日本の「断熱性能の基準」は「世界最低レベル」

日本の大手住宅メーカーに対する信頼は比較的高い。

 

「あの会社が言っているのに、そんなに暖かくないなんてとんでもない」という感じである。

 

だが、実際、多くのハウスメーカーが「暖かいですよ」と言って建てる家は、そう暖かいわけではない。

 

一方で、きちんと暖かい家を作ることができる工務店は増えてきている。

 

つまり「暖かさのレベル」がいろいろと混在しているために、消費者は間違えやすいのだ。

 

少し考えてみましょう。

 

残念ながら日本の家の断熱性能の基準は世界に比べると著しく低い。

 

海外赴任から帰った日本人が、自国の質の低さにようやく気づき「日本の家の壁や窓がペラペラで、寒冷地でもないのに寒くて困った」という話を時々見聞きします。

 

また、隣の韓国や中国も、今や地球温暖化防止のために基準を年々上げている。

 

そのなかで断トツに低いのが、日本の断熱性能の基準、すなわち省エネルギー基準が低いということになります。

 

この常識は、日本の住宅業界に就業している方は当たり前に知っている事実です。

 

しかし、そもそも20年以上昔の1999年に定められた基準が「次世代省エネ基準」として、いまだに住宅業界で現役であること自体がおかしいのです。

 

しかも、この古い省エネ基準で作った家を「高断熱住宅」にしようという流れにもなっている。それほど優秀でもない住宅を、高断熱高気密住宅と呼んでいます。

 

だが、この住宅では今まで建てられてきた住宅の体感とさほど大きく変わらなく、営業マンは、このレベルを高断熱であると言い、消費者は「そこまで言うなら、そんなものかな」と納得させられてしまうのである理由が根本の問題であると感じております。

 

ノンベニア工法=全て無垢材

弊社が無垢材で標準仕様にしている木材は「スギ、ヒノキ、パイン」です。

 

外部にレッドシーダーや収納にキリや床材に別な無垢材を使用したりしますが、

 

概ね無垢材は3種類です。

 

スギは、とても使いやすく、構造体から下地、外部の下見板にも用います。床は杉浮造り加工して傷が付きやすいデメリットをカバーします。

 

ヒノキは、防虫防蟻対策で全ての土台に用います。それだけでなく、ホウ酸処理を施しますので、安心安全な防虫防蟻工法としています。

 

パイン(マツ)も構造体から床、壁の仕上げに多用います。ちなみに弊社は下地等に合板ベニアは一枚も用いない、ノンベニア工法になっています。

 

スギ

成長が早く森林サイクルを続けやすいことから、戦後に農林水産省が植林事業としてスギが採用され、現在では日本を代表する木材の一つになっています。軽くて柔らかいので、加工がしやすく床材だけでなく内装建具にも使用されます。

肌触りがよく赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えますが、その一方でキズがつきやすく独特の香りがあるため、そうした特性が気になる場合は、フローリングなど広い面積に使用するのは控えたほうがよいかもしれません。

ヒノキ

高級木材として日本では古くから知られ、その独特の香りは癒し効果があるため、ヒノキ風呂を楽しむ人も多くいます。また強度や耐久性に優れ、湿気やシロアリにも強いことから住宅の構造材として採用されることもあります。

フローリングに使用すると、部屋全体がヒノキの香りに包まれます。合板のように表面が剥がれてくることもなく丈夫で、経年による色合いの変化も楽しむことができます。また熱伝導率が低く断熱効果もあるなど価格はやや高めでも多くのメリットがあります。

パイン(マツ)

マツ科の木からとれる建材のことをパイン材と言います。明るい色と個性的な木目模様が特徴的で、ナチュラルな雰囲気を楽しむには最適です。香りもよく無垢材の中でも安価なので、広い面積をとるフローリングによく使用されます。

柔らかく加工がしやすい点では、スギと似ていてキズがつきやすいのも同じです。また最も注意しなければならないのが、シロアリ対策です。シロアリ被害を受けやすいので、湿気が多い場所に使用しないなど予防策を立てておく必要があります。

新ライフプランイベント

マイホームをご検討されているご家族がまず考えなくてはいけないことは、お金のことです。

 

私たちは家計の設計図=ライフプランニングをおすすめしています。

 

マイホームにどれだけのお金を使っても、これから月々の支払いがあったとしても日々の生活が心配ないかというお金の道しるべです。

 

このライフプラニングは、生涯で得る収入と支出を専門家と一緒に相談し無理のない計画を考えます。

 

特に土地から購入し、長期に住宅ローンを借り入れする方は金額も高額になりますので、損得の面からみても重要だと思っています。

 

ライフプランニングでご自分の現在の状況と将来像をイメージしてからでも遅くないはずです。

 

そして、新しいライフプランナーと新イベントを行います。

 

「家づくりにはお金が必要」ですが、人生にかかる出費は家づくりだけではありません。家づくり以外にも、下のような疑問を皆さんがお持ちです。

□ 教育費っていつ、どのぐらいかかるの?
□ みんなは教育費をどれぐらい貯めているの?
□ 学資保険より増えるものがあるって聞いたけど…
□ 賃貸と持ち家ってどっちがお得なの?
□ 購入してから住宅ローンが払えるか心配…
□ 住宅ローンの選び方のポイントは?
□ 金利は変動・固定どっちがお得なの?
□ 住宅の買い時っていつ?
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【場所】千癒の家にご来訪いただきスタッフがご挨拶させていただいた後、黒川先生とZOOMでお話いただきます。

千癒の家スタジオ
〒951-8006 新潟県新潟市中央区附船町1丁目4273番地1

【参加費】無料
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【特典】希望者のみ、個別面談をお受けします。
【申し込み締切り】開催日前直近の金曜日まで

 

ZEH義務化ならず

ZEH(ゼッチ)=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス

 

今年2020年に義務化になる予定だった新しい住宅仕様でした。

 

ZEHにしないと、罰則規定を設ける法律。

 

しかし、予想通りに足並み揃わず。

 

まぁ当初から無理がありました。

 

一番のネックは。。。新築屋根全てに自宅発電が義務になる方向性で太陽光ソーラーパネル等を設置しなくてはならないこと。

 

私見ですが、住宅屋根に載せる太陽光ソーラーパネルは疑問視しています。

 

太陽光ソーラー売り手の「得する」入口が間違いです。

 

新潟は日本有数の日照時間が短い県で、売れてない都道府県の一つです。

 

また、ソーラーパネルの稼働時間が長くなると、機械なので、吸収率が下がることがわかっています。

 

新しいパネルと古いパネルでは、効率も違ってきます。

 

直流から交流に変換するコンデンサーなども経年故障すると修繕費もかかることでしょう。

 

自家発電消費や売電したことで家計に優しい太陽光ソーラーは、10年過ぎてくると、そのソーラー貯蓄を食い尽くすことが予想されます。

 

高額の機械で頼った家より、パッシブな考え方、そして自然素材を取り入れた建材を中心とした極力機械に頼らない省エネ住宅が住み手にとって一番いいと思います。

 

家づくりをお考えの皆様には、家族が幸せになるマイホームを選んでいただきたいです。

 

 

 

 

学校の新しい生活様式

新型コロナウイルス感染症の蔓延により、誰も予想しなかった子供たちの長い臨時休校が実施されました。

 

そして、その間に文科省は、新型コロナウイルス感染症については、学校における感染およびその拡大リスクを可能な限り低減した上で、学校運営を継続していく必要がある。としています。

 

たしかに、現場の先生方は、「3つの密」を回避するため、とてもご苦労していると見聞きしました。

 

そして、消毒としてアルコール品切れ不足していた時には、次亜塩素酸などが消毒に活用されていましたが、子供たちの中には、化学物質に過敏な体質な子もいて、体調不良を訴えるお子さんも多数いたと聞きました。

 

感染症対策としての化学物質により対処方法が、昨今では当たり前になっていますが、化学物質は人体に蓄積するものです。

 

人を容器に例えれば、容器が大きなドラム缶のような大きさであれば、毒素が蓄積しても、発病リクスは少ないですが、おちょこのように小さければ、容器から溢れ出すことで、去年は何も感じなかったことが、今年はなんだか体調が悪いとなるのです。

 

特に、子どもたちは、成長過程を歩んでいます。

 

人は環境に適応できる生き物ですが、悪害に適応すると、どこかで別な反動が出てきます。

 

その子どもたちは、住む家を選べません。

 

どんな家で、家族で暮らすか?を今一度、考えてみたいものです。

 

 

 

 

 

 

ご参加ありがとうございました。

先週の完成見学会が無事終了いたしました。

 

予想以上のご予約があり、熱心な方々に来て頂き、心から御礼申し上げます

 

大好評の見学会で、スタッフ一同嬉しい悲鳴でした。

 

材料と工法をリニューアルした新ブランド「千癒の家」を掲げて3年。

 

相談会や見学会に来場して頂けるご家族は増え、手ごたえを感じております。

 

皆さま、ありがとうございます。

 

私たちが良いと思う住宅は、本当にお客さまにとって良い住宅なのか?

 

私たちが薦めている健康住宅は、これから数十年間暮らすご家族にとって本当に快適な住まいになるのか?

 

私たちが言っていることと建物に相違がないように、巷のトレンドや流行の住宅の情報を得ながらも、本物の健康住宅をつくるという信念をもって日々仕事をしています。

 

そして、いつも応援して頂けるお客さまが多くいることに幸せを感じます。

 

多く声援と幸せの声を頂き、私たちはより活力をもらってます。

 

私たちができることは、多くのお客さまに幸せになってもらうマイホームをつくることです。。。。これからも一生懸命に頑張ります!!

 

リモート上棟式

先日は北区葛塚O様邸で上棟式を迎えました。

 

おめでとうございます。

 

今回は奥様がご出産準備で里帰りということで、初めての試みでしたが、奥様はリモート参加となりました。

 

上棟式の基本はこの家に住まれるご家族の幸せと繁栄、そして工事が安全に無事終わることを祈願する儀式です。

 

四隅を清め、棟飾り、三種の神器を祀り、祝詞を上げます。

 

引渡しまで怪我や事故がないように、粛々と進むことを祈ります。

 

年末には完成です。

 

千癒の家に早く住んでいただくために、スタッフ一同頑張りたいと思います。

 

またお客さまのご厚意で、構造見学会を開催させていただきます。

 

9月末より見学会となりますので、詳細はイベント情報にてご確認ください。

 

 

エアサーキュレーター

お盆休みはいかがでした?

 

例年とは違うお休みだったと思いますが、自宅で家族と快適に過ごせることは

 

とても大切なことだと改めて実感しています。

 

快適な環境に住むことは人を豊かにしてくれます。

 

これからの夏はより猛暑に向かっていくことが予想されます。

 

どんな家を建てて、どんな環境で住みたいか?

 

家づくりを考えている方は、しっかり勉強されることをおすすめしますm(__)m

 

夏休み中に、家電量販店に行ってきました。

 

今年はエアサーキュレーターがとても売れているそうです。

 

弊社もエアサーキュレーターは推奨している家電でございます。

 

数千円から購入できるものもありますので、是非ご活用くださいませ。

 

エアサーキュレーターとは(解説文引用)

室内の暖気は上昇、冷気は下降するため天井より高温になり、床が天井より低温になる。特に空調設備を用いる場合は締め切った室内で使うケースが一般的でこれにより天井と床の温度差が激しくなり、頭熱足冷になりやすい。サーキュレーターの風向きを天井に向けて風を送り出すことにより、室内の空気が循環し攪拌させることにより天井と床の温度差を少なくし、頭熱足冷の緩和、エアコンは温度調節をする必要が徐々に無くなるため節電や効率に繋がる

夏場にエアコンを使わず窓を開けて、窓付近にサーキュレーターを設置することで、風通しを良くする方法もある。可能であれば風の通り道の窓にそれぞれ1台ずつ設置して、1台は窓付近に置いて吸気用、もう1台は網戸に接触させて排気用にすると効果的である。

冬場もエアコン・ストーブなどの暖房機器との併用で効果を得られる場合がある[

その他、洗濯物を乾かしたり部屋の空気を入れ替える換気などにも利用できる。

 

夏期休暇

来週から夏期休暇とさせて頂きます。

 

8月13日(木)~16日(日)

 

なお、8月17日(月)より通常営業致します。

 

ご迷惑をおかけいたしますが何卒宜しくお願い致します。

 

長雨の梅雨が終わった途端、暑い日々が続いております。

 

いつもと違いコロナ禍の中ではありますが、体調管理に留意しお過ごし下さい。

 

休み明けの8月後半は、多くのイベントがあります。

 

皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

 

千癒の家は多くのご縁あるお客さんに支えられて、私たちがあります。

 

皆様方のマイホーム建築に携われることに感謝し、一生懸命に頑張らさせて頂きます。

 

これからもよろしくお願いします。

暑い夏

梅雨があけると暑い夏の到来です。

 

昨年は新潟でも気温38℃を計測された記事を思い出しました。

 

夏の暑さが年々厳しく感じます。

 

日本は亜熱帯化していると聞きますし、猛暑や水不足、気象のニュースが多いです。

 

今後、日本はどうなっていくのでしょうか。

 

大雨被害も各地におこったり急激な環境変化を危惧しております。

 

私たちの地元である新潟は米どころで全国的に有名ですが、近頃は米を作る気候に適さなくなってきていると農家さんたちは言います。

 

一昔より気温が変わってきたことや、降水量などの変化もその要因のようです

 

品種改良して、ブランド米は作れる技術はあるそうですが、今の日本で米作りに一番気候が適しているのは北海道だそうです。

 

食だけでなく、住も変化しています。断熱基準などが最もわかりやすい指針です。

 

夏に機械を極力頼らなくても涼しい家づくりをもっと改良し、本物の健康住宅を、そして自然素材のエコ住宅を極めていきたいと思います。

 

これから始まる暑い夏を乗り越りましょう!