レンガが建築材料として使用されるようになったのはメソポタミア文明の時代からだそうです。
チグリス川、ユーフラテス川にわたる広大な範囲でレンガ建築が発展していきました。
レンガ建築の歴史は紀元前の建築技法なんですね。
その頃は天日干しのレンガが主に使われて現在は焼成レンガが主になったと言う変化はあるものの
これだけ長く変わらずにある建築技法も他にはないのではないでしょうか?
日本では地震による被害が懸念されあまり多くありませんが海外では数百年とたち続けています。
そしてその多くが世界遺産や重要な文化財として、また今でも美しいと思わせる魅力があります。
やはり歴史あるものは美しい、それは人間のDNAから受け継がれる本能のようなものです。
現在は新しい技術で早く効率よく作れる物が蔓延していますが
歴史を尊重し技術を受けついで本物を造っていくことが本来私たちがあるべき姿なのかもしれません。