,000   15,113    0.025%
イラン  79,000,000   10,075    0.013%

 

イタリアの感染率が突出しています。

 

報道は、イタリアとイランの感染者数を話題にしていますが、感染率ではイタリアが、イラン、韓国の約2倍になっています。

 

なお、韓国は、ここにきて感染者数の伸びが収まってきました。

 

先週末には、韓国とイタリアは、感染者数がほぼ同数でした。

 

それが、この数日でイタリアは患者数が36.6%伸びたのに対して、韓国は7.6%でした。

 

このことから、今回の問題は、各国で違う展開をはじめていることがうかがえます。

 

韓国で何がなされ、イタリアでは何があったのか?

 

報道は何も語ってくれないのが残念です。

 

なお、東京の感染者率が極端に少なく、韓国、イランに対して一桁違います。

 

次に検査人数(3月12日現在)東京都1,440人他国は不明。

 

ただし、韓国の検査数は、日本の23倍~60倍という記事があります。

 

根拠は不明ですが60倍の検査能力があるとすると、86,400人。

 

この数字で(感染者数÷検査数)を見ると、東京都7.60%、韓国9.11% 仮に、23倍の検査能力だと韓国は23%近い数字になってしまいます。

 

なお、「2月27日現在の韓国の検査数は4万4,157人。日本は26日午後1時基準でクルーズ船の乗客を除けば1,890件にとどまっている」という記事を信じれば、単純計算で23倍は確かな数字です。

 

検査数の根拠は調べようがありませんが、一つの判断材料にはなりそうです。

 

ですから、日本(東京)の感染者数の少なさは、検査数の絶対的な少なさによるものとはいえ、(感染者数÷検査数)でも韓国よりも小さい可能性があります。

 

この件に関しては、18日が過ぎないとなんとも言えません。18日からは一日最大でおよそ3,800人の検査を行うことになるので、その数字を見てからの判断とならざるを得ないでしょう。

 

なお、検査数との比率でも見ても、ここ数日の韓国の感染率の収まりは顕著です。

 

もう少し、こうした事実と事実の根拠を調査した報道が欲しいものです。

 

新型コロナウイルスの影響

連日のニュースで新型コロナウイルスの感染拡大が発表されています。

 

住宅業界の影響も深刻で、中国の生産活動が停滞していることで、水まわりなど一部の住宅設備機器・建材について国内メーカーによる納期の遅れが発生しております。

 

TOTOをはじめLIXIL、クリナップ、パナソニック、タカラスタンダード、ダイキン工業など。。。主要メーカーからの通知が相次いでいます。

 

まだ先の見通しが不透明な中、お客様にはできる限りご迷惑をかからないように対応しておりますが、現場としてできることは限られていますので、歯がゆい状況でもあります。

 

新しい情報が入り次第、更新し現場の遅延がなくかつ、住宅品質をしっかり担保し、目の前のできることをしっかり行っていきたいと思います。

 

はやく正常な流通や生活に戻れることを祈っております。

 

 

 

 

完成見学会

今年最初の完成見学会のお知らせです。

 

新潟市江南区亀田水道町にて2月29日(土)・3月1日(日)の2日間から始まります。

 

うれしことにHP等の告知のみですが、見学希望のご家族様が10組ほどのご予約を頂いております。

 

千癒の家という健康住宅を体感してみたい方は是非ご連絡くださいませm(__)m

 

育む家『育む(はぐくむ)』

 

成長や発展を願って、大切に育てること。

 

大事に守って、成長させること。

 

家族の健康と成長を願い建てられたこの家は絆を深め、愛情を育むことができる家です。

 

お子様とのコミュニケーションを大切にしたいと願い、田の字型に構成されたLDK+庭は何処にいても気配を感じることができます。

 

家族の時間を大切にするため家事動線にも配慮しました。

 

ご家族で愛情を育む本物の【健康住宅】です。

3連休中の建築行事

3連休中に上棟式と地鎮祭を行います。

 

暖冬の影響で現場は予定通り進んでおり、準備は万端です(^▽^)

 

まず初日22日は東区石山で上棟式。

 

S様ご家族一同もご出席いただきます。

 

上棟式の基本はこの家に住まれるご家族の幸せと繁栄、そして工事が安全に無事終わることを祈願する儀式です。

 

四隅を清め、棟飾り、三種の神器を祀り、祝詞を上げます。

 

引渡しまで怪我や事故がないように、粛々と進むことを祈ります。

 

千癒の家に早く住んでいただきたく、我々も頑張ります!

 

最終日24日は地鎮祭。

 

I様のご家族の皆様、おめでとうございます。

 

新しい新潟の土地にまた千癒の家という健康住宅の建つことになります。

 

土地の神様にご挨拶とご家族の幸せ及び新築工事の安全祈願です。

 

また幸せなご家族が増えると思うとやはり感慨深いです。

 

来月から工事が開始になり、そして盛夏には素敵な家が完成します。

 

魂を込めた家づくりをさせていただきます。

 

世界基準のパッシブハウス

世界の先進国と日本とでは省エネ家づくりのアプローチがまったく違います。

 

日本における省エネを謳っているハウスメーカーやハウスビルダーは、機械設備の充実によるエコ住宅提案を行っています。

 

自宅で電気を作り、その電気を自宅で使ってくださいという考え方。

 

太陽光ソーラーパネルなどで電気を作り、全館空調システム等の機械設備を賄うことが特徴です。

 

2020年義務化にならなかったZEHの定義がこれです。

 

家の中が機械だらけなので生涯維持費がかかります。

 

どうしても機械稼働時間の関係で耐久年数が過ぎると壊れてきます。

 

昨今の日本型エコ住宅はこの修繕費用が高額になる傾向です。

 

しかしヨーロッパなど先進国は設備に頼って光熱費を賄おうというのではなく、その前に構造躯体の性能をあげてエネルギー消費量ロスの小さな快適住空間を維持しようという考えです。

 

これが世界基準の「パッシブハウス」の考え方です。

 

最小の設備で快適住空間を維持できる「パッシブハウス」は、設備の老朽化による出費も少なく、CO2の排出を抑えることのできる地球環境にも優しい「健康エコ住宅」なのです。

 

私たちは、自然素材とこの考え方を取り入れた「本物の健康住宅」をご提供していきたいと思います。

雪室ブランド

ついに今年も雪が降りました。

 

新潟がここまで降らないと心配した人の方が多かったんじゃないでしょうか。。。。

 

生活には妨げになる雪ですが、昨今では雪室ブランドが定着しつつあります。

 

自然雪の冷房設備や貯蔵庫等で、機械冷房には出せない食物の本来の旨味を出して、評価を得ています。

 

全国区の新潟ブランドと言えば。。。米、酒、雪です。

 

米は魚沼産コシヒカリ。

 

酒は越乃寒梅。

 

そして近年、雪は雪室となってきています。

 

雪国新潟に古くから伝わる食品保蔵方法「雪室」。

 

雪室保蔵食品メーカー21社と協同し、統一ブランド「越後雪室屋」を皮切りに、多くの雪室ブランド団体が生まれてきています。

 

全国だけでなく、世界に向けて新潟独自の新しいブランド発信を行なっています。

 

雪室に入れて熟成させることで他とは違う付加価値が生まれ、手間暇かけたこだわりのあるリッチな部分と、みなさんの情熱を多くの方々に届けていただきたいと思います。

 

 

 

水平線の美

日本と欧米の家のデザインを見比べて、大きな違いを感じるのは、水平線と垂直線に象徴されるように思えます。

 

もちろん、永い歴史や文化の違いもあります。

 

家をつくるのに、屋根をつくるか、壁をつくるか、あるいは、木でつくるか、石でつくるかという違いから始まっているようです。

 

雨が多く、樹木も豊富に育つ日本では、柱を立てて屋根をかけることから家づくりが始まります。

 

雨も少なく、樹木も限られた欧州では、石積みの壁を立てることから建築が始まります。

 

石であれば積み重ねてつくることが必然的に、窓も小さく、縦長になり、垂直線が強調されたデザインになります。

 

一方、柱を固定するために貫をいれ、障子を並べた大開口は横に展開します。

 

その上、雨だれを避けるように軒を伸ばせば、必然的に水平線が強調されたデザインになります。

 

世界に誇れる日本的家屋のデザイン美は水平線なのです。

 

その日本的な水平線を活かしたデザインをアメリカ風土にいかしたフランク・ロイド・ライトがプレーリー様式を生み出しました。

 

 

 

 

通気胴縁工法の問題点

建築において、防水は非常に重要な役割を果たします。

 

防水には「一次防水」と「二次防水」というものがあります。

 

一次防水は、外壁や屋根の仕上げ材のことで分かりやすいですよね。

 

建物の一番外側にあって、雨や風を防ぐための役割を果たしています。

 

外壁サイディングを施工したら、その外壁ボード同士のつなぎ目は隙

 

間が空くので、その隙間を埋めるために「シーリング材」というもの

 

を注入します。

しかしこのシーリング材は劣化しやすいものが多く、ひび割れたり、剥がれたりが多発します。

 

なので、千癒の家では外壁にサイディングは使用しませんし、シーリング材も劣化しやすい一次防水部分には出来る限り使いません。

 

サイディング外壁には定期的な点検と補修や張り替えが必要になってきます。

 

結果的に、雨水が外壁の中にまで入り込んでしまうことになる可能性が出てきます。

 

さて、そこで二次防水の出番です。

 

これは、一次防水ラインを飛び越えてきてしまった雨水などに対して効果を発揮します。

 

外壁は透湿防水シートや屋根であればルーフィングという建材になります。

 

つまり、構造上、日本の家の防水は二段構えであり「長期優良住宅」などの通気胴縁工法などはこれになります。

 

 

そして、ここからが本題になります。

 

外壁のシーリングなどが劣化していくことが分かっている以上、透湿防水シートによる二次防水は「最後の砦」といったところなのです。

 

しかし透湿防水シート、白蟻薬剤や太陽熱で化学変化を起こすことが報告されてきました。

 

新築住宅には防蟻薬剤も必要なものですから、これを散布しない、ということは難しいでしょう。

 

透湿防水シートは、本来水を防ぐべき、お施主さまの資産となる家を守るためにとても重要な建材なのに、この程度の外的要因で、その役目を果たせなくなってしまってよいのでしょうか?

 

日本透湿防水シート協会」も、もちろんその現象を承知しているようで、HPのお知らせを見ると、下記のように記載があります。

 

日本透湿防水シート協会

 

表題の件、従来は、防蟻・防腐剤が十分に揮発した構造材を使用する限り、透湿防水シートへの影響はほとんど無いものと考えられておりましたが、昨今、構造材のみならず通気胴縁に対しても防蟻・防腐処理されるケースが増加しており、雨水に晒され溶け出した防蟻・防腐剤が透湿防水シートの防水性を低下させるリスクが高まってきております。

防蟻・防腐処理されている胴縁を使用する場合、
施工中雨水で濡らさぬよう、胴縁施工後は外装材を速やかに施工するなど、十分にご注意頂きたく、お願い申し上げます。

 

施工中に、雨で濡らさないようにしてください」というのは、裏を返せば「濡れてはまずい素材です」と言っていることになります。

 

 しかし、先にお伝えしたように、これは二次防水ライン。

 

突破されてしまうリスクのある一次防水の先の、最後の砦であるはずです。

 

それなのに、これを濡らさないでくださいというのは、その本来の「防水性能」を有していないということになります。

 

実はこのような問題は、10年近く前から言われていたことでした

 

また、海外の製品では、こういった課題を解決している透湿防水シートもあります。

 

ですので、そのリスク解消が実現不可能というわけではないのに、国産メーカーの透湿防水シートは、ほぼすべて、この「防水シートなのに防水しない問題」が起こっているのが現実です。