日本と欧米の家のデザインを見比べて、大きな違いを感じるのは、水平線と垂直線に象徴されるように思えます。
もちろん、永い歴史や文化の違いもあります。
家をつくるのに、屋根をつくるか、壁をつくるか、あるいは、木でつくるか、石でつくるかという違いから始まっているようです。
雨が多く、樹木も豊富に育つ日本では、柱を立てて屋根をかけることから家づくりが始まります。
雨も少なく、樹木も限られた欧州では、石積みの壁を立てることから建築が始まります。
石であれば積み重ねてつくることが必然的に、窓も小さく、縦長になり、垂直線が強調されたデザインになります。
一方、柱を固定するために貫をいれ、障子を並べた大開口は横に展開します。
その上、雨だれを避けるように軒を伸ばせば、必然的に水平線が強調されたデザインになります。
世界に誇れる日本的家屋のデザイン美は水平線なのです。
その日本的な水平線を活かしたデザインをアメリカ風土にいかしたフランク・ロイド・ライトがプレーリー様式を生み出しました。
千癒の家(株)わいけい住宅代表の中山です。 家は人生で一番長く家族といる空間です。
ご家庭の暮らしがあり、そして上質でより豊かな『暮らしを楽しむ』家には本物の住宅環境がなくてはなりません。個性ある暮らし方にマッチした健康快適環境設計をすることでご家族皆様が『暮らしを楽しみ実用的な快適な』家が実現するのです。プロの設計と匠の技で、手間ひまを惜しまずお客さまにお届けします。
新潟で健康住宅No,1になるために、日々勉強しお客様に還元できるように努力しています。