新築購入者は3月末までの駆け込み需要で多少上向いたもののその後の反動は大きく、
さらに長い年数でみた場合若い世代を中心に新築の購入意識が低下しているそうです。
その代わりにリフォームが増加しておりその背景には若者の価値観の変化があるようです。
昔は多少無理をしても高価で立派な家を建てたいと思う方が多かったようですが、
今は家にかけるお金を減らして、ほかの趣味や楽しみにお金をかける人が増えているようです。
たしかに私自身を考えてもどちらかと言えば後者の方が強いのかもしれません。
しかし考え方を変えてみます。
リフォームをして新築の半額で済んだとします。
自分の世代は何度かのリフォームで住みつづけられたとして、(この時点で半額ではなくなっているわけですが)
子供の世代ではどうでしょう。
リフォームは限界に達し、子供は解体と新築で多額のローンを組むことになります。
親世代で新築した場合でもメーカーの住宅なら同じ道です。
本物の素材を使った新築をした場合には
子供の世代にアンティークになったプラスの資産を残してあげることができます。
自分の世代で見れば安くすんだものでも子供の世代でゴミになれば処分費が子供の負担になるのです。
子供にはお金で苦労させたくないと思う方、
考える視点を少し変えてみてもいいのかもしれません。