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中山修のブログ

新型コロナウイルスの統計データ

2020年3月14日( 土)

新型コロナウイルスの感染者率(3月12日現在)

人口(概算)  感染者数  感染者比率
東  京 12,000,000    75       0.001%
韓  国 51,000,000    7,869     0.015%
イタリア 60,000,000   15,113    0.025%
イラン  79,000,000   10,075    0.013%

 

イタリアの感染率が突出しています。

 

報道は、イタリアとイランの感染者数を話題にしていますが、感染率ではイタリアが、イラン、韓国の約2倍になっています。

 

なお、韓国は、ここにきて感染者数の伸びが収まってきました。

 

先週末には、韓国とイタリアは、感染者数がほぼ同数でした。

 

それが、この数日でイタリアは患者数が36.6%伸びたのに対して、韓国は7.6%でした。

 

このことから、今回の問題は、各国で違う展開をはじめていることがうかがえます。

 

韓国で何がなされ、イタリアでは何があったのか?

 

報道は何も語ってくれないのが残念です。

 

なお、東京の感染者率が極端に少なく、韓国、イランに対して一桁違います。

 

次に検査人数(3月12日現在)東京都1,440人他国は不明。

 

ただし、韓国の検査数は、日本の23倍~60倍という記事があります。

 

根拠は不明ですが60倍の検査能力があるとすると、86,400人。

 

この数字で(感染者数÷検査数)を見ると、東京都7.60%、韓国9.11% 仮に、23倍の検査能力だと韓国は23%近い数字になってしまいます。

 

なお、「2月27日現在の韓国の検査数は4万4,157人。日本は26日午後1時基準でクルーズ船の乗客を除けば1,890件にとどまっている」という記事を信じれば、単純計算で23倍は確かな数字です。

 

検査数の根拠は調べようがありませんが、一つの判断材料にはなりそうです。

 

ですから、日本(東京)の感染者数の少なさは、検査数の絶対的な少なさによるものとはいえ、(感染者数÷検査数)でも韓国よりも小さい可能性があります。

 

この件に関しては、18日が過ぎないとなんとも言えません。18日からは一日最大でおよそ3,800人の検査を行うことになるので、その数字を見てからの判断とならざるを得ないでしょう。

 

なお、検査数との比率でも見ても、ここ数日の韓国の感染率の収まりは顕著です。

 

もう少し、こうした事実と事実の根拠を調査した報道が欲しいものです。

 

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中山 修
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代表取締役 中山 修
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