昔からよくタンスに使われている『桐』
桐は実は樹木の仲間ではなく、「ゴマノハグサ」科ノーゼンカヅラ属に属する草の仲間です。
ストローのように幹の中心部分に穴が開いており、それで地中の水分を吸収します。
特徴として
・日本国内では一番軽い材料。
・通常の使用状態で材の中まで水分が浸透することはありません。
従って、汚れも中までは染みないという事になります。
・断熱・保温性に優れています。
・熱伝導率が樹木の中でも最低。
・多少のキズや凹みでも復元する力がある。
・強度はない
・火に強い
このような特徴から古くからタンスとして使用され、
最近では収納の内装材そのものとしてや、手触り、足ざわりの良さから床材にも
使用されるようになりました。
温故知新、いいものは取り入れやっていきたいです。