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限りなく現場に近い 設計ブログ

シンメトリー

2014年9月2日( 火)

西洋建築、外国の建築はシンメトリーの物が美しいとされているようです。

それは自然の形の原理を征服するような形であり、有名なルーブル宮殿やベルサイユ宮殿も上から見るとシンメトリーで、

どこまで行っても対称である形に圧倒的な力を感じるのだそうです。

確かに対称のものは自然界に存在しないし、建築物だからこそできるのかもしれません。

そしてそれを美しい?すごい?と感じるのも性格もダイナミック、エキサイティングな西洋の人の感性と言えば納得です。

住宅でもその感性は見られ西洋の住宅は線対称の家が多いように思います。

そしてその線対称の同じように整った家がずらーっと並ぶとヨーロッパの美しい街並みが生まれるのです。

日本でも町屋などは同じような美しさがあります。

同じものの連続。

これも美を感じる部分なんだと思います。

人それぞれの美の感覚があってそれを共有できる感覚も養っていきたいです。

それにはいろんな感覚を勉強していかなければ。